LEXUS、2016年の世界販売実績を発表。4年連続で過去最高値を達成


トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:豊田章男、以下 トヨタ)傘下のLEXUSブランドは、2016年の全世界販売実績を発表した。

それによると2016年1~12月の全世界販売実績は、同ブランド初の初のコンパクトクロスオーバーSUVとなった「NX」や、2015年後半に投入し、LEXUSブランドではレクサスでは唯一海外(カナダのTMMC社)でも生産されている新型「RX」などが国内外の販売実績を牽引した。

その具体的数値は、677,615台(前年比104%)と前年実績を上回り、4年連続で過去最高の販売実績となった。

この成績についてLexus Internationalを率いる福市得雄Presidentは、「競争の激しいラグジュアリーカー市場に於いて、より多くのお客様にLEXUSを選んでいただけたことを大変光栄に思います。

2017年はラグジュアリークーペLCの発売や、フラッグシップセダンLSの発表に象徴されるLEXUSブランド変革の年となりました。

今後もお客様に驚きと感動を提供するラグジュアリーライフスタイルブランドへと進化するべく、引き続き努力を重ねて参ります」と云うコメントを述べた。

先の通り2016年は、デトロイトモータショーに於いて新型ラグジュアリークーペLCを発表。

映画制作会社EuropaCorpとのクリエイティブパートナーシップによるプロダクトプレイスメント*を発表したほか、2015年に続きミラノサローネに於いてインスタレーションを出展。

もはやクルマという製品そのものの訴求だけでは、ブランドの浸透に貢献しないグジュアリーブランド間との競争を勝ち抜くべく、日本発のラグジュアリーライフスタイルブランドとしての浸透策を打ち出す等、世界市場に向けての取り組みを積極的に展開している。

こうした施策の積み重ねで一定の効果を得て、販売面では3月にハイブリッドモデルのグローバル累計販売実績100万台を達成。

以降、日本、ヨーロッパ、中国および東アジア・オセアニアでそれぞれ過去最高の販売台数を記録。

年間の販売実績では、日本に於いて5万台、中国では10万台を初めて超えるなど、着実な進化を重ねている。

なお2016年1~12月の地域別の販売実績は以下の通りとなる。
– 北米 354,813台(前年比96%)
– 中国 110,239台(前年比125%)香港を含む
– 欧州 74,316台(前年比117%)
– 日本 52,149台(前年比108%)
– 中東 39,581台(前年比89%)
– 東アジア&オセアニア 35,900台(前年比118%)
– その他 10,617台(前年比113%)

(*)プロダクトプレイスメントとは、映画やテレビドラマで、実在する企業や商品を表示させること。LEXUSは2016年11月にリュック・ベッソン(Luc Besson)監督作品“VALERIAN AND THE CITY OF A THOUSAND PLANETS”に登場する一人乗りの宇宙船“SKYJET”のデザイン具現化をサポートしたことを発表した。

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