メルセデス・ベンツ日本、「GLE」を国内投入


メルセデス・ベンツ日本株式会社(本社: 東京都港区、社長:上野金太郎)は、メルセデス・ベンツ「GLE」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ発売を開始した。

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「GLE」の前身である「Mクラス」は、1998年に誕生し、「プレミアムSUV」というカテゴリーを創出した。今回の商品変更により、メルセデス・ベンツの中核モデル「Eクラス」と同等の安全/快適装備を備えるとともに、車種名についても、メルセデスのSUVモデルを表す「GL」と車格を表す「E」を組み合わせ「GLE」として刷新した。

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「GLE」のラインアップは、クリーンディーゼルモデル「GLE 350 d 4MATIC」と、トップパフォーマンスを誇る「Mercedes- AMG GLE 63 S 4MATIC」から構成される。

「GLE 350 d 4MATIC」に搭載される3.0リッターV型6気筒BlueTECエンジンは、ピエゾインジェクターを用いた最新のコモンレールシステムや電子制御式可変ターボチャージャーなどの先進テクノロジーにより、最高出力258PS(190kW)とともに最大620Nmもの強大なトルクを発生し、大型SUVモデルに相応しい力強い動力性能と優れた燃費経済性をもたらす。

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また、排出ガスに尿素水溶液「AdBlue®」を噴射して化学反応(還元作用)を発生させ、有害な窒素酸化物(NOx)を大幅に削減する尿素SCR(Selective Catalytic Reduction:選択型触媒還元)ディーゼル排出ガス処理システム「BlueTEC(ブルーテック)」を採用し、世界で最も厳しいとされる日本のディーゼル排出ガス規制に適合する優れた環境性能を実現している。

メルセデスでは、これに最新の9速オートマティックトランスミッション「9G-TRONIC」を組み合わせた。現在、市販されているトルクコンバータ式トランスミッションの中で最も変速段数が多い同トランスミッションは、1つのギアが受け持つ速度域が狭くなるため変速ショックとエンジン回転数の上昇が抑えられ、静粛性と燃費の両方を高いレベルで実現出来るとしている。

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「GLE 63 S 4MATIC」に搭載される5.5リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンは、Mercedes-AMG社による開発であり、エンジンのパフォーマンスを最大限引き出す専用チューニングが施され、最高出力585PS(430kW)、最大トルク760NmとセグメントNo.1の性能を発揮する。

またその強大なトルクを路面に確実に伝えスタビリティを向上する専用セッティングの四輪駆動システム「AMG 4MATIC」、AMG専用に最適化し操縦安定性と快適性を両立したエアサスペンション「AMG RIDE CONTROL スポーツサスペンション」、コーナリングのロールを抑え走行安定性を向上させる「ACTIVE CURVE システム」など、GLEの頂点に相応しいハイパフォーマンスを生み出す最新のテクノロジーが採用されている。

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安全面装備では、全モデルに標準装備の「レーダーセーフティパッケージ」をはじめとする安全運転支援システムを搭載した。

「インテリジェントドライブ」の土台となっているのは、クルマの周囲360°をカバーする複合的なセンサーシステムである。

フロントウインドウ内側のステレオマルチパーパスカメラは、最大500mの範囲で大まかな様子をモニターするほか、2つのカメラで車両前方約50mの範囲を立体的に捉える。

レーダーセンサーは、フロントおよびリアバンパー側面に内蔵された25GHzの短距離レーダー、ラジエーターグリル奥の77GHzの中・長距離レーダー1個、リアバンパー中央の25GHzマルチモードレーダー1個の合計6個が搭載されている。

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これらのカメラとレーダーから得られたデータをコントロールユニットで融合させ、安全運転支援システムに対応するデータを作成する。

このデータを、アルゴリズム解析することにより、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し、その位置を特定。これにより、状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする、まさに「部分自動運転」を実現した。

なお、「GLE」はSUVとして日本で初めて、自動追従型クルーズコントロール「ディストロニック・プラス」にステアリング操作をアシストする機能も備えた。

また、安全性に加え、利便性を向上する装備として、車両周囲の状況をモニターする「360°カメラシステム」、自動操舵・ブレーキ機能により縦列駐車と車庫入れをアシストする「アクティブパーキングアシスト」を全モデルに標準装備している。

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さらに、センターコンソールの専用コントローラーを操作するだけで5つのモードからドライバーが望むキャラクターに瞬時にセッティング可能な「ダイナミックセレクト」も標準装備した。

選んだモードに応じて、スロットルレスポンスと9G-TRONICのシフトスケジュールが変化し、快適性や燃費を優先する走りから、素早いレスポンスでスポーティなドライビングまで楽しむことができる。

「GLE 350 d 4MATIC」は12.9km/L(JC08モード)とクラストップレベルの低燃費を実現。そして、GLE 350 d 4MATICの3モデルすべてが新エコカー減税の優遇(重量税、取得税 免税)および自動車グリーン税制優遇措置(翌年度自動車税75%減税)の優遇をうけることができる。

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GLEのラインアップおよびメーカー希望小売価格は以下の通り。mercedes-benz-japan-the-gle-domestic-input20151101-15