ホンダ N-BOX 他 リコールの届出


本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)から平成27年9月3日、国土交通大臣に対してリコールの届出があった。

概要は以下の通り。

リコール届出番号:3630
リコール開始日:平成27年9月4日

届出者の氏名又は名称:本田技研工業株式会社
問い合わせ先:お客様相談センター
取締役社長:八郷 隆弘 TEL 0120-112010
不具合の部位(部品名):(1)(2)原動機(点火コイル)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
(1)点火コイル内部の電気ノイズを除去する雑防抵抗の構造が不適切なため、点火時の通電によるアーク放電により、当該抵抗端末部が断線するものがある。

そのため、そのまま使用を続けると、プラグシールが劣化して放電し、点火コイルの出力が不足してエンジン不調となり、エンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがある。

(2)点火コイル内部の電気ノイズを除去する雑防抵抗の構造が不適切なため、一定車速での走行時に大きなアクセルペダル操作を繰り返すと、点火時の通電によるアーク放電により、当該抵抗端末部が断線するものがある。

そのため、点火コイルの出力が不足してエンジン不調となり、エンジン警告灯が点灯するおそれがある。また、点火時に発生するノイズによりエンジン制御コンピュータが正しく制御できず、エンジンが停止するおそれがある。

改善措置の内容:(1)全車両、点火コイルを対策品と交換するとともに、点火プラグを新品と交換する。
(2)全車両、点火コイルを対策品と交換する。

不具合件数:(1)427件(2)29件
事故の有無:(1)(2)無し
発見の動機:市場からの情報による。

自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.3630のステッカーを貼付する。

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