株式会社ブリヂストン(本社:東京都中央区京橋、代表取締役CEO 兼 取締役会長:津谷正明、以降、ブリヂストン)は、2016年6月28日~6月30日の期間、中国の上海で開催される「上海国際グリーンオートショー2016」に出展する。
今回のブースでは、ブリヂストングループが取り組む「イノベーションで一人ひとりを支える」をテーマとして、下記3つのエリアに分けて当社グループの製品や技術、活動を紹介する。
(1)環境/モビリティ社会を支えるイノベーションゾーン
タイヤの空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離を走行できるランフラットテクノロジーを採用したDRIVEGUARDを展示。
さらに、当該性能を3Dヘッドマウントディスプレイにより、体感できる。 また、これまでのタイヤとは全く異なる狭幅化によって空気抵抗を低減し、大径化により転がり抵抗を大幅に低減する次世代低燃費タイヤ「ECOPIA with ologic」や、同社の技術イノベーションを代表する「エアフリーコンセプト」などの商品・技術を展示していく。
(2)エコ&セーフティー活動ゾーン
安全性能や操縦性能など、タイヤに求められる諸性能を高次元で維持しながら、転がり抵抗の低減を追求することで、CO2排出量の削減に貢献するタイヤブランド「ECOPIA」を展示する。
また、環境や安全の観点からタイヤ点検の重要性訴求に取り組む当社グループのエコ&セーフティー活動をパネルや実演を通して紹介していく。
(3) プレミアムカテゴリー商品ブランドゾーン
ここでは同社のグローバルプレミアムブランドであるPOTENZA、TURANZAの代表的な商品を展示する。
来場者へは今展示会を通して、ブリヂストングループの考える「イノベーション」を伝えていく構えと云う。
ブースの主な展示内容は以下の通り。
1.「DRIVEGUARD」
・DRIVEGUARDは、タイヤの空気圧がゼロになっても所定のスピードで一定距離を走行可能とすることで、急なパンクでも安全な場所まで移動して停車できる「ランフラットテクノロジー(RFT)」を採用した乗用車用タイヤである。
・従来、RFT採用タイヤは、技術的な背景や、専用ホイールが必要となることから、装着可能な車両が限られていた。
DRIVEGUARDは、装着に際し、ホイールを選ばないため、これまでRFT採用タイヤを装着できなかった車両など、より多くのユーザーの利用が可能。
・また使用されずに廃棄されることの多いスペアタイヤ(応急用タイヤ)が不要になることで、省資源化及び車両軽量化による燃費向上に貢献する。 【展示車両】 BMW S-CLASS
2.「ECOPIA with ologic」
・これまでのタイヤとは全く異なる狭幅・大径サイズのタイヤ。
・タイヤの大径化により接地部分の変形を抑制し、車両の燃費向上に関わる転がり抵抗を低減するとともに、狭幅化により走行時の空気抵抗も低減していく。
更に、タイヤ進行方向に長い接地形状と専用パタンやコンパウンドを組み合わせることで、濡れた路面や乾燥路での高いグリップ性能も確保している。
3. 「エアフリーコンセプト」
・「エアフリーコンセプト」は、タイヤ側面に張り巡らせた特殊形状スポークが荷重を支えることで、空気の充てんが不要となり、省メンテナンス性に優れるとともに、パンクの心配が無くなる同社の独自技術。
・タイヤトレッド部のゴムを含め、リサイクル可能な材料を使用し、資源の効率的な活用に貢献。さらに独自技術により優れた低転がり抵抗性能を追求し、CO2排出量削減にも寄与することで、環境面と安全面に於いて、より高次元でのサポートができる。
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