東洋ゴム工業株式会社(本社:大阪府大阪市西区江戸堀、社長:清水隆史)の非対称パターンを持つ新車装着用タイヤ「PROXES R46(プロクセス アールヨンジュウロク)」が、マツダ株式会社が2017年2月より日本国内で発売開始予定のクロスオーバーSUV新型「マツダ CX-5」に、新車装着用タイヤとして採用された。
同タイヤは、クロスオーバーSUV車両である新型「マツダCX-5」が求める走行パフォーマンスと優れた環境性能を実現するため、独自の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を用いて開発された。
具体的には、ハイブリッドエンジンやクリーンディーゼルユニットを搭載したコンパクト~ミドルサイズ車両向けに開発された低燃費タイヤ。
スムーズなハンドリング性能と、快適な乗り心地を実現させるため同社オリジナルの材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を投入。
濡れた路面でのブレーキング時の安心感と、低燃費性能の向上を目指した開発されている。トレッドコンパウンドの検討と低燃費を実現するサイドウォール設計で、転がり抵抗を低減しつつ、ウェット制動距離の短縮を達成している。
ちなみにPROXESシリーズそのものは、既に2012年春から欧州でも展開を開始している。タイヤラベリング制度(転がり抵抗性能と、ウェットグリップ性能の両性能を、グレーディングシステムこと等級制度に基づく表示行う制度)が実施されている欧州においても、一定の評価を得ている。