ポルシェAG、2015年の年間販売記録をさらに更新


ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)は2016年、2015年に樹立した年間販売記録を大幅に更新した。

ポルシェは全世界に於いて、前年度を約6%上回る237,778台の新車を販売した。

2016年の成長をけん引したエリアは欧州、米国、および中国となり、特にマカンとニュー718ボクスターは業績に対して好影響を与えた。またニューパナメーラに対する素晴しい反応も更なる推進力となった。

この成績についてポルシェAG社長のオリバー・ブルーメ氏は、「弊社の強力な製品ラインナップによって、前年度から再び大幅に飛躍することが出来ました。

ポルシェはエモーションとクオリティーの代名詞となっています。世界市場における好ましい動向は、弊社のお客様の熱意の高さを証明するものです。

しかし一方で、ポルシェにとっては販売台数よりもエクスクルーシブ性の方が重要という側面もあります」と述べている。

ポルシェAGのセールス&マーケティング担当取締役を務めるデトレフ・フォン・プラテン氏は成長の理由を、「弊社が継続して拡大しているブランド力と非常にモチベーションの高いディーラーネットワークにあります。

718ボクスターの12,848台の販売台数は昨年を9%上回りました。ポルシェ911もそれに続く2%増の32,409台を販売し、エクスクルーシブなスポーツカー市場において特別なポジションを維持しています。

また、マカンは19 %増の95,642台を売り上げてポルシェのベストセラーの地位をさらに強固なものにしました。

地域別の実績に関していえば、欧州が昨年の素晴しい業績を5%上回り78,975台を販売しました。

ドイツ国内は29,247台(1%増)で安定しています。ポルシェは米国でも成功を継続し、昨年を5%上回る54,280台を販売しました。

アトランタのポルシェ エクスペリエンスセンターの成功の後、2016年11月にはロサンゼルスに2番目の拠点をオープンして重要な市場である米国における存在感を強化しました。

中国は再び世界で最も強力な単一市場となる12%増の65,246台を販売しました。ポルシェは2017年に上海でポルシェ エクスペリエンスセンターのオープンを計画しており、さらに販売ネットワークを拡張して大きな需要に応えていきます」と語っている。

なお米国と中国に於いては、完全に生まれ変わった第2世代のニューパナメーラのリリースが開始される。

加えて3月のジュネーブモーターショーでは、シューティングブレークモデルであるパナメーラ スポーツ ツーリスモのワールドプレミアが予定されている。

ポルシェAG年間新車販売台数
______2016____2015___増減(%)
全世界___237,778__225,121__+6%
ヨーロッパ_78,975___75,354__+5%
ドイツ___29,247___28,953__+1%
アメリカ__65,591___62,109__+6%
米国____54,280___51,756__+5%
アジア太平洋、アフリカ
および中東_93,212___87,658__+6%
中国____65,246___58,009__+12%