エリーパワー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:吉田博一)は、二輪車始動用バッテリーの外装ケースに、東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)が製造するPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂「トレリナ」を採用した。
PPS樹脂の優れた耐熱性、耐薬品性を活用し、二輪車始動用バッテリーに最適な安全性・耐久性・耐環境性を備えた電池の開発を実現した。
この電池は、「2016年全日本モトクロス選手権」国際IA-1クラスに参戦している、株式会社ホンダ・レーシング(以下 HRC)のワークスマシン(※)に搭載され、実戦を重ねている。
※ワークスマシン・・・メーカーがレースに参戦するために独自に開発した車両
エリーパワーは2006年の創業以来、安全性を最優先に技術開発及び製品開発を行ってきた。
今後も世界のエネルギー問題、環境問題を解決するため、エネルギーを貯蔵して活用するシステムを普及させようという理念のもと、リチウムイオン電池及び蓄電システムの開発と普及に取り組んでいくとしている。
東レ PPS樹脂「トレリナ」
http://www.toray.jp/products/plastics/pla_005.html
なお該当電池が搭載されているHRCモトクロス車両(CRF450R)を、人とくるまのテクノロジー展2016横浜並びに名古屋の東レブース内に参考出展する。
・人とくるまのテクノロジー展2016横浜
会期:5/25(水)~27(金)会場:パシフィコ横浜
http://expo.jsae.or.jp/
・人とくるまのテクノロジー展2016名古屋
会期:6/29(水)~7/1(金)会場:ポートメッセなごや
http://expo-nagoya.jsae.or.jp/
エリーパワー ホームページ
http://eliiypower.co.jp/