エルモ、業務車両用Full HDドライブレコーダ「タフモアイ エックス」販売開始


株式会社エルモ社(本社:名古屋市瑞穂区明前町6-14 代表取締役社長:野村 拡伸)の社内カンパニー、ファインフィットデザインは業務用車両に特化したドライブレコーダ「タフモアイ エックス」を2017年12月末日から発売する。

事故や危険運転によるトラブルなど自動車に関連する重大事故が社会問題として取り上げられるなか、運送事業者のみならず車両を保有する一般企業もドライブレコーダに対するニーズ・関心が非常に高まっている。

そうした中、同社はトラックやタクシー、一般企業の営業車両などの商用車両を保有する事業者向けのトータルソリューション(デジタルタコメーター、ドライブレコーダ及び運行管理システム等)の提供会社として、従来から業務車両に特化したドライブレコーダ「Tough More Eye S(タフモアイ エス)」に加え、高画質化、車のIoT化ニーズに応えて、外部インターフェースを備えた業務用ドライブレコーダ「Tough More Eye X(タフモアイ エックス)」を発売した。

製品の特徴は、Full HD高画質記録と長時間記録の両立で、常時記録とイベント記録とを異なる解像度で記録することが可能としている。

通常の運転状態は低解像度の常時録画で長時間記録し、急ハンドル、急ブレーキなどの危険運転を検知した時のイベント録画は、Full HDの高画質で記録することができる仕様とした。

このため、大きな衝撃を生じない軽微な事故も、常時記録で長時間保存されるため、事故現場から帰社までの数時間の間に事故映像が上書きされてしまい、事故映像が残っていないと言ったこと防ぐことができる。

またオプションカメラ入力(NTSC信号)を備えており、オプションカメラのほか、バックカメラ等の映像信号を入力するが可能。ドライバーや荷室の状況や車両後方の状況を記録することが出来る。

さらに車速パルス、ウィンカー、バックなどの車両信号を同時に記録することで、リアルな運転状況を映像とともの再生することも可能。

加えてデジタルタコグラフ、タクシーメータやパッカー車の外部動力制御機などが出力する接点信号を記録可能とした。外部通信ポートはUSB、RS-232Cを搭載。アルコールチェッカ、ETC車載器、ハンディターミナルやIoTゲートウェイなど様々な外部機器とのデータ通信が可能。

国土交通省事故防止対策支援推進事業・運転管理の高度化に対する支援にて、運行管理型ドライブレコーダとして登録しており、助成の対象機器としている。

主な仕様