アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤 徹)は8月20日、同ブランドの車両ラインナップ上で4つ限定モデルを発表した。
一斉に限定モデルをリリースしたのは、コンパクトモデルAudi A1を筆頭にミッドサイズのA4、同じく同SUVのQ5、同アッパーモデルのQ7の4つのカテゴリ。
まずプレミアムコンパクトモデルAudi A1 Sportback 1.0 TFSI をベースとした限定モデル「Audi A1 Sportback midnight limited」は、9月4日(火)より。
ミドルレンジA4では、搭載装備でマーケットで人気を得ているS lineエクステリアや、Audi Sport 19インチホイールなどを追加した「Audi A4 tuxedo style(タキシードスタイル)」としての仕様で、その販売は8月20日より。
ブラックスタイリングや、20インチホイール等のオプションを特別装備した限定モデル「Audi Q5 black edition」を9月4日より。
QシリーズトップのAudiQ7 に専用のボディカラーやカーボンスタイルパッケージ等、特別装備した限定モデル「Audi Q7 samurai edition (サムライ エディション)」を8月20日より発売した。いずれも全国のアウディ正規ディーラー(126店舗、現時点)を通じての発売となる。
これらを順に紹介すると、最もコンパクトな「Audi A1 Sportback midnight limited」は、車名の「midnight(ミッドナイト)」をテーマに、スポーティーで力強いイメージのS lineエクステリアに加えて、ブリリアントブラックのコントラストルーフや、インテリアでもブラックハイグロスのエアコン吹き出し口のカラードスリーブを備えた。
エクステリアでは、ハイグロスブラックのラジエーターグリル、ディフューザーブレード、テールパイプを含む専用のブラックスタイリングパッケージに加えて、ブリリアントブラックのエクステリアミラーハウジング等を装備。
ボディサイドには、ブラックのアウディロゴデカールを配し、足元にはAudi Sportによるマットブラックポリッシュト17インチアルミホイールを装着した。
その他にもベース車ではオプションとなるナビキセノンプラスパッケージ(バイキセノンパッケージ、ナビゲーションシステム、TVチューナー)や、コンビニエンスパッケージ(アドバンストキー、アウディパーキングシステム、オートマチックエアコンディショナー、シートヒーター、センターアームレスト)を標準採用。
エクステリアカラーは、特別色のセパンブルー、アローグレーに加えて、ミサノレッドとグレイシアホワイトメタリックの4色の設定で、計375台の限定モデルとなっている。
次いでミドルクラスでは「Audi A4 tuxedo style」はAudi A4 1.4 TFSI、Audi A4 2.0 TFSI quattro(それぞれSedan / Avant)をベースとした限定モデル。
ボディカラーに専用色のマンハッタングレーをはじめ、グレイシアホワイト、ミトスブラック、タンゴレッドの4色を用意(すべてメタリックペイント)。外装はS lineエクステリアにマットチタン ルックとV型5スポークのAudi Sport 19インチホイールを組み合わせ、さらにLEDヘッドライトとリアコンビネーションライトを与えた。
そのほかメーターパネルとして12.3インチ液晶ディスプレイを用いるバーチャルコックピットや、アシスタンスパッケージ(アウディプレセンスリヤ、アウディサイドアシスト、パークアシスト、サラウンドビューカメラ)を追加。
加えて2.0 TFSI quattro tuxedo styleのLEDヘッドライトは、センサーからの情報によって適切に照射範囲を変え、広い視界を実現するマトリクスLEDヘッドライトとした。
インテリアには、通常はパッケージオプションの一部として提供されるパーシャルレザーを用い、ドライバーサイドにはシートメモリー機能を追加。カラーはブラックを基調としている。これら装備を追加しつつ1.4 TFSIでは約130万円相当の追加を74万円、2.0 TFSIでは約140万円相当のところ87万円のアップに抑えた4車種それぞれ125台ずつの500台限定モデルとなる。
「Audi Q5 black edition」は、2.0 TFSI quattro sportをベースとしたもので、エクステリアはブラックルーフレールほか、シングルフレームグリル、フロントリップスポイラー、エアインレット、ウインドウモールディング、サイドシル、リアディフューザーを含むブラックスタイリングパッケージを採用。ブラックのエクステリアミラーハウジングに5アームローターデザイン20インチアルミホイールもグロスブラックとした。
ライティングは、カメラで前走車や対向車を検知するマトリクスLEDヘッドライトに。フロントとリヤにLEDダイナミックターンインディケーターを。さらに高精細液晶のメーターパネルにはバーチャルコックピットも採用した。
これに運転支援アシスタンスシステムに加え、アウディドライブセレクトによって減衰力の調整が可能なダンピングコントロールサスペンションを装備。ボディカラーは、グレイシアホワイトメタリックとミトスブラックメタリックの2色の設定とし合計250台の限定モデルとなっている。
最後にアッパーSUVの「Audi Q7 samurai edition」は、Q7 3.0 TFSI quattroをベースにエクステリアは専用色のサムライグレーにカーボンスタイルパッケージ(カーボンドアストライプ、カーボンエクステリアミラーハウジング、グリルカーボンインサート)やブラックルーフレール等を含むブラックスタイリングパッケージを組み合わせた。
またカメラで前走車や対向車を検知し道路状況に合わせて配光を変えるマトリクスLEDヘッドライトを装備。足元には5スポークブレードデザインの21インチホイールを装着。
インテリアは、ブラックハイグロスにオークグレーのデコラティブパネルを配し、ブラックレザーシートやブラックヘッドライニングなど黒基調で統一。これにプライバシーガラスや4ゾーンデラックスオートマチックエアコンディショナー、7人乗り仕様となる3列目シートなども備え、オーディオはBOSE 3Dサウンドシステムを採用した。
さらに運転支援アシスタンスシステムに加え、状況に応じて後輪を操舵し、低速走行時には最小回転半径の短縮、高速では安定した車線変更をアシストする四輪操舵システム、オールホイールステアリングを装備した70台の限定モデルとなっている。