ケーヒン、1956年に京浜精機製作所としてスタートして創立60周年を迎える


株式会社ケーヒン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田内常夫)は12月19日で創立60周年を迎えた。同社は、1956年に京浜精機製作所として神奈川県川崎市の地に於いて8名のスタッフでスタート。以降、幾多の困難を乗り越え、現在では売上3000億円以上、グローバルで従業員数は2万2千名にまで成長した。

この60年の歴史を振り返り、同社では「長きに渡り、事業を続けることができましたのは、お客様、取引先様、株主様、地域の皆さま、そして諸先輩方から支えていただいた賜物です。

あらためまして、心から御礼申し上げます。

自動車産業は100年に一度の大転換期にあるなか、ケーヒンは本日を次のステージへと成長していく新たな一歩を踏み出す記念すべき日とし、社是にある『常に新しい価値を創造し、人類の未来に貢献する』企業であり続けられるよう、一層事業に励んでまいります。

今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻をお願いするとともに、これまで以上のご厚情を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします」と結んでいる。

なお、同社の沿革は以下の通り

  • 1956年12月:資本金700万円をもって神奈川県川崎市に設立
  • 1957年3月:工場施設竣工に伴い自動車部品の加工及び修理を開始
  • 1957年8月:自動二輪車用気化器の試作品完成
  • 1957年9月:本田技研工業(株)製作「ドリーム号」及び富士重工業(株)製作「ラビット号」に採用される
  • 1963年5月:四輪車用気化器を開発、本田技研工業(株)に納入
  • 1964年12月:東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1969年8月:宮城県角田市に気化器主力工場竣工(現・宮城第一製作所)
  • 1971年9月:宮城県角田市に(株)金津製作所設立(現・(株)ケーヒンサクラ)
  • 1971年11月:(株)立松製作所(現・(株)ケーヒン那須)を子会社化
  • 1973年8月:宮城県角田市に(株)京浜気化器(1992年4月合併により「(株)ハドシス」に商号変更)設立(現・宮城第二製作所)
  • 1974年7月:CVCCエンジン用気化器第一号完成
  • 1981年9月:台湾に京濱精機股份有限公司(現・台灣京濱化油器股份有限公司)設立
  • 1981年9月:宮城県角田市に(株)電子技研設立
  • 1982年7月:宮城県角田市に工場竣工(現・宮城第二製作所)
  • 1982年8月:燃料噴射機器を商品化、本田技研工業(株)に納入
  • 1982年8月:宮城県丸森町で丸森工場操業(現・宮城第一製作所)
  • 1986年2月:本社を東京都新宿区新宿四丁目3番17号に移転
  • 1988年4月:米国にインディアナプレシジョンテクノロジー・インコーポレーテッド(現・ケーヒンノースアメリカ・インコーポレーテッド)設立
  • 1989年5月:タイにケイヒンセイキ(タイランド)カンパニー・リミテッド(現・ケーヒン(タイランド)カンパニー・リミテッド)設立
  • 1990年4月:宮城県角田市に角田開発センター開設
  • 1994年9月:東京証券取引所市場第一部に指定される
  • 1994年11月:タイにハドシス(タイランド)カンパニー・リミテッド(現・ケーヒンオートパーツ(タイランド)カンパニー・リミテッド)設立
  • 1996年2月:英国にケイヒンセイキヨーロッパ・リミテッド(現・ケーヒンヨーロッパ・リミテッド)設立
  • 1997年4月:(株)ハドシス及び(株)電子技研と合併。同時に商号を(株)ケーヒンに変更
  • 1997年4月:栃木県高根沢町に栃木開発センター開設
  • 1997年4月:中国に南京京濱化油器有限公司設立
  • 1997年4月:インドにケーヒンパナルファ・プライベートリミテッド(現・ケーヒンインディアマニュファクチュアリング・プライベートリミテッド)設立
  • 1997年6月:米国にカロライナシステムテクノロジー・インコーポレーテッド(現・ケーヒンカロライナシステムテクノロジー・エルエルシー)設立
  • 1997年8月:宮城県亘理町に(株)ケーヒンワタリ設立
  • 1999年2月:米国にケーヒンエアコンノースアメリカ・インコーポレーテッド設立
  • 1999年7月:インドにケーヒンエフ・アイ・イー・プライベートリミテッド設立
  • 2000年11月:ブラジルにケーヒンテクノロジア・ド・ブラジル・リミターダ設立
  • 2001年4月:米国にケーヒンアイピーティーマニュファクチュアリング・インコーポレーテッド(現・ケーヒンアイピーティーマニュファクチュアリング・エルエルシー)設立
  • 2002年3月:中国に東莞京濱汽車電噴装置有限公司設立
    7 本社を東京都新宿区西新宿一丁目26番2号に移転(現・本社)
  • 2003年3月:宮城県仙台市に(株)ケーヒンエレクトロニクステクノロジー設立
  • 2003年3月:中国に京濱電子装置研究開発(上海)有限公司設立
  • 2003年11月:インドネシアにピーティーケーヒンインドネシア設立
  • 2005年6月:神奈川県横浜市に(株)ケーヒンバルブ設立
  • 2007年1月:ドイツにケーヒンセールスアンドデベロップメントヨーロッパ・ゲーエムベーハー設立
  • 2007年4月:米国にケーヒンミシガンマニュファクチュアリング・エルエルシー設立
  • 2009年4月:栃木県高根沢町に栃木オフィス開設
    宮城県角田市に宮城オフィス開設
  • 2009年12月:タイにケーヒンアジアバンコクカンパニー・リミテッド設立
  • 2011年1月:マレーシアにケーヒンマレーシアマニュファクチュアリング・エスディエヌビーエイチディ設立
  • 2011年4月:ケーヒンノースアメリカ・インコーポレーテッドにケーヒンフューエルシステムズ・インコーポレーテッドを吸収合併
  • 2011年6月:ベトナムにケーヒンベトナムカンパニー・リミテッド設立
  • 2011年7月:インドにケーヒンオートモーティブシステムズインディア・プライベートリミテッド設立
  • 2012年1月:昭和電工(株)から自動車空調用熱交換器事業等を株式取得により譲受け、(株)ケーヒン・サーマル・テクノロジー、ケーヒン・サーマル・テクノロジー・オブ・アメリカ・インコーポレーテッド、ケーヒン・サーマル・テクノロジー(タイランド)カンパニー・リミテッド、大洋昭和汽車空調(大連)有限公司(現・京濱大洋冷暖工業(大連)有限公司)及びケーヒン・サーマル・テクノロジー・チェコ・エスアールオーを子会社化
  • 2012年2月:メキシコにケーヒン・デ・メキシコ・エスエーデシーブイ設立
  • 2013年1月:(株)金津製作所(存続会社)と㈱京浜総業が合併し、同時に商号を(株)ケーヒンサクラに変更
  • 2014年7月:中国に京濱(武漢)汽車零部件有限公司設立