株式会社ブリヂストン（本社：東京都中央区京橋、代表取締役CEO兼 取締役会長：石橋秀一）は7月25日、小型トラック・バス用オールシーズンタイヤ「DURAVIS M807」（デュラビス エムハチマルナナ）と「ECOPIA M812Ⅱ」（エコピア エムハチイチニツー）を2025年9月より発売する。
発売サイズは、「DURAVIS M807」が19サイズ、「ECOPIA M812Ⅱ」は5サイズ。
今回発売の商品は、「循環ビジネス時代の新たなプレミアム」として位置付ける商品設計基盤技術「ENLITEN（エンライトン／商品設計基盤技術）」を搭載し、タイヤ性能とともに環境性能を高レベルで両立。
更にモノづくり基盤技術「BCMA（Bridgestone Commonality Modularity Architecture／モノづくり基盤技術）」と融合することで、サステナビリティへ貢献すると共に、顧客価値・社会価値を提供していく。
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製品名 ：デュラビス エムハチマルナナ
発売サイズ ：19サイズ
発売日 ：2025年9月1日
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製品名 ：エコピア エムハチイチニツー
発売サイズ ：5サイズ
発売日 ：2025年9月1日
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「DURAVIS M807」は、市街地走行やストップ・アンド・ゴーの頻度が高い運行形態の車両向けに、摩耗ライフ性能にエッジを効かせ、雨天時におけるウェット操安性や低燃費性能も高い次元でバランスさせた「断トツ商品（企業としての製品目標として比喩した独自表現）」だという。
パターン部のブロック剛性・接地面積をアップ、同時にサイプを増やすことで摩耗ライフとウェット性能向上を両立した「デュアルグルーブワイドパタン」を搭載した。
また、タイヤの骨格であるケースの発熱を抑制し、転がり抵抗を低減する「ロウ・サーマルケース」を採用することで、従来品「DURAVIS M804」対比で摩耗ライフを15%向上、ウェット加速タイムを10%短縮、転がり抵抗を11%低減した。
小型トラック・バスの運行に於いて、様々な路面での安心・安全な運行を支えるとともに、高い経済性を追求していると謳っている。
「ECOPIA M812Ⅱ」は、稼働時間や走行距離が相対的に長いルート配送を担う車両に向け、低燃費性能にエッジを効かせた上で、背反する摩耗ライフ性能とウェット制動性も高次元にバランスさせた「断トツ商品」だとした。
トレッド部のゴムに、低転がり性能特化ポリマー、耐摩耗性能特化カーボン、さらにウェット性能向上剤を新たに配合した「LT専用 ECOタフコンパウンド」を採用。従来品「ECOPIA M812」対比で転がり抵抗を低減、摩耗ライフ10%向上、ウェット制動距離を8%短縮し、環境性能とお客様の経済性/安全性を両立したとしている。
ブリヂストンでは自社の製品づくりについて、「日本の物流業界は、〝SDGs を踏まえた経営〟や〝物流の2024年問題〟への対応など大きな変革期を迎えています。
ブリヂストンは、これらの変化に対応し、〝断トツ商品〟〝断トツサービス〟〝断トツネットワーク〟を最適にカスタマイズし、輸送事業者様の “稼働の最大化”を実現する〝Tire Solution（ブリヂストンの24時間対応のロードサービス）〟を提供しています。
これにより、安心・安全な輸送ビジネスを支え、企業コミットメントを示す8つの価値を示した「Bridgestone E8 Commitment
（ブリヂストンイーエイトコミットメント／Bridgestone E8 Commitment）」で掲げる〝Extension 人とモノの移動を止めず、さらにその革新を支えていくこと〟にコミットしていくと結んでいる。
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１．搭載技術
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２．性能評価結果の試験条件
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▷DURAVIS M807
【摩耗ライフ テスト条件】
＊上記テスト結果に関する詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届け出済。
・タイヤサイズ：
195/75R15 109/107N（DURAVIS M807）
195/75R15 109/107L（DURAVIS M804）
・空気圧：フロント600kPa / リア 600kPa
・試験車両：いすゞ エルフ 2,990cc 2RG-NLR88AN 5年式
・装着方法：各車両にM807とM804を装着し、2,500km走行毎に計7回の左右ローテーションを実施
・比較方法：装着タイヤの平均推定摩耗ライフ比較(残1.6mmで計算)
・試験距離：20,000km
・試験リム：15 × 5J
【転がり抵抗 テスト条件】
＊タイヤの表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を実施。
・タイヤサイズ：
195/75R15 109/107N（DURAVIS M807）
195/75R15 109/107L（DURAVIS M804）
・試験荷重：8.59KN
・空気圧：600kPa
・速度：80km/h
・試験法の名称：フォース式
・試験場所：（株）ブリヂストン 技術センター室内ドラム試験機
【ウェット加速性能 テスト条件】
＊テスト値は商品の個体差及び運転の仕方によっては異なる。
・タイヤサイズ：
195/75R15 109/107N（DURAVIS M807）
195/75R15 109/107L（DURAVIS M804）
・試験場所：（株）ブリヂストン プルービンググラウンド
・試験路面：ウェット鉄板路
・試験車両：いすゞ エルフ2tフルフラットロー TRG-NLR85AN
・車両制御：ASR作動あり ・テストドライバー：社内テストドライバー ・試験リム：15 × 5J
・空気圧：フロント600kPa / リア 400kPa
・積載率：0% ・試験方法：初速5km/hから加速し、速度20km/hに至るまでの時間を比較
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▷ECOPIA M812Ⅱ
【摩耗ライフ テスト条件】
＊上記テスト結果に関する詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届け出済。
・タイヤサイズ：205/85R16 117/115N
・空気圧：フロント600kPa / リア 600kPa
・試験車両：いすゞ エルフ 2,990cc 2RG-NMR88AN 5年式 後輪駆動
・装着方法：同一車両内の左右それぞれにM812ⅡとM812を装着し、タイヤ装着位置間差是正のため1,500km走行毎に2回、2,500km走行毎に3回の左右ローテーションを実施
・比較方法：装着タイヤの平均推定摩耗ライフ比較(残1.6mmで計算)
・試験距離：13,000km
・試験リム：16 × 5.5J
【転がり抵抗 テスト条件】
＊タイヤの表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を実施。
・タイヤサイズ：
205/85R16 117/115N（ECOPIA M812Ⅱ）
205/85R16 117/115L（ECOPIA M812）
・試験荷重：10.71KN ・空気圧：600kPa ・速度：80km/h
・試験法の名称：フォース式
・試験場所：（株）ブリヂストン 技術センター室内ドラム試験機
【ウェット制動距離 テスト条件】
＊テスト値は商品の個体差及び運転の仕方によっては異なる。
・タイヤサイズ：205/85R16 117/115N
・空気圧：フロント600kPa / リア 550kPa
・試験車両：日野デュトロ 2RG-XZU712M
・初速度：40km/h ・水深：2mm ・路面の種類：アスファルト ・ABS作動表示：ABS ON
・停止距離（平均）：（ECOPIA M812）13.20m、（ECOPIA M812Ⅱ）12.20m
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３．発売サイズ
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「DURAVIS M807」：計19サイズ
175/75R15 103/101N LT
185/65R15 101/99N LT
185/75R15 106/104N LT
185/85R16 111/109N LT
195/75R15 109/107N LT
195/85R15 113/111N LT
195/85R16 114/112N LT
205/60R17.5 111/109N LT
205/65R16 109/107N LT
205/70R16 111/109N LT
205/70R17.5 115/113N LT
205/75R16 113/111N LT
205/80R17.5 120/118N LT
205/85R16 117/115N LT
215/70R17.5 118/116N LT
215/85R16 120/118N LT
225/70R16 117/115N LT
225/75R16 118/116N LT
225/85R16 121/119N LT
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「ECOPIA M812Ⅱ」：計5サイズ
195/85R16 114/112N LT
205/70R17.5 115/113N LT
205/80R17.5 120/118N LT
205/85R16 117/115N LT
225/70R16 117/115N LT