プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:クリストフ・プレヴォ)は、プジョーブランド史上最もパワフルなスポーツクーペRCZ Rの最終モデル「RCZ R Final Version」を、全国の正規販売店網「プジョー・ディーラーネットワーク」にて9月15日より発売する。
RCZ Rは、2014年4月に限定150台で発売されたハイパフォーマンスクーペであり、かつプジョーのモータースポーツ部門にあたるPEUGEOT SPORT(プジョースポール)が徹底してチューンナップしたモデルだ。
パワーユニットには1.6ℓ ターボエンジン、6 速マニュアルトランスミッションを搭載し、市販モデルにおいて、プジョー史上最高の 270 ps を誇る。
今回のモデルは、トルセンLSDや強化されたブレーキ性能など、プジョースポールがRCZ Rで生みだした技術やパフォーマンスのすべてを継承しながら、カーボンルーフをさらに追加装備して、より一層スポーティなモデルとして仕立てて登場したものとなる。
RCZ R Final Versionの主な特長は以下の通り。
1. PEUGEOT SPORT にチューンナップされたハイパフォーマンス
2.高出力でありながら環境性能にも優れたパワートレイン
3.最高レベルの走りを支える装備と、カーボンルーフをはじめとした”R”専用デザイン
■ モデルおよび価格
※ メタリックペイントオプション: \ 59,400
■ ボディカラーおよび設定台数
モロカン・レッド (メタリック)
オパール・ホワイト (ソリッド)
限定30台
■ RCZ R Final Versionの主な特徴
1. PEUGEOT SPORT にチューンナップされたハイパフォーマンス
プジョーのモータースポーツ部門であるPEUGEOT SPORTが、スポーツモデルのノウハウを注ぎ込み、RCZ R Final Version専用にチューンナップした。
1ℓあたり約170馬力という、プジョーの市販車において最強のエンジンとスペシャルチューニングされたサスペンションを搭載している。
さらに、ボディは車高を-10mm、車重は-10kgとし、380mm大径フロントブレーキディスクやフロント4 ポッド・レッドブレーキキャリパーを搭載している。
一方、足回りでは高性能タイヤに、19インチアロイホイールを装着するなど、走りの性能を極限まで追求したモデルに仕上がっている。
2.高出力でありながら環境性能にも優れたパワートレイン
搭載されるEP 6 CDTRエンジンは、最高出力を可能な限り高められた1.6ℓ 4気筒ターボエンジンを搭載。そのピーク出力は、RCZ 200 ps仕様に対し、35%向上させた270 psを達成している。
またシリンダーブロックには、耐久性を高めるため特殊な熱加工を施し、ピストンヘッドはF1 に使用されるレベルのアルミ素材を採用している。
さらにターボチャージャーを大型化し、エキゾーストマニフォールドとハウジングを一体化して高温を保つことで吸気効率の最大化を可能にした。
こうしたさまざまなパーツに専用技術が加えられ、これまでにない革新的なパワートレインを実現している。
併せてこのRCZ R Final Versionはハイパワーだけでなく、高い環境性能も両立している。CO2排出量を 7% 低減し、EURO 6 の排出ガス規制に適応した。
3.最高レベルの走りを支える装備と、カーボンルーフをはじめとした”R”専用のデザイン
クラス最高の走りは様々な装備によって支えられ、足回りではトルセン LSD が高速コーナーなどで左右の車輪に生じた回転差を補正し、高速安定性とコーナーリング性能の向上を実現した。
さらに、固定式の大型リアスポイラーやサウンドチューニングを施したツインエキゾーストパイプを装備。
車体各部のデザインでは、新たにカーボンルーフを採用、フロントとリアに“R”エンブレムを配し、特徴的なアーチはマットブラックに仕上げている。
インテリアでは、ナッパレザーとアルカンタラを組み合わせた新設計のバケットシートを採用、細部に赤いステッチをあしらうなど、独特のアクセントを加えている。