三井不動産リアルティ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：山代裕彦、以下「三井不動産リアルティ」）は、近年増加する訪日外国人などへのサービス拡充を図る。
具体的には関連対応策の一環として、同社が運営する「三井のリパーク」駐車場の利用方法を、多言語表示するサービスを全国で開始する。
このサービスは、利用者が駐車場の精算機にあるQRコードをスマートフォンなどの携帯端末で読み取ると、駐車場の利用方法などがユーザ端末に設定された言語にあわせて翻訳される。
その他、設定された言語の音声で利用方法を聞くこともできるというもの。
言語種は、日本語、英語、韓国語、簡体中文、繁体中文の5つの言語に対応し、訪日外国人の利便性向上を図っていく。
実は、同社に於いてこのようなサービス提供については、NTTグループと連携を重ね、「三井のリパーク」仙台広瀬通第2駐車場など計3カ所のモデル事業地のみで先行提供してきた。
一方、日本政府は「明日の日本を支える観光ビジョン」で「2020年に訪日外国人旅行者4000万人達成」を掲げており、この目標実現に向け、全国の自治体や企業各社などで多言語対応の強化を求められている。
そうした中、三井不動産リアルティも社是として訪日外国人の快適で円滑な駐車場利用のための環境整備を図るべく、全国の「三井のリパーク」駐車場にて積極展開していく事を決定した。
これを踏まえまずは先行して、アジア圏からの観光客が増加する春節を前に、1月から観光客に人気の銀座・六本木エリア合計20事業地で広域導入を開始。
その後、順次全国に展開していく構えと云う。三井不動産リアルティでは、「今後も、訪日外国人を含めたすべての利用者が使いやすい駐車場づくりを目指してまいります」と述べている。
施設に設置したＱＲコードをスマートフォンでかざして、読み取ると右記URLのページが表示される仕組みとなる。URL：http://act.qrtranslator.com/0016000001/000186 
