Ferrari 488 GTBと、488 Spiderに搭載されている3.9リットル・ツインターボV8エンジンが、2年連続で「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
さらにこのエンジンは、排気量を縮小してCalifornia T並びにGTC4Lussoにも搭載されている。なお今回は同時に「パフォーマンス・エンジン」クラスと「排気量3 – 4リットル」カテゴリーでも賞を獲得している。
1999年に始まって以来、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーは、自動車産業界に於いて最も栄誉ある賞に成長。そのなかでフェラーリは、過去6年間「4リットル超」カテゴリーと「パフォーマンス・エンジン」カテゴリーを席巻してきた。
加えて今年は、F12berlinettaと、F12tdfに搭載された自然吸気6.3リットルV12エンジンが「4リットル超」のカテゴリー賞を連続受賞。これは2013年の受賞から数えて通算3回目となった。
インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー(IEOTYA)アワードを創設したトニー・ロビンソン氏は、「IEOTYAの歴史において、このようにパワフルなパフォーマンス・エンジンがIEOTYAタイトルの中で最も重要となる総合最高位を2年連続で受賞たことは、2度しかありません。
フェラーリV8は驚異的なパワーデリバリー、精密さ、ドライバビリティ―、そして最高のサウンドを備えています。遠からず、このエンジンは傑作として永久に記憶されることでしょう。私は、すでにそう思っています」とコメントしている。