エイチアイの次世代ユーザーインターフェイスの開発環境が、富士通テンのカーナビ・イクリプスに搭載


富士通テン株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:山中 明、以下、富士通テン)のカーナビ製品「ECLIPSE(イクリプス)」に、株式会社エイチアイ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:青山 智信、以下、エイチアイ)のUIオーサリングツール「exbeans(R) UI Conductor(エックスビーンズ UI コンダクター、以下、UI Conductor)」が利用・搭載された。

搭載機は12月上旬から販売されているECLIPSEブランドのカーナビゲーションシステム「AVN」。このAVNは、直感的なインターフェースで運転をより快適にするため、“見やすさ”を追究し、一画面で必要な情報が表示される。

また、トリプルコアCPUの搭載により、動画を再生しながらナビゲーション操作する高負荷な処理もスムーズに行える。

加えて通信機能を活かして地図の差分更新を自動で行える機能や、カーナビにドライブレコーダーが内蔵され、フロントだけでなくバックカメラの映像も録画が可能となりドライブレコーダーとしての機能も、より身近で使い易いものとなった。

今回、搭載されたエイチアイのUI Conductorは、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)を開発するための統合開発ソリューション。

UI Conductorは、HMIの開発における多様なニーズに応え、先行デザイン・先行開発から量産開発まで幅広く利用できるHMI開発ソリューションで、同社のUI開発環境は、「パナソニックのOEM向けディスプレイオーディオ」の他、「マツダのUI開発環境」、「ニコン」、「エプソン」など多様な機器の操作環境で活用されている。

エイチアイでは、「今後とも市場やお客様のニーズを常に取り入れ、HMI開発の効率化に貢献するべく、今後も製品開発を進めてまいります」と述べている。

「ECLIPSE(イクリプス)」カーナビゲーションシステム「AVN」:
http://www.fujitsu-ten.co.jp/eclipse/ 

エイチアイの関連Webサイト(動作環境や製品構成など):http://www.hicorp.co.jp/products/ 

※UIは「ユーザーインターフェイス」の略で、コンピューターを操作するときの画面表示、ウィンドウ、メニューの言葉などの表現や操作感をさす用語。