マツダ、魂動デザインを象徴する新塗色「ソウルレッドクリスタルメタリック」を開発


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ソウルレッドプレミアムメタリックを進化させた新色、新型「マツダ CX-5」から採用へ

マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道 以下、マツダ)は11月16日、デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を象徴する新しいボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」を新開発した。

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2017年2月より日本で発売予定の新型「マツダ CX-5」に初採用し、それ以降、新型車種や既存車種にも順次展開していく予定。

マツダは、クルマ造りに於いて「カラーも造形の一部」という思想の下、魂動デザインの造形美を質感高く際立たせるカラーの開発に力を入れてきた。

今発表の「ソウルレッドクリスタルメタリック」は、生命感溢れるエネルギッシュな強さと鮮やかさ、濁りのない深みと艶感をより高い次元で両立させたソウルレッドプレミアムメタリックを進化させた新色となっている。

ソウルレッドプレミアムメタリックより、彩度を約2割、深みを約5割増したことで、より瑞々しく艶やかな透明感を実現した。

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塗膜層は、クリア層、透過層、反射層というシンプルな3層構成としつつ、マツダ独自の塗装技術「匠塗 TAKUMINURI」*をさらに進化。
透過層には、新開発の高彩度な赤色の顔料を用いることで、赤色をよりピュアに発色させている。

反射層には、極薄の高輝度アルミフレークに加えて、光を吸収してシェードの濃さを強める「光吸収フレーク」を採用することで、従来は2層必要だった深みの表現を1層で実現した。

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加えてアルミフレークのサイズを均一化するとともに、塗装の精度向上と乾燥工程で塗膜の体積を収縮させる手法により、アルミフレークと光吸収フレークのボディ面への均等かつ平滑な分布を実現し、より緻密に光の反射をコントロールさせている。同社では、この新色の追加によりハイライトの鮮やかさとシェードの深みが大幅に向上したとしている。

マツダでは、「『ソウルレッドクリスタルメタリック』は、こうした発色と機能を集約させる塗膜設計技術により、通常より多くの塗膜層を必要とする高意匠カラーをシンプルな層構成で実現することで、マツダが継続的に取り組んでいる環境に優しい塗装ラインでの生産を実現しています。

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ソウルレッドクリスタルメタリック塗膜構成

今後も「カラーも造形の一部」という思想の下、新しいカラー表現やそれを実現する塗装技術を積極的に追求し、お客様と特別な絆を持つブランドを目指していきます」と結んでいる。

* 熟練職人が手塗りしたような精緻で高品質な塗装を、量産ラインで実現するマツダの塗装技術。これまでにソウルレッドプレミアムメタリック、マシーングレープレミアムメタリックに採用している。