ドライバー支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」や、「レーン・チェンジ・ウォーニング」を標準装備へ
ビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ペーター・クロンシュナーブル、以下BMW)は、同社の4輪駆動モデル「BMW X3(エックス・スリー)」および「BMW X4(エックス・フォー)」の標準装備をさらに充実し、全国のBMW正規ディーラーで6月29日より販売を開始すると発表した。
今回、BMW X3およびX4は、車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行うことが可能な「アクティブ・クルーズ・コントロール」を含むドライバー支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」に加え、安全な車線変更をサポートする「レーン・チェンジ・ウォーニング」を新たに標準装備*1とした。
さらに上質かつ快適な室内空間を実現する「レザー・シート」と、「フロント・シート・ヒーター」を標準装備し、装備向上分の価格アップを最小限に抑えた戦略的な価格設定としている。
上記の安全装備品に加えて、これまで上位モデル*2にのみ標準装備の「ネバダ・レザー・シート」、および「フロント・シート・ヒーティング(運転席&助手席)」も今回、BMW X3およびX4の全車に標準装備とした。
これら人気の装備類を標準化しながらも、車両本体価格は13万円*3の上昇に留め、高い顧客メリットを実現している。
*1: X4 M40iを除くX3/X4全車に新たに標準装備(レーン・チェンジ・ウォーニングはX4 M40iに従来より標準装備)。
*2: X3 xDrive35i、X4 xDrive35i、X4 M40i。
*3: X3 xDrive20iベース・モデルは8万円、X4 xDrive28iベース・モデルは12万円の価格上昇。
ドライビング・アシスト・プラス」の概要:「ドライビング・アシスト・プラス」は以下の4つの機能を備える。
「前車接近警告機能」: 前方車両に過度な接近をすることで衝突の危険性が高まった際にドライバーに警告を発する。
「衝突回避・被害軽減ブレーキ」: 上記で、さらに衝突の危険を察知した場合にブレーキをかけ衝突の回避・被害軽減を図る。また、歩行者検知機能により、歩行者への接近に対しても、ドライバーへの警告と衝突回避・被害軽減ブレーキを作動する。
今回、これまで標準装備されていたカメラベースのシステムに、ミリ波レーダー・センサーを追加することにより、前方の車両に対する検知能力を大幅に向上している。
「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」: カメラとミリ波レーダー・センサーにより、前方の車両との車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行う。
「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」: 前方の監視を行い車線の逸脱をドライバーに警告する。
「レーン・チェンジ・ウォーニング」の概要:
ドライバーから死角になる自車の左右後方を走行する車両や、追い越し車線から急接近してくる車両をドライバーに警告することで、安全な車線変更をサポートする先進の運転支援システムである。
メーカー希望小売価格(消費税込み)
今回価格改定を行ったモデルは太文字にて記載。
BMW X3
※右ハンドル仕様。
BMW X4
※X4 xDrive28i、X4 xDrive35i: 右ハンドル仕様。 X4 M40i: 左ハンドル仕様。