本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘)の中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司(本社:北京 総経理:水野泰秀)は現地時間6月4日14時00分(日本時間:15時00分)、中国での四輪車の累計販売台数が5月末時点で1,000万台を超えたと発表した。
本田技研工業は1998年7月に、中国で最初の合弁企業となる広州本田汽車有限公司(2009年に広汽本田汽車有限公司に社名変更 以下、広汽本田)を設立し、中国での事業を開始。その後、2003年7月には、東風本田汽車有限公司(以下、東風本田)を設立した。
中国での年間四輪車販売は、2015年に初めて100万台を突破。その後も順調に販売実績を伸ばし、2016年には126万台、2017年には145万台超の販売を記録。そして今回、中国での四輪車累計販売台数が1,000万台を達成した。広汽本田、東風本田の内訳は、それぞれ約610万台(ACURAブランド含む)、390万台となっている。
当地ではACCORD(アコード)、FIT(フィット)、CR-V、CIVIC(シビック)などのグローバルモデルや、CRIDER(クライダー)やGREIZ(グレイズ)などの中国専用モデル、さらにACURAブランドによるモデルラインアップ展開を図ってきた。
この経緯について、本田技研工業(中国)投資有限公司 総経理 水野 泰秀氏は、「中国の多くのお客様に支えられて、1,000万台の四輪車をお届けすることができました。
また、中国での四輪事業20周年という節目に、こうして多くのお客様に喜びをお届けできたことを実感でき大変嬉しく思います。
今後も、確かな技術や品質による「モノづくり」を基本に、さらにはカーシェアリングサービスなど、新たな「コトづくり」を活かして、魅力のあるモビリティー価値をお届けしてまいります」と話している。
中国の四輪車累計販売1,000万台の歩み
– 1998年 広州本田汽車有限公司設立
– 1999年 広汽本田「アコード」の生産を開始
– 2003年 東風本田汽車有限公司設立
– 2004年 東風本田「CR-V」の生産を開始
– 2007年 広汽本田 累計販売100万台を達成
– 2011年 東風本田 累計販売100万台を達成
– 2015年 年間四輪車販売が初めて100万台を超える
– 2016年 広汽本田 累計販売500万台を達成
– 2017年 東風本田 累計販売300万台を達成
– 年間四輪車販売145万台、過去最高販売実績を記録
– 2018年 中国における四輪車の累計販売1,000万台を達成