株式会社オートバックスセブン(本社:東京都江東区豊洲、代表取締役社長執行役員:小林喜夫巳、以下、オートバックス)は、国際的な第三者検査機関であるテュフ ラインランド ジャパン株式会社と提携した。
これは自動車の規格に関する国際基準統一への動きが進む中、オートバックスグループに設置するピットでも、グローバル基準を満たした環境の整備を目指してのこと。
このため第三者検査機関であるテュフ ラインランド ジャパン株式会社と提携し、上記目的を共同で取り組んでいくとしている。
オートバックスグループは、全国約 600 の店舗に於いて、約3,400 名の自動車整備士が日々、自動車の整備を行っている。
これを踏まえ1991 年より車検の取り扱いを開始し、現在は自動車整備の認証工場取得店舗数は 550 店舗を数えている。
なかでも、運輸局に代わり検査を行うことができる指定工場は 400 を超え、グループ全体として、常にピット作業のレベル向上に努めてきた。
一方、自動車本体の技術は、車体構造、複合材料の採用、メカニカル機構、車両の電子制御などにおいて、急激なスピードで進化している。
これを受けて同社でも、豊かで健全な車社会を創造することを使命に、2030年には政府が掲げている新車販売の 5 割~7 割を次世代自動車(ハイブリッド自動車、電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池自動車、クリーンディーゼル車、CNG 車など)にするというビジョン(環境省・経済産業省・国土交通省『次世代自動車ガイドブック 2016-2017』)に向け、常に最良の商品・技術・サービスで顧客を迎え、さらなる信頼の向上とサービスの提供を目指していくとしている。
そこで自動車アフターマーケットに関する監査で強みを持つ、監査認証機関であるテュフ ラインランド ジャパン社と業務提携。
カー用品店に於けるピットの設備・環境基準の再構築と、より質の高いピットサービスの提供に向けた活動を、2020 年までに段階的に取り組んでいく。
なおこのテュフ ラインランド グループは、140 年の歴史を持つ、世界でもトップクラスの第三者検査機関である。
世界中に拠点を持ち、従業員数は 19,700 人、年間売上高は 19.2 億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えている。
テュフ ラインランド ジャパンは、このテュフ ラインランド グループの日本法人。1978 年に日本駐在事務所を開設し、第三者検査機関として、ドイツをはじめヨーロッパ諸国、その他海外へ輸出される工業製品の安全試験・認証を提供している。
また、日本においても担当省庁の許可・指定により国内向けの評価サービスを展開している。
ウェブサイト: http://www.jpn.tuv.com