スズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木俊宏、以下、スズキ)から平成28年5月19日、国土交通大臣に対して、制動装置(後輪のブレーキキャリパ)に関して下記の通りリコールの届出があった。
リコール届出日:平成28年 5月19日
リコール届出番号:3812
リコール開始日:平成28年5月20日
届出者の氏名又は名称:スズキ株式会社
問い合わせ先:お客様相談室
代表取締役:鈴木 修
TEL:0120-402-253
不具合の部位(部品名):制動装置(後輪のブレーキキャリパ)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
後輪のブレーキにおいて、キャリパの製造が不適切なため、駐車ブレーキ用ピストンが収まる部分のシリンダ内径が大きいものがある。そのため、キャリパ内部のシール性が低く、密閉が保てずブレーキ液が漏れて警告灯が点灯し、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。
改善措置の内容:全車両、後輪のブレーキキャリパを良品に交換する。
不具合件数:0件
事故の有無:無
発見の動機:海外からの情報による。
自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置:
・使用者:ダイレクトメールまたは電話等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近に№3812 のステッカーを貼付する。