貸切バス会社の利用者が安全に取り組むバス会社を選択し易くなる
国土交通省は、軽井沢スキーバス事故に起因し全ての貸切バス会社を対象に安全情報の報告を義務付けている。そこで同情報をベースに各社の安全情報を分かりやすく検索できるサイトを3月1日から開設している。
具体的には、貸切バス会社が安全への取組状況を複数の項目選択を介して絞り込めるもので、検索結果により個々の車両の利用年数、安全装備の搭載内容、運転者の平均勤続年数や平均給与などで表示される。
貸切バス会社の安全性の指標としては、主に以下の項目が公表されている。
○事業者情報 ・事業者名、営業所名
・事業者団体への加入状況
・貸切バス事業者安全性評価認定(★★★、★★、★、なし)
○保有車両 ・保有車両数、平均車齢
・ドライブレコーダー、先進安全技術(ASV)導入率
○管理体制 ・運行管理者数、整備管理者数
○運転者 ・運転者数
・平均勤続年数
・平均給与月額の水準(A,B,C,Dランク)
○事故・違反歴 ・事故件数(走行10万台キロ当たりの事故報告件数)
・行政処分(過去3年間)
対象サイトのURLは以下の通り
< http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/bus/cgi-bin/search.cgi >