フォルクスワーゲンジャパン、純正インフォテイメントシステムの機能を向上

2017年7月20日 carguytimes

フォルクスワーゲングループジャパン株式会社（本社：愛知県豊橋市、代表取締役：ティルシェア、以下VGJ）は、Volkswagen 純正インフォテイメントシステムの機能向上を実施した。

具体的には、「Composition Media（コンポジションメディア）」とナビゲーション機能付の「Discover Pro（ディスカバープロ）」両機種の機能強化を筆頭に、一部モデルの装備・機能を充実させたモデルを7月20日より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで発売する。

今回、機能装備等の充実を図ったモデルは、「The Beetle「Golf」「Golf Variant」「Golf Alltrack」「Golf Touran」「Tiguan」「Passat」「Passat Variant」の 8 モデルの全 29 グレードとなる。

機能強化で最も大きな変化は、「純正インフォテイメントシステムの大幅改良」で、2機種のVolkswagen 純正インフォテイメントシステムは、画面が大きくなり、視認性が向上する。

ラジオシステムの「Composition Media」は、 6.5インチから8インチに。ナビゲーション機能付の「Discover Pro」は8インチから9.2インチに。「Discover Pro」は、スイッチ類が無くなり全面フラットになったタッチスクリーンになった。

また、新型「Golf」でフォルクスワーゲン初採用となった「ジェスチャーコントロール機能」が搭載され、画面にタッチすることなく、手を画面の前で左右に動かすだけで、ホームメニューの切り替えやラジオの選局などが可能となっている。

住所検索入力も「都道府県」「市区町村」など順番に入力できることで今までよりも容易に検索できるようになっている。加えてVolkswagenが提供する各種コネクティッドサービスも充実を図っている。

なおプラグインハイブリッド車の予約充電やエアコンの遠隔操作などに加え、新たに遠隔から目的地を検索・送信できる*スマートフォン向け専用アプリケーション“Volkswagen Car-Net”（フォルクスワーゲンカーネット）も8月上旬より配信する。

このアプリ追加により、昨年から強化しているモバイルオンラインサービスのコンテンツがさらに充実した。

“パークディスタンスコントロール“機能も拡張させ、「Golf Touran」の標準モデルに初採用となった“パークディスタンスコントロール”は、障害物などを検知して警告音などで知らせるシステムである。

その他、「The Beetle Base / Design」では、死角にあるクルマなどの存在をドライバーに知らせる“ブラインドスポットディテクション”。出庫時の車両後方の安全確認をサポートする“リヤトラフィックアラート”を標準装備化した。

強化ポイント（１）

純正インフォテイメントシステムの機能向上
– ホームスクリーン画面の大型化。
– ホームスクリーン画面解像度の向上（800×480 ピクセル  1280×640 ピクセル・「Discover Pro」のみ）。
– ワイドFM対応ジェスチャーコントロール機能の採用（「Discover Pro」のみ）。
– “Volkswagen Media Control”の採用（「Discover Pro」のみ）。
– 住所検索機能の改善（「Discover Pro」のみ）。

強化ポイント（２）モデル別一覧

The Beetle　Base
– ブラインドスポットディテクション、リヤトラフィックアラートを標準装備。
– スマートエントリー&スタートシステム“Keyless Access”を標準装備。
– マルチファンクションインジケーターを標準装備（時刻、瞬間・平均燃費、走行距離、平均速度、運転時間、外気温、メニュー機能）。

The Beetle 　Design
– ブラインドスポットディテクション、リヤトラフィックアラートを標準装備。
– マルチファンクションインジケーターを標準装備（時刻、瞬間・平均燃費、走行距離、平均速度、運転時間、外気温、メニュー機能）。
– 17インチアルミホイールに変更（215/55 R17）。

The Beetle 　R-Line
– ダークティンテッドガラス、LED テールランプを標準装備。
– 18インチアルミホイールに変更（235/454 R18）。
– 2.0R-Line LEDテールランプ、19 インチアルミホイールに変更（235/40 R19）。

Golf全グレード
– Volkswagen 純正インフォテイメントシステム「CompositionMedia」「Discover Pro」機能向上。

Golf　GTI/R
– パークディスタンスコントロールに前進・後退時衝突軽減ブレーキ機能向上。

Golf Variant全グレード
– Volkswagen 純正インフォテイメントシステム「Composition Media」「Discover Pro」機能向上。

Golf Variant　R
– パークディスタンスコントロールに前進・後退時衝突軽減ブレーキ機能向上。

Golf Alltrack TSI 4 MOTION
– Volkswagen 純正インフォテイメントシステム「Composition Media」「Discover Pro」機能向上。

Golf Touran全グレード
– Volkswagen純正インフォテイメントシステム「Composition Media」「Discover Pro」機能向上。

Golf Touran　TSI Comfortline
– アダプティブクルーズコントロール“ACC”（全車速追従機能付）を標準装備。
– レザーマルチファンクションステアリングホイール/パドルシフト付を標準装備。
– その他セーフティパッケージ（オプション）に新機能向上
‐レーンチェンジアシストシステム“Side Assist Plus”。
‐リヤトラフィックアラート（後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能）。

Golf Touran　TSI Highline／TSI R-Line
– パークディスタンスコントロールを標準装備（フロント/リヤ、前進/後退時衝突軽減ブレーキ機能付）。
– リヤトラフィックアラート（後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能）を標準装備。
– レーンチェンジアシストシステム“Side Assist Plus”を標準装備。
– その他テクノロジーパッケージ（オプション）を新規設定。
‐駐車支援システム“Park Assist”。
‐パワーテールゲート（挟み込み防止機能、“Easy Open”機能付）。
‐ダイナミックコーナリングライト。
‐LED テールランプ。

Golf Touran　TSI R-Line
– 18インチアルミホイール（225/45 R18）、マイクロフリースシートを標準装備。
– ヘッドライトウォッシャー/ヒーテッドウォッシャーノズル（フロント）を標準装備。
– シートヒーター（運転席/助手席/2 列目左右）を標準装備。

Golf Touran　Tiguan TSI Comfortline
– Volkswagen 純正インフォテイメントシステム「Composition Media」機能向上。
※Tiguan TSI Comfortline Composition Media のサイズ変更はない。

Golf Touran　TSI Highline／TSI R-Line
– Volkswagen 純正インフォテイメントシステム「Discover Pro」機能向上。

Passat ／ Passat Variant全グレード
– Volkswagen 純正インフォテイメントシステム「Composition Media「Discover Pro」機能向上。
– パークディスタンスコントロール（前進・後退時衝突軽減ブレーキ機能向上）を標準装備。
– i-Size 基準適合チャイルドシート固定装置（後席左右）を標準装備。

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