福山市のコラボナンバープレート、希望者に「広島東洋カープ」デザインを提供へ


広島県福山市は、行政内の福山ナンバーに図版入りナンバープレートを導入する。具体的には「広島東洋カープ」とのコラボレーション実施を決定。目下、ナンバープレートのデザインはカープ球団と検討中だと云う。

希望者には、このオリジナル図版のナンバープレートが交付されるが、実際の交付時期は2018年(平成30年)10月頃からの予定。

交付に至る仕組みは、地方版図柄入りナンバープレートとして自治体がデザインを国へ申請。これにより希望者に対し福山版オリジナルデザインのナンバープレートが交付される。

この地方版図柄入りナンバープレート交付の目的は、ふたつ。
ひとつは、「広島東洋カープが球場のある県西部のイメージが強い中、福山ナンバーを構成する県東部でも一体となって球団を盛り上げていきたいと考えていること」。

ふたつめは「図柄入りデザインの導入により、ナンバープレート購入時に募る寄付金を活用することで福山ナンバー構成市町の地域振興・観光振興につなげていきたい」としている。

今後のスケジュール交付に至るスケジュールは以下の通り
2017年(平成29年)
– 9月末:導入申込書の提出
– 12月初旬:導入地域候補からの図柄等の提案

2018年(平成30年)
– 7月頃:有識者審査会による審査及び視認性確認を踏まえた図柄決定
– 8月頃:事前申込開始
– 10月頃:地方版図柄入りナンバープレート交付

交付の概要
自動車ユーザーの希望により、図柄入りナンバープレートの交付を受けることができる。別途交付手数料(金額未定)が必要。

対象車種
登録自動車(自家用及び事業用)と軽自動車(二輪を除く。自家用)

図柄
1種類
ナンバープレートの交付時に寄付金を納付する場合はフルカラー、納付しない場合はモノトーンとなる。

寄付金
「福山」ナンバー構成地域の交通改善、観光振興等に関する施策に使用される予定。

「福山」ナンバー該当地域
竹原市,三原市,尾道市,福山市,府中市,大崎上島町,世羅町,神石高原町。