豊田合成、スポーツクーペ向け「カーテンエアバッグ」を市場投入

豊田合成(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)は10月21日、自社のセーフティシステム製品のひとつであるカーテンエアバッグが、2025年9月にホンダから発売されたスポーツクーペ、新型PRELUDEに採用されたことを明らかにした。

カーテンエアバッグは、側面からの衝突時に瞬時に膨らんで窓ガラスを覆うことで、頭部への衝撃を軽減する。

また、世界的に特に厳しい安全規制(ロールオーバー規制)にも対応。横転時に乗員が車外に放出されるのを防ぐ役割も果たす。

新型PRELUDE搭載のカーテンエアバッグ

今回、市場投入した製品は、クーペ特有の限られた車室スペースに搭載可能であることに加え、横転時の膨張形状の保持性能を備えることで車両の横転(ロールオーバー)にも対応でき、スポーツクーペの滑らかなボディラインの意匠性と安全性を支えているという。

同社では今後も、車両デザインの多様化に対応したエアバッグを提供し、安全性や居住性の向上に貢献していきたいと話している。

 
 




 
 

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