カーケア版のUBER、「クルマxスマホ」領域でQUが新サービス「Cuculus」を発表


アプリで気軽にカーケアを代行、新しいカーフライフを提案するオンデマンドサービス

株式会社キューユー(本社:愛知県名古屋市、代表取締役CEO:戸谷大地、以下QU社)は、カーケア版のUBERとも言うべき、新サービス「Cuculus(ククラス)」の事前登録を開始した。

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また、QU社は日本IBMのインキュベーションプログラム「IBM® BlueHub(ブルーハブ)」に参加しており、当サービスの詳細に関しては12月7日にみずほ証券主催のInnovation Field 2016内にて発表する。

Innovation Field 2016:
https://innovation-field.com/

この「IBM® BlueHub(ブルーハブ)」は、日本IBMによる国内スタートアップの事業育成を支援するインキュベーション・プログラム。

同プログラムは先より活動領域を広げ、自動車業界並びにヘルスケア業界との連携を模索。本年10月より斬新なビジネスアイデアの実現とサービス拡大を促進する新しい取り組みを行ってきた。

その取り組み概要は、以下の通り。
1. 自動車業界向けプログラム「Open Innovation Initiative for Automotive(オープン・イノベーション・イニシアチブ・フォー・オートモーティブ)」

テーマ:自動運転社会に向けたビッグデータ解析とコグニティブ・コンピューティングの活用により生み出される新サービス。

参加企業(五十音順):アルパイン株式会社、アルプス電気株式会社、株式会社ゼンリン、株式会社ゼンリンデータコム、ソフトバンク株式会社、東京海上日動火災保険株式会社。

参加スタートアップ(五十音順):Arblet株式会社、WINフロンティア株式会社、エスディーテック株式会社、株式会社キューユー、株式会社スイッチスマイル、株式会社 ZERO TO ONE、株式会社ハタプロ、Planetway Corporation

協力企業:株式会社アプトポッド

2. ヘルスケア業界向けプログラム「Open Innovation Initiative for Healthcare(オープン・イノベーション・イニシアチブ・フォー・ヘルスケア)」

テーマ:医療・介護・健康増進分野におけるビッグデータ解析とコグニティブ・コンピューティングの活用により生み出される新サービス

参加企業(五十音順):ソフトバンク株式会社、大東建託株式会社、武田薬品工業株式会社
参加スタートアップ(五十音順):Arblet株式会社、イサナドットネット株式会社、エルピクセル株式会社、QoLI 株式会社、株式会社クオリア、株式会社Z-Works、株式会社ジーンクエスト、株式会社テクニコル、株式会社トラヴォス、一般社団法人プラス・ハンディキャップ、Planetway Corporation、株式会社PREVENT、メドケア株式会社、ユカイ工学株式会社

協力企業/団体(五十音順):埼玉県さいたま市、埼玉県秩父郡横瀬町、株式会社スイッチスマイル、ヘルスデータ・プラットフォーム株式会社

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なおCuculus(ククラス)自体は、「カーケアを代行してもらいたい人」と「その近隣で時間のある人」をスマホアプリでマッチングし、カーケア作業を代行するオンデマンドサービスである。

qu-announces-new-service-cuculus-in-car-care-version-uber-car-x-x-smart-domain20161205-5具体的には、これまでカーケアの業界はオーナー自身がクルマをガソリンスタンドなどに持ち込み、作業する(もしくは待機する)というのが当たり前の業界慣習であったが、この給油や洗車、清掃、オイル交換など面倒な作業を解決するもの。

これにシェアリングエコノミー(タイムシェア)サービスに概念を持ち込み、今まで時間の無駄になっていた日々のカーケアを、安価にアウトソースする。

一例では…、
1、百貨店やデパートにクルマで来た際、日々怠っていた洗車、清掃などの作業をCuculusで代行してもらい、自分はその間、買い物や映画を楽しむ。

2、クルマでゴルフ場に来た際、給油、洗車、清掃、オイル交換をCuculusで代行してもらい、ラウンド後はピカピカのクルマで帰る。

3、仕事で夜にホテルに返ってきたが明日の移動のための給油を忘れていたので、夜のうちに給油と洗車をCuculusで代行してもらい、明日の仕事をスムーズに進める。
…などが考えられる。

qu-announces-new-service-cuculus-in-car-care-version-uber-car-x-x-smart-domain20161205-4シェアリング環境の特徴は以下の通り
・IBMのコグニティブ技術を活用したユーザー間コミュニケーション機能。
IBMのコグニティブ技術と連携したチャットを開発中。ドライバーが運転中の場合もあることを考慮して、到着予定時間や進捗状況、Q&Aなど自動回答可能と判断したことは自動的に返答し、そうでないと判断したものは相手に投げかける。
日本IBM公式サイト :http://ibm.biz/watsonjp To-jump-to-external-page20150401

サービスの決済については、キャッシュレスで全てがアプリ内で簡潔するようサービス対応エリア内のガソリンスタンドと提携する。また「Apple Pay」など新しい決済方法にも対応していく。

上記を踏まえ、12月5日から事前登録を開始。簡単なアンケート回答でサービス開始後に利用可能な1000円分のクーポンが進呈される。

事前登録ティザーサイト
https://qu-japan.com/services/cuculus/ To-jump-to-external-page20150401

■今後の展開は以下の通り
2016/12~2017/01 :事前登録期間(クーポン特典)
2017/01~2017/03 :事前登録期間
2017/04 :エリア限定でβ版をリリース予定
2017/10 :エリアを拡大し正式版リリース予定

【会社概要】
会社名:株式会社キューユー  http://qu-japan.com To-jump-to-external-page20150401
設立日:2016年2月18日
所在地:〒460-0007  名古屋市中区新栄2-2-24 あいちベンチャーハウス内304号室
代表取締役CEO:戸谷 大地 取締役CTO:土屋 吉寛

【創業者の経歴】
戸谷 大地(トタニダイチ)
1982年生まれ(34歳)
2007年:早稲田大学理工学部卒
2007年:ドリコム入社
2009年:ビートソニック入社
2016年:QU設立 代表取締役CEOに就任
株式会社ドリコムで日本初のアドマーケットプレイスの立ち上げや行動ターゲティング広告技術のプロジェクトを担当。2009年ビートソニックに入社、2014年「ダサいLEDは終わりにしよう」のキャッチフレーズでデザインLED電球『Siphon』を立案、クラウドファンディングで1500万円以上の支援に成功。

土屋 吉寛(ツチヤヨシヒロ)
1982年生まれ(34歳)
2007年:東京電機大学大学院情報環境学研究科卒
2007年:ドリコム入社
2012年:独立
2016年:QU設立 取締役CTOに就任
大学卒業後に株式会社ドリコム他いくつかのITベンチャーにてモバイル、広告、ゲームなどのシステム開発、ディレクションを経験し、個人事業主として独立。複数企業のIT戦略策定、スマホアプリやクラウドを使ったプロモーション戦略のディレクションを主に行う。
スタートアップリーダーシッププログラム2期フェロー。