BMWの「i7」&「iX」が関西万博会場内のVIP送迎車両に


ビー・エム・ダブリュー(BMW)は4月8日、大阪・関西万博会場内のVIP送迎車両としてEVの「BMW i7」と「BMW iX」を、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会に納入した。

BMWによると2025年日本国際博覧会協会は、「環境を配慮したクルマであり、世界中のVIPを魅了しているからこそ、今回の万博期間中のVIP送迎車両に相応しく、あらゆるニーズに応えることが期待できる」とし、両車を大阪・関西万博会場内のVIP送迎車両として採用したとしている。

また大阪・関西万博開催期間中には、関西国際空港のビジネスジェット専用施設「Premium Gate玉響」を利用する顧客向けに玉響と駐機場までを送迎する車両として「BMW X7」1台を関西エアポートへ納入している。

関西エアポートは、「万博期間中に玉響を利用する顧客へ付加価値を提供できる」として、新たなサービスの実現を歓迎しているという。

BMWでは、これにより2022年末以降順次、MKグループへハイヤー車両として納入した「BMW i7」と合わせると、関西国際空港から大阪・関西万博会場内までのVIP送迎車両として、空港内移動・空港から大阪・関西万博会場までの移動、そして、大阪・関西万博会場内の移動と、大阪・関西万博会場へのあらゆる場面でBMWによる送迎が可能となったと謳っている。

納入車両の各概要は以下の通り

BMW i7
完全電動ラグジュアリー・セダンとして登場。電気で駆けぬける歓びと五感を満たすエンターテイメントの融合によって、究極的にエクスクルージブな体験を提供。好みで選べるMY MODESで、気分に合わせた照明やサウンド、グラフィックなどの演出を楽しむことができ、リヤ・スペースに備わる31.3インチのシアター・スクリーンでの迫力の映像を愉しむことができる。

BMW iX
SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)をベースに、コンセプト、デザイン、パワートレイン等全てにおいて、BMWが次世代を見据えて開発したモデル。サステイナブル(持続可能)であることを目的に、パワートレインには電気モーターを採用し、大型のリチウム・イオン・バッテリーを搭載した、長距離走行を可能とした電気自動車である。

BMW X7
高級感溢れる威風堂々としたデザインと、ラグジュアリー・モデルに相応しい乗り心地、最大7人乗りを可能とするSAVとしての高い実用性を備えたモデルとして誕生した。存在感溢れるボディ・サイズ、堂々たる佇まいを備えたエクステリア・デザイン、ロング・ホイールベースによる余裕があり乗員が長時間快適に過ごせるラグジュアリー感溢れる室内空間、路面状況を各ホイールのセンサ―で感知し車高を自動調整する4輪アダプティブ・エア・サスペンションを採用する等、最高級SAVとしての要件をすべて満たしている。