日野自動車、「CSRレポート」を公開


日野自動車株式会社(本社:東京都日野市日野台、代表取締役社長:市橋 保彦、以下、日野)は、2014年度の企業の社会的責任(CSR)に関する取り組みをまとめた「CSRレポート」を日野の公式ウェブサイト上で和英版同時に公開した。

日野のCSRは「HINO基本理念」で掲げる会社の使命「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」を商用車の開発・製造・販売・サービスという事業活動を通して具現化し、社会に貢献していくことを根幹に位置づけている。

「CSRレポート」はステークホルダーごとに基本理念の実現に向けた考え方、方針、またその活動を誠実に開示することで、各ステークホルダーの皆様とのコミュニケーションに資することを目的としている。なお、本レポートは公式ウェブサイトのみの発行となるものの、章ごとの印刷機能が設けられている。

「CSRレポート」の概要
1.社会性報告
ステークホルダーである「ユーザー」「社員」「お取引先」「株主様」「国際社会・地域社会」の区分ごとに、基本理念の実現に向けた日野の考え方や活動状況を紹介。

特集:「現代の名工へ続く、日野学園の人づくり」
ユーザーにより良い製品をお届けするべく、モノづくり技術を伝承すること、また学校教育を通じた地域の人づくりへの貢献事例として紹介。

「最新技術の宝庫を整備士養成学校へ」
ユーザーへのサービス向上につながる人づくりへの貢献事例として、日野が国内販売会社とともに地域の自動車整備士養成学校へ、教材として最新型ディーゼルエンジンの寄贈を行なったことを紹介。

2.環境報告
環境保全に関する基本的な考え方「日野地球環境憲章」に基づく環境マネジメント、さまざまな環境課題に対応するため2015年環境取り組みプラン※の枠組みに沿って積極的に進めている各種活動を環境データとともに紹介。

特集: 「ニーズに対応した市場適格車の製造・物流段階における環境負荷低減」
インドネシアで生産を開始し、今後世界中に展開予定の「モジュール化による車両生産」を取り上げ、環境に配慮した車両をお客様にタイムリーに提供するため導入した当生産方式について、環境面のメリットを中心に紹介。

日野自動車公式ウェブサイトのCSRレポートのURL
和文:http://www.hino.co.jp/csr/
英文:http://www.hino-global.com/csr/