住友ゴム工業株式会社（本社：兵庫県神戸市中央区、社長：池田育嗣、以下住友ゴム）の宮崎工場は、緑化活動の推進･緑化思想の普及啓発に顕著な功績のあった団体などを表彰する緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰を受賞した。
表彰式は4月28日に憲政記念館(東京都千代田区)にて天皇陛下、皇后陛下、内閣総理大臣(予定)などの臨席を仰ぎ行われる予定だ。
なお今受賞で評価された宮崎工場の環境配慮の取り組みは以下の通り。
１．工場内での緑化活動
周辺の住宅街に配慮し、敷地境界で高木を植樹しているほか、社員手づくりのビオトープ設置などを行っている。
２．地域との協働活動
･地元の保育園児や社員が拾い集めたどんぐりを工場内で育成し、成長した苗木を外部の自然保護活動団体に10年間にわたり寄贈してきた。
･絶滅危惧Ⅱ類に分類されているキク科のヒゴタイを工場内で育成し、育てた株を自生地の都城市西岳地区に植栽するとともに、地元小中学校へ寄贈している。
･南相馬のひまわりの種を工場内や社員の自宅、地域で育て、採れた種を南相馬市の環境団体に贈る｢南相馬ひまわりプロジェクト｣に協力している。
３．社員の環境意識向上
社内グリーンカーテンコンテストや地域のボランティア活動への参加などを通して、社員の環境意識向上に努めている。
住友ゴムグループでは、「これからもグローバル企業として社会的使命を果たすため、広く地域･社会に貢献し、期待され信頼され愛される企業として、新しい価値を創出し、持続可能な社会の発展に貢献していきます」と結んでいる。
＜宮崎工場概要＞
所在地： 宮崎県都城市都北町3番
生産品目 ： 自動車用タイヤ
操業開始 ： 1976年
過去の受賞歴：
2003年／日本緑化センター会長奨励賞
2008年／緑化優良工場等九州経済産業局長賞
2010年／生物多様性保全につながる企業のみどり100選
2012年／緑化優良工場等経済産業大臣賞
2014年／宮崎県社会貢献活動実践企業表彰