日産、中国で新型「キャシュカイ」を発売


日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス・ゴーン)は10月16日、同社の中国の合弁会社である東風日産乗用車公司(以下、東風日産)が、中国で新型「キャシュカイ」を発売したと発表した。

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新型「キャシュカイ」は、洗練された外観デザインとプレミア感ある内装を併せ持つ、「運転する楽しさ」を感じることのできるクロスオーバー。

上級車両と比肩する自己主張の強いアピアランスと、そのコンパクトな車体サイズから、中国の都市部を中心とした車好きで活力に溢れる若者のニーズに応えるものと見られている。

なお販売価格は139,800人民元(約262万円)*からとなっている。

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新型「キャシュカイ」のプラットフォームは、ルノー・日産アライアンスのコモン・モジュール・ファミリー(CMF)をベースとしたもの。

パワートレインは、7速マニュアルモード付の新世代エクストロニックCVTと、2.0リッター直噴エンジンに加え、ターボチャージャー付1.2リッター直噴エンジンも設定されている。

新型「キャシュカイ」は、走りの質を高めるため、独立懸架サスペンションに加え、アクティブライドコントロール、アクティブトレースコントロール、アクティブエンジンブレーキ、ダブルモード車速感応式パワーステアリング、インテリジェントパーキングアシストなど、様々な先進技術を搭載した。

「キャシュカイ」そのもののスタイリングは、ヨーロッパでデザインされ、そのダイナミックでアスリート感あふれるスタイルは、日産の最新のグローバルデザインランゲージであるVモーショングリルやブーメランシェイプのLEDヘッドランプなど、特徴的なシグネチャーを採用している。

コンパクトなボディサイズでありながら、2,646mmのホイールベースを持つため、ドライバー中心のコックピットまわりや同乗者席にゆとりある空間を与え、長時間走行時の疲れを軽減するゼログラビティシートが快適さを実現するという。

新型「キャシュカイ」には、自動ブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、アラウンドビューモニター、移動物検知、車線逸脱防止支援システム、後側方車両検知警報といった、日産の最新のセーフティーシールド技術を搭載した。

東風日産の総経理である打越晋氏は、「新型『キャシュカイ』は、卓越した外観デザインと機能性により、中国市場においても次の“ゲームチェンジャー”となるでしょう。

新型『キャシュカイ』は中国の若いお客さまを魅了し、本セグメントにおける東風日産のリーダーシップをさらに強化していくことでしょう」と述べた。

中国における初代「キャシュカイ」は、クロスオーバーセグメントのパイオニアとして、2008年に同国で投入された。

2008年3月の販売開始から2015年7月までの同国における累計販売台数は600,000台を超えている。ヨーロッパ全体ではこれまでに累計180万台以上の「キャシュカイ」が販売されており、同地域においては“ゲームチェンジャー”と位置付けられている。

また、What Carが主催する昨年度の小型SUV部門の「カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、今年度は「2015ベスト・スモール・SUV」を受賞した。* 便宜上、最近の為替レート(1人民元=18.74円)を採用している。