スパークス・グループ株式会社(社長 : 阿部 修平、以下、スパークス)は、トヨタ自動車株式会社(社長 : 豊田 章男、以下、トヨタ)、株式会社三井住友銀行(頭取 : 國部 毅、以下、三井住友銀行)と本年7月に合意した業務提携に関する覚書に基づき、未来社会に向けたイノベーションの加速を目的とする新たな「未来創生ファンド」(以下、新ファンド)を設立し、あわせて、トヨタと三井住友銀行は、同ファンドへ出資者として参画することを決定した。
新ファンドの概要は以下の通り。
1.基本理念
未来社会に向けた成長を牽引しうる技術を有する事業を対象に、出資を通じた育成をはかり、イノベーションの加速に貢献。発掘した企業群でポートフォリオを組む事により、未来を拓く「新たな力」を見える化し世界に発信する。
2.目指す機能
「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置づけ、それらの分野の革新技術を有する企業、またはプロジェクトを対象に投資を行う。
(なお、「水素社会実現に資する技術」に関しては、水素の製造・供給・利用に関わる企業・プロジェクトへの投資も含む)
3.概要
スパークスをファンド運営者とし、トヨタ、三井住友銀行を加えた3社による総額約135億円の出資により、11月より運用開始。来年3月までに、新ファンドの趣旨に賛同いただける投資家の方々から追加出資を募り、最終的には総額500億円規模のファンドを目指す。
トヨタは、「新ファンドの設立・運用を通して、トヨタ・三井住友銀行・スパークスの3社は、新たな価値の創造と社会への実装を促進すべく、引き続き努力してまいります」と述べている。