「企業・業界」カテゴリーアーカイブ

ホンダ、英国の四輪車生産工場に2億ポンドを投資

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現行CR-Vに代わって時期モデルはカナダ生産へと移る

 

国際生産体制における欧州工場の長期的方針を決定

ホンダ技研工業(以下、ホンダ)の英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッド(本社:バークシャー州ブラックネル 社長:神子柴 寿昭)は、2015年3月31日に、傘下のホンダオブ・ザ・ユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド(以下、HUM)が、次期シビック5ドアのグローバル生産拠点となることを発表。これを踏まえ新たに2億ポンドの資本投資を決定した。

国際レベルで車両生産体制のスケールメリットを追求

この投資は、HUMに最新の生産技術と生産プロセスを導入するためのもの。HUMは欧州における中核的な生産拠点としての役割を強化する。これによりHUMへの累計投資額は22億ポンド以上となる見込みだ。

HUMは、次期シビック5ドアのグローバル生産拠点となることで車両の生産量を拡大し、欧州エリアにおいてのスケールメリットを享受していく。

また「設立以来20年以上をかけて培ってきた現地従業員のノウハウ・知識・経験は、HUMがシビック5ドア専用の生産拠点となる上で重要な役割を果たす」という。

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次期CR-Vの生産はカナダ・オンタリオからの輸出にシフト

昨今ホンダは、国際レベルにおいて製品品質を強化するべくグローバル生産体制を強化してきているが、今回はその一環。ここで生産されたシビックは、欧州市場のみならず世界の主要市場向けに輸出していく。

これによりHUMが、シビック5ドア専用の生産拠点となることから、次期CR-Vはカナダ・オンタリオ州にあるホンダオブカナダマニュファクチュアリング(HCM)で生産されて欧州へ向け輸出される。

現地、ステークホルダーのコメントは

この報道について、HUMのディレクター務めるジェイソン・スミス氏は、「HUMをシビック5ドアのグローバル生産拠点とすることは、欧州におけるHondaのものづくりへの長期的な取り組み姿勢を示すものです。また、HUMにとっても非常に重要な意味があり、アソシエイトの近年の努力に応えるものでもあります。そして今後、HUMが将来担う役割に誇りを感じるとともに、欧州市場のみならず、欧州以外の主要市場に輸出できることを喜ばしく思います」と語った。

一方、ホンダモーターヨーロッパのCOO兼社長・神子柴寿昭氏は、「この発表は、ホンダのアソシエイトやサプライヤーへ、HUMが四輪車の国際生産体制において戦略上、非常に重要な役割を果たすことを示しています。また、先日ジュネーブモーターショーで発表した新モデルをはじめ、欧州のお客様には引き続き高品質な商品をお届けして期待に応えることで、欧州における事業強化を図ってまいります」と結んだ。

【ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド/Honda of the UK Manufacturing. Ltd.の概要】
設立:1985年2月
本社所在地:Highworth Road, South Marston, Swindon, Wiltshire SN3 4TZ
資本金: 6.7億ポンド
出資比率:本田技研工業株式会社 13.7%、ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド 86.3%
代表者:社長 滝澤惣一郎(たきざわ そういちろう)
事業内容:四輪車の製造
生産能力:25万台/年
生産機種:CR-V、シビック(5D)、シビック・ツアラー、ジャズ

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トヨタ、新型カローラのフィールダーとアクシオを発売

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燃費を改善し新環境基準対応、最新の安全装備も搭載

トヨタ自動車は4月1日より、カローラフィールダーとカローラアクシオをマイナーチェンジし、全国のトヨタカローラ店を通じて発売する。

新モデルはエンジン設定を刷新して燃費を1割改善させたほか、新開発の自動ブレーキシステムを初採用し、上位グレードには標準搭載。下位グレードにおいても、システム認知の波及効果を狙い安価な価格設定で装着できるよう配慮した。

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トヨタの看板車種が攻めの姿勢に転じる

今回改良されたカローラは、シリーズブランドとして考えると実に息が長い。1966年11月に「100ccの余裕」をキャッチフレーズにして1100ccエンジンを搭載した初代モデルを登場させて以来、46年9ヶ月目の2013年7月時点で、累計販売4,000万台(国内約1,225万台、海外約2,777万台)を突破。

この時点でトヨタ自動車の操業76年間中、販売車種の「5台に1台がカローラ」という程であり、今日でもカローラというブランドはトヨタを代表する看板車だ。

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かつて米国の雑誌『ナショナルジオグラフィック』(1999年8月号)誌上で、「20世紀に世界に普及した5つのプロダクト」のひとつとして、コカ・コーラ、ネスカフェ、スターウォーズ、ナショナルジオグラフィックと並んで紹介されたこともあった

つまりカローラというクルマは、トヨタの屋台骨を支える基幹車種であると同時に、国内マーケットでは、永らく大衆車の代名詞であり、そして世界に目を移せば150ヵ国以上の地域で販売されるベストセラーカーということになる。

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しかし日本のマーケットにおいては、2001年に初代「ホンダ フィット」が登場。翌2002年に首位の座を明け渡したのを契機に、国内市場での人気車種の流れは、コンパクトカーとミニバンが主流となってしまっていた。

しかしここにきてカローラシリーズも通常のマイナーチェンジの範疇を超えるブラッシュアップを行い、反転攻勢に出る構えだ。

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フロントウインドウ部に装着されたトヨタ・セーフティ・センス・シー

 Toyota Safety Sense C (トヨタ・セーフティ・センス・シー )

特に新カローラフィールダー&アクシオで、注目したいのは「安全装備の充実」にある。今回、新アクシオ並びに新フィールダーが強く打ち出してきたのは「Toyota Safety Sense C (トヨタ・セーフティ・センス・シー)」と呼ばれる危険回避機能だ。

https://www.youtube.com/watch?t=27&v=dvoEpjBtnlY

このシステムの基本構造は「赤外線レーザー+単眼カメラ」を用いて主に衝突の危険を察知するもので、例えば、同システムが危険を察知すると、ブザーとディスプレイの表示でドライバーに注意を促す。それでもドライバーが回避操作が行わなかった場合、自動的に緊急ブレーキを作動させる仕組みだ。

安全装置のオプション価格を5万円に抑制

今回トヨタは、同装置の設定価格を約5万円に抑え込んだようだが、さらに新規装着車・第1号であることを考え合わせ、メーカーオプションとなるベーシックモデル以外は、この新システムを標準装備させている。

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トヨタでは今回、新アクシオ並びに新フィールダー向けに設定した「赤外線レーザー+単眼カメラ」のToyota Safety Sense Cのほか、「ミリ波レーダー+単眼カメラ」によるToyota Safety Sense P (トヨタ・セーフティ・センス・ピー)という危険回避支援装置も存在する。トヨタではこの2種の衝突回避支援装置を、車種タイプに応じてそれぞれに積極搭載していく見込みだ。

具体的には、エントリー車からカローラ辺りまでをToyota Safety Sense Cで、プリウス以上のモデルにはToyota Safety Sense Pを搭載していく計画。

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そこで売れ筋の新カローラへの初搭載をアドバルーンに、この全車装着の計画達成に向けて一気に加速する。量販主力車種への搭載を梃子に、広く消費者層に装備の認知を浸透させていくのが狙いなのだろう。期日的には2017年末までには、日米欧で販売する全ての乗用車にそれぞれの装備を設定完了させる構えという。

トヨタの危険回避装備、その機能を詳細検証

ちなみにCとPの性能差は衝突回避速度にある。Cが約30km/h、Pが約40km/hとなっているようだ。作動が可能な速度範囲は時速10~80kmであるが、カローラアクシオおよびフィールダー搭載のCの場合、停止車両に対して自車の速度が時速30km以下であれば衝突を回避できる可能性が高まる。

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また搭載しているカメラで路面に引かれた白線や黄線を認識し、車線逸脱の危険がある時にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報も促す「レーンディパーチャーアラート(LDA)」機能も持たせている。

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このほかカメラが対向車のヘッドランプを検知して、ハイ/ロービームを自動的に切り替える「オートマチックハイビーム(AHB)」機能も備え、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援する。

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最後に先行車発進告知機能で、先行車を検知し信号待ちなどで先行車が発進したことに気づかず停止し続けた場合、ブザーとディスプレイ表示でドライバーに知らせる機能も備える。

実際これらの装備に目新しさ自体は薄いのだが、「赤外線レーザー+単眼カメラ」方式により搭載価格を安価に抑えられる点は魅力だろう。

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売れ筋レンジのお買い得感が大幅に向上

エンジン性能については、新搭載の2NR-FKE型の1.5リッターエンジンに注目したい。このエンジンは、従来の1NZ型よりも世代が新しい。おそらく1.3リッター設定の1NR-FKE型を基本形に、ピストンストロークを10.1mm増加させて1.5リッター化したものだろう。

新エンジンのJC08モード燃費は、CVT搭載の新アクシオが23.4km/L、新フィールダーが23km/Lで、既存型より約2km長い距離を走ることができる。

この燃費向上によって新モデルは、平成32年度燃費基準車に該当し、2015年の4/5月から段階的に実施される新しいエコカー減税で自動車取得税が60%、自動車重量税が50%軽減される。

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一方でハイブリッドエンジン搭載車も、JC08モード燃費が改善され、新エコカー減税の免税対象に入った。また昨今はマニュアルミッション車の需要が急速に減少するなかではあるが、幅広い顧客層を広い上げる必要のあるカローラシリーズにおいては、MTモデルもカタログラインナップ中で健在だ。

最も気になる車両価格は、危険回避装備を標準装着したカローラアクシオ1.5Gが181万3418円(2WD)だ。

これは非装着だった従来型に比べて11万6275円高い。シリーズ全域の消費税込み価格は146万4873~247万4182円。より環境に優しいハイブリッドモデルが存在するものの、1.5リッターモデルはアイドリングストップの搭載で燃費性能が向上。1.3リッターに比べてもタイヤサイズが拡大するなどから、新カローラアクシオおよび新フィールダーのいずれも、1.5リッター車のお買い得感を高めた設定といえるだろう。

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【その他の車両概要】
エクステリア
新カローラフィールダーは「スポーティ」、一方で新カローラアクシオは「モダン」をテーマにデザイン。また、カローラフィールダーに特別仕様車として好評であった“W×B”を新たにグレード新設定した。

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カローラフィールダー
ロアグリルに大型化した台形形状とワイド感を付与する横バーを
採用し、「アンダープライオリティ」を表現。アッパーグリルからヘッドランプへ連続したメッキ加飾により、ワイド感と精悍さを表現した。

一方でリヤビューは、リヤコンビネーションランプの形状を変更し、水平方向の流れによるワイド感とシャープなイメージを付与。
“W×B”、“AEROTOURER”にはドットパターンのフロントロアグリルや、LEDクリアランスランプを採用することで、存在感を強調。さらにリヤにシャープなロアガーニッシュを追加することで、スポーティさを追求した。

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カローラアクシオ
ロアグリルを拡大したフロントバンパーと、アッパーグリルからヘッドランプへ連続したメッキ加飾により、左右への広がりを強調。リヤビューはリヤコンビネーションランプの配置を変更することで、ライセンスガーニッシュを含めた横方向の流れがワイド感を創出。さらに、リフレクターを低い位置へ変更し、サイドへ流れるバンパー下端の造形を採用することで、安定感を表現。

インテリア
ステアリングホイールとシフトノブの本革巻きに高触感なスムースシボを採用。一部グレードはシフトハウジングとシフトベゼルをピアノブラックとし、シフトハウジングにメッキ加飾を追加することで上質感を付与。
サイドのエアコン吹き出し口の形状を変更し、操作性と質感を向上。フロントカップホルダーにLEDスポットランプを新設定することで快適なドライブをサポート。マニュアル車を除く全車の運転席にフットレストを標準装備し、長時間のドライブでもドライバーの負担を軽減するよう配慮。

カラー
ボディカラーでは、カローラフィールダーに鮮やかなオレンジメタリックと、“W×B”の専用色として、クールボルドーガラスフレーク(オプション設定)、カローラアクシオに深みのあるヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン(オプション設定)を新設定。

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インテリアカラーでは、カローラフィールダーの“W×B”は、天井・ピラーをブラックで統一し、世界観をより深化。また、内装色にホワイト(オプション設定)を追加し、シートやドアトリムなどをホワイトとすることで、白と黒のコントラストが際立つスタイリッシュな空間を演出。カローラアクシオはHYBRID G、1.5Gに新色フラクセンを設定し、上質さを表現。

徹底的に磨き上げた環境性能
ハイブリッド開発で磨いた燃焼技術を生かした高熱効率・低燃費エンジンの1.5L新開発エンジン(2NR-FKE)を採用(2WD・CVT車)。走行燃費23.4km/L(カローラフィールダーは23.0km/L)の低燃費を実現。ハイブリッド車に採用しているアトキンソンサイクルのほか、VVT-iEなどを採用し、燃費と動力性能を高い次元で融合させた。

さらに、アイドリングストップ機能(Stop & Start System)を標準装備。「平成32年度燃費基準」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象ハイブリッド車は、ハイブリッドシステムを高効率化することで、走行燃費33.8km/Lを実現。「平成32年度燃費基準+20%」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象に。

あわせて、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良を施している。

販売概要
販売店全国のトヨタカローラ店
月販目標台数カローラフィールダー 6,000台/カローラアクシオ 3,000台
店頭発表会4月18日(土)・4月19日(日)

TOYOTA、新型カローラフィールダーならびにカローラアクシオを発売 | トヨタグローバルニュースルーム

カローラフィールダー(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)
カローラアクシオ(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)
ウェルキャブ(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)

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【過去動画】カローラ開発チーフ「安井慎一氏」が語る歴代カローラから受け継いだコンセプト

https://www.youtube.com/watch?v=h2Xc1MO_VfY

カローラは、常に時代の変化に応じて、その時代時代の安心感・実用性・扱い易さとは何かを考えたクルマとして脈々と磨かれてきた。

それゆえに現行車の開発者たちの部屋には、初代カローラの開発責任者、長谷川龍雄氏から、未来のカローラ開発陣に向けて贈られた「地球人の幸福と福祉のためにカローラを」という言葉が飾られているという。

これはアフォーダブル(手頃)な価格で、より高品質のクルマを提供し、地球上の人々に幸せになって頂く、それがカローラの使命であるという壮大な想いが込められているのだろう。

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ホンダ、インドで二輪車と四輪車の生産能力拡大

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CB Twister

HMSI、HCIL両拠点で当地の市場拡大に応えていく

本田技研工業(本社:東京都港区、社長:伊東孝紳、以下ホンダ)のインドにおける二輪車生産・販売の現地法人が、ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド(社長:村松 慶太 以下、HMSI)。

そして同国の四輪車生産・販売現地法人であるホンダカーズインディア・リミテッド(社長:金山 裕則 以下、HCIL)だが、このたび両社は、将来的に市場の拡大が見込まれるインドにおいて、稼働中のHMSIの第3工場とHCILの第2工場のそれぞれで年間生産能力の拡大を決定した。

 前年比110%の市場成長の中、ホンダは130%増を達成

二輪車を担うHMSIの第三工場は、インド南部のカルナータカ州ナルサプーラ地区に位置。
2013年6月に稼働開始した年間生産能力180万台の工場だが、今回2016年中の生産能力拡大を目指し、既存工場敷地内に約58億5,000万ルピーの投資によって1ライン増設。これにより60万台の生産能力増強となり、年間生産能力240万台の工場となる。能力拡大による新規雇用は約1,900名の見込みだ。

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Dream Yuga

二輪車生産の拡張だけで、1,900名の新規雇用を創出

2014年のインドの二輪全体市場が、前年比約110%の約1,600万台へと成長する中、ホンダの販売は約420万台と前年比約130%の成長を達成した。

今回の第3工場の能力拡大と、2016年上期に稼働予定の第4工場の生産開始によってHMSIの年間生産能力は640万台となる。今回の能力拡大によりHMSIは、今後もスクーターを中心に拡大が見込まれるインドにおいてホンダにとって世界最大の二輪完成車組立工場となる。

 四輪車生産拡大による新規雇用は600名になる見込み

また四輪車製造を担うHCILの第二工場は、インド北部のラジャスタン州アルワル地区タプカラ工業地域に位置。2014年2月に稼働開始した年間生産能力12万台の工場だ。

今回、2016年中の稼働開始を目指し約38億ルピーの投資を行い、既存工場の組み立てライン工程延長や搬送設備の追加などによって生産能力を6万台増強し、年間生産能力18万台の工場となる予定。能力拡大による新規雇用は約600名になる見込み。

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アメイズ

四輪車は前年18万台から167%の成長を達成した

2014年のインドの四輪乗用車市場は、前年比約103%の約255万台、過去10年間で約2.5倍となっており、商用車と合わせた全体市場では世界第6位の規模へと成長する中、ホンダはディーゼルエンジン搭載の「シティ」や「モビリオ」など新型車を投入。8月には「アメイズ」の累計販売が発売から16ヵ月で10万台を記録するなど好調な販売を継続し、年間販売台数は約18万台となる前年比167%の成長を遂げてきた。

今回の第2工場の能力拡大により、HCILの年間生産能力は12万台の第1工場と合わせて30万台となり、今後も小型乗用車市場を中心に拡大が見込まれるインドの四輪車市場への対応に応えていく構え。

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ブリオ

第2工場は、鍛造、鋳造、プレス成型、パワートレイン部品、溶接、塗装、樹脂成型、エンジン組立、フレーム組立の各工場およびエンジンテスト設備といった機能を一体化した生産工場。

高品質とエルゴノミクス(人間工学)の観点からの最適化や生産効率および作業の安全性の向上を達成すべく、オートメーションの最適化、最新設備の導入、レイアウトの最適化が行われている。

【Honda Cars India Ltd. /
ホンダカーズインディア・リミテッド概要】
・設立 : 1999年8月
・本社所在地 : ハリアナ州グルガオン地区IMT マネサール地域
・資本金 : 31億ルピー
・出資比率 : 本田技研工業株式会社 100%
・代表者 : 社長 村松 慶太(むらまつ けいた)
・事業内容 : 二輪車の製造・販売
・生産能力 : 460万台/年
(第一工場160万台/第二工場120万台/第三工場180万台)
・第四工場120万台/年(2016年上期稼働予定)
・生産機種 : Activa、Activa i、Aviator、Activa 125、Dio、Dream Neo、Dream Yuga、CD110、CB Twister、CBF Stunner、CB Shine、CB Unicorn、CB Unicorn 160、CB Trigger、CBR150R、CBR250R

【Honda Cars India Ltd. / ホンダ
カーズインディア・リミテッド概要】
・設立 : 1995年12月
・本社所在地 : ウッタルプラディッシュ州グレーターノイダ
・資本金 : 77億ルピー
・出資比率 : 本田技研工業株式会社 73.6%
アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド 26.4%
・代表者 : 社長 金山 裕則(かなやま ひろのり)
・事業内容 : 四輪車の製造・販売
・生産能力 : 24万台/年(第一工場12万台/第二工場12万台)
・生産機種 : ブリオ、アメイズ、モビリオ、シティ、ジャズ、CR-V

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ケーシー・ストーナーが2015年の鈴鹿8耐に参戦

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2013年と翌14年8耐連覇のムサシ・アールティ・ハルクプロから

株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は、2007年と2011年の2度にわたるMotoGPチャンピオン獲得経験を持つケーシー・ストーナー選手が「2015 FIM 世界耐久選手権シリーズ第2戦“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第38回大会」(決勝7月26日<日>以下、鈴鹿8耐)に参戦することを発表した。

ストーナー選手は、Hondaマシンで2013年と2014年の鈴鹿8耐を連覇している「ムサシ・アールティ・ハルクプロ(MuSASHi RT HARC-PRO)」から参戦する。

合同テストは7月7日・8日・14日・15日の4日間

チームメートはスーパーバイク世界選手権に参戦しているマイケル・ファン・デル・マーク選手と、全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスに参戦し、HRCテストライダーも務める高橋巧選手のライダー3名体制。鈴鹿8耐は、1チーム2~3名のライダーで8時間を走行する耐久レースであり、Honda CBR1000RRは、現在5連覇中。2015年は6連覇に挑む。

ストーナー選手は、今年初めにHRCとのテストライダー契約を更新し、1月にマレーシアのセパン・サーキットで行われたテストでは、鈴鹿8耐仕様のCBR1000RRで走行。エンジニアに貴重なフィードバックをもたらした。

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なお、鈴鹿8耐に向けた合同テストは、第1回が7月7日(火)・8日(水)、第2回が7月14日(火)・15日(水)に行われ、ストーナー選手も参加する予定。

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●ケーシー・ストーナー選手のコメント

「今年初めにセパンでのテストに参加して以来、Hondaと鈴鹿8耐の参戦について話し合ってきました。ずっと出てみたいと思っていたレースですが、MotoGP時代はスケジュールの問題で不可能でしたから、今回の参戦が本当に楽しみです。

8耐仕様のマシンは、MotoGPのものとは大きく異なりますが、私にとっては新たなチャレンジとなる良い機会です。また、チームメートとなるマイケル・ファン・デル・マーク選手は今季さらなる成長が期待され、高橋巧選手も8耐マシンでの参戦経験が豊富にあります。

2人に多くのことを聞き、7月の本番に向けて準備しなければなりません。今はまず、レースに向けてしっかりとトレーニングをしたいと思います」

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●株式会社ホンダ・レーシング 取締役副社長 中本 修平のコメント

「ケーシーがHondaのマシンで鈴鹿8耐に参戦してくれることを、とてもうれしく思います。

彼のレースをまた見ることができるのはとても素晴らしいことですし、ケーシー自身も、きっと楽しんでくれるでしょう。今回、ファン・デル・マーク選手、高橋選手とともに、鈴鹿8耐を制するための強いチームを作ってくれました。

3人がどんな活躍をするのか、ファンの皆様にとっても興味深いレースになると思っています」

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●本田 重樹 MuSASHi RT HARC-PRO監督のコメント

「今年、MuSASHi Racing Team HARC-PROは、鈴鹿8耐3連覇を目指します。

2連覇を成し遂げたマイケル・ファン・デル・マーク選手、高橋巧選手というペアに加え、今年は力強い味方として、豊かな才能によって多くの成功を収めてきたケーシー・ストーナー選手を迎えることができました。

ストーナー選手が持っているすべてのキャリア、ポテンシャル、そしてベテランスタッフで構成される我がチームの持つ8耐に関するすべてのノウハウを結集し、我々の夢が現実のものとなることを期待しています」

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●高橋 巧選手のコメント

「今年の8耐は、史上初となる同一チームで3連覇を狙うということで、私にとっても特別な意味を持っています。さらに、この8耐をストーナー選手と共に戦えると思うだけで、今から興奮しています。一方で、他のチームとも凌ぎを削ることとなり、簡単に勝てるとは思っていません。8時間という長丁場を少しでも速く、そしてミスなく走ることができるよう、少ないテストの機会を活用していきたいと思っています。8耐に応援に来ていただくファンの方々に、プロスポーツの凄さや緊迫感を肌で感じてもらえるよう、今年もベストを尽くします」

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●マイケル・ファン・デル・マーク選手のコメント

「鈴鹿8耐は、モータースポーツファンにはもちろん、日本の皆さんにも特別なレースであり、出場を望んでも、それが叶うライダーは多くありません。

また、Hondaにとって重要なレースであり、こうして再びCBR1000RRで参戦できることは光栄ですし、とても楽しみです。スーパーバイク世界選手権(WSB)に参戦しているため、スケジュールはかなり厳しくなりますが、鈴鹿で走るのはとても楽しいですし、そのために時間を割くのは苦になりません。

マシンはWSBと異なりますが、乗りやすいので大きな問題ではありません。過去2大会では、最高のチームですばらしい経験ができたので、3連覇を成し遂げられれば本当にうれしいです」

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小林可夢偉、トヨタWECのテスト兼リザーブドライバーに

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トヨタ・レーシング、WECチャンピオン連覇とル・マン勝利へ

トヨタ・レーシングは2015年の世界耐久選手権(WEC)に、マニュファクチャラー/ドライバーの“ダブルタイトル”ホルダーとして参戦する。

車両は、昨年版マシンを改良したLMP1マシンTS040ハイブリッド。2015年3月26日、フランスのポール・リカール・サーキットで、2015年のチーム体制と共に発表した。

アンソニーとセバスチャンがドライバーズ選手権のタイトル獲得

トヨタ自動車は、2014年にWECで好成績を挙げた結果、日本の自動車メーカーとして初めて世界耐久選手権を制した企業となった。同時にトヨタ車を駆ったアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミがドライバーズ選手権タイトルを獲得した。

昨今の世界耐久選手権は、スピードだけでなくエネルギー効率が性能を決める重要な要素になり、TS040 HYBRIDは8戦中5勝という記録を達成した。これを踏まえて、2015年型TS040 HYBRIDは、2014年にタイトルを獲得したTS040 HYBRIDの進化モデルとして再挑戦を果たしていく。

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THS-Rのパワートレーンは総出力1000ps以上

ただし進化型とはいえ、空力を最新のものに改良したのを始め、ボディ前端のクラッシャブルストラクチャーを含めて見直し、タイヤを今まで以上に効率良く使える様にサスペンションを設計し直し、加えて重量の軽減を実現している。

2015年型TS040ハイブリッドは、トヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング(THS-R)のパワートレーンを採用。システムの総出力1000ps以上。ERS(エネルギー回生システム)は2014年同様に放出エネルギー量6メガジュール・クラスを選択しているが、スーパーキャパシタの構造変更も行なって、今年はさらなる性能向上を狙っている。

TS040 HYBRID #1号車の運転席に中嶋一貴

ちなみに2015年は、WECのレギュレーション変更で、エンジンはシーズンを通して5基までの使用しか許されなくなる。しかしトヨタレーシングは過去3シーズンを通して5基以上のエンジンは使用していない。タイヤに関してはバーレーン、上海、ル・マン以外のレースでは、練習走行ではスリックタイヤは最大4セット、予選と決勝では6セットまでしか使用できない。バーレーンと上海は予選・決勝で8セット、ル・マンは11セットまでの使用が許される。

TS040 HYBRID #1号車の運転席には、2014年のチャンピオン・コンビであるアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミ、そして今年は初めてWEC全戦出場となる中嶋一貴が乗り込む。

#2号車にはアレックス・ブルツ、ステファン・サラザンに加え、2014年はテスト/リザーブ・ドライバーとして第7戦バーレーン6時間レース優勝の一角を担ったマイク・コンウェイが全戦参加する。

小林可夢偉はテスト/リザーブ・ドライバーとして採用

小林可夢偉は、昨年までテスト/リザーブ・ドライバーとしての役割を務めたマイク・コンウェイのレース参戦に伴い、新たにテスト/リザーブ・ドライバーに採用された。

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またTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)でも人事異動が行われ、永らくTMGの社長を務めた木下美明氏が4月1日付けで日本に帰国、代わってトヨタがF1グランプリに参戦していた時期にエンジン担当技術者としてTMGで活動していた佐藤俊男氏がTMGとWECチーム代表として就任する。

世界チャンピオンとして挑戦を開始する2015年シーズン、トヨタ・レーシングの開幕戦は4月12日のシルバーストーン6時間レース。カレンダーは以下の通り。

第1戦4月12日
シルバーストーン6時間
第2戦5月2日
スパ・フランコルシャン6時間
第3戦6月14~15日
ル・マン24時間レース
第4戦8月30日
ニュルブルクリンク6時間
第5戦9月19日
サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間
第6戦10月11日
富士6時間
第7戦11月1日
上海6時間
第8戦11月21日
バーレーン6時間

【以下は各チームメンバーのコメント】

木下美明 チーム代表
TMGとモータースポーツプロジェクトから離れることになったの
は寂しいです。しかし、今後も出来る限りレースを近くから見守り、チームをサポートしたいと思っています。

我々が参戦を開始した2012年以来、励まし、サポートをしてくれたWECの関係者に感謝すると共に、耐久レースを戦う仲間の一員になれたことを誇りに思っています。今季、ゼッケン1を付けた我々のTS040 HYBRIDを見られるのは本当に素晴らしいことで、残る目標はル・マン24時間レースの制覇です。

今シーズンは、4チームに増えたLMP1のマニュファクチャラー全てが異なる技術アプローチで参戦するということで、挑戦はこれまで以上に素晴らしいものになるでしょう。我々は懸命にTS040 HYBRIDの改良を続けてきました。今のところ、テストでの結果は勇気づけられるものです。

しかし、まだ長い戦いは始まったばかりですし、ライバル達の最初のパフォーマンスを知りたいところですが、まず開幕戦としてのシルバーストーンがとても大切だと思っています。

村田久武 モータースポーツユニット開発部部長
我々はTS040 HYBRIDをアップグレードするために努力を重ねてきました。そして、パワーユニットを含む、多くの領域で進化を遂げました。

これはトータルでの最大出力が1000馬力以上になり、パワーユニットのパフォーマンスがかなり向上したことを意味しています。我々の開発目標は、トータルでの最高出力と安定性を昨年よりも高めることです。ハイブリッドシステムのパフォーマンス向上は、特にレースで距離を走行したときに、全てのサーキットにおいて見ることが出来るでしょう。我々の2015年シーズンへ向けたアップグレードは、より良いハイブリッドカーを生み出すためのステップであり、何度も言っていますが、TS040 HYBRIDによって培われたコンポーネントおよび技術は将来、トヨタの市販車に活かされることになります。

パスカル・バセロン テクニカル・ディレクター
車両規則が大きく変わらなかったので、我々のコンセプトは明快で、2014年シーズン以上のパフォーマンスを出すことです。そのため、2015年型のTS040 HYBRIDは、完全な新型ではありませんが、ほぼ全ての面で進化を遂げていると言えます。

一見あまり変わっていないように見えるかもしれませんが、部品の80%はデザインし直しました。今年も我々はハイダウンフォース仕様とローダウンフォース仕様を用意します。理由は例年と同じく、ル・マンは他の多くのコースとは要求される性能が大きく異なるからです。

現行の車両規則では、空気抵抗を低く保ったままこれらのパッケージにおいて最大の効果を得るには、リアウィングやエンジンカバー、そして車両先端部の変更が有効となります。これまでのところ「1チームだけのレース」であるテストにおいて、満足行く結果を得ています。我々は、残された数週間で、開幕戦へ向けた準備を終えなくてはなりません。

アンソニー・デビッドソン (#1 TS040 HYBRID)
ゼッケン1を自分たちの車両に付けられるというのは本当に素晴らしいことで、これを堅守したいと思っています。昨年はチャンピオンを獲得し最高の気分でしたが、最大のレースであるル・マン24時間で勝てませんでした。

私個人よりも、チームとして、この6月の偉大なレースに勝つことが目標です。競争がさらに厳しいものになることは分かっており、昨年以上に運に恵まれることを望んでいます。

ル・マン24時間レースでは運を味方につけることも必要です。現行の規則になって2年目のシーズンなので、我々のTS040 HYBRIDは多くの領域で正常進化を遂げました。第一印象は良好で、今重要なことは改良を続け、チャンスを逃さないことです。

セバスチャン・ブエミ (#1 TS040 HYBRID)
ゼッケン1番を付けてのシーズンスタートはいつでも嬉しいものです。それは昨年の我々が成し遂げたことを表しているからです。

今年も出来る限り多くのレースで勝ちたいとは思っていますが、最大の目標は間違いなくル・マン24時間での勝利です。ル・マン24時間は獲得ポイントも倍なので、シリーズタイトル争いにも大きな助けとなります。

我々には昨年の時点で既に、素晴らしいTS040 HYBRIDがあるので、大きな変更をすることなく、さらなる進化を目指しています。全ての領域で少しずつ改良を重ねていけば、それはラップタイム向上につながります。我々の努力が報われ、昨年同様に上位争いが続けられることを期待しています。

中嶋一貴 (#1 TS040 HYBRID)
WECのシリーズにフル参戦出来ることになって最高の気分です。昨年は何戦かをTVで観戦することになり、チームと共に戦うことが出来ませんでした。

それだけにシルバーストーンでの開幕戦が待ち切れません。今年はアンソニー、セバスチャンと組むということで、きっと楽しいものになるでしょう。チーム構成は変わりますが、我々は2台で一つのチームとして同じ目標を持っています。今年は昨年同様、全てのレースでトップを狙い、ゼッケン1を守れればと思っています。

ゼッケン1が付いた自分の車両を見るのは素晴らしいことです。これまでのところ、アップデートされたTS040 HYBRIDの感触は良く、自信もありますが、まだやらなくてはならない作業も残っており、最良の状態で開幕戦を迎えられるよう準備をしなくてはなりません。

アレックス・ブルツ (#2 TS040 HYBRID)
希望に満ちた新シーズンがスタートします。我々はチームとして昨年タイトルを獲得しました。
今年の目標はそれに加えてル・マン24時間でも勝つことです。私自身にとっては3度目となるル・マンでの勝利を切望しています。我々は既に最初のテストを改良型のTS040 HYBRIDで行っており、2014年よりも早いラップタイムをマークし、加えて信頼性でも改良は進んでいます。

これらの面から見て、全てが順調と言えます。もちろんライバルもハードワークを重ねて来ていることは分かっていますが、全体的に見れば、それが耐久レースをさらに素晴らしくしてくれます。驚くべき技術で多くの開発が進んでいますが、それがライバルよりも上手く行っていることを願っています。

ステファン・サラザン (#2 TS040 HYBRID)
2014年はタイトル獲得など、信じられないようなシーズンでしたが、もちろん今年はさらに良いシーズンにしたいと願っています。

我々は既にTS040 HYBRIDの改良を進めており、テストは本当に上手く行っています。改良型TS040 HYBRIDの感触は非常に良く、思い切り攻めることが出来ます。チームは驚くほどの仕事ぶりでアップデートをこなしてくれました。我々は再び強さを見せられると思います。ライバルメーカーからの挑戦は激しく、厳しいものになると予想されるので、我々は集中してハードワークに励まなくてはなりません。

ドライバー、エンジニア、メカニック、我々全員がベストを尽くせば、必ず良いシーズンが過ごせると思います。我々の素晴らしいチームスピリットがあれば、再び力強いシーズンが戦えるはずです。

マイク・コンウェイ (#2 TS040 HYBRID)
自分が世界チャンピオンを目指して戦えることにとても興奮しています。チームのタイトル防衛に貢献できると確信していますし、楽しみです。アレックス、ステファンと共にまた戦えることも嬉しいですし、互いに多くを学べると思っています。

共にプッシュし合って、我々のパッケージからベストを引き出せるはずです。私自身は昨年バーレーンで初勝利を挙げることが出来ましたが、今年の目標は、昨年以上の勝利です。

そしてもちろん全員が、最大のレースであるル・マン24時間を見据えています。戦いがどれだけ厳しいものかを伝えるのは難しいですが、2015年仕様のTS040 HYBRIDは良好ですし、開幕戦を楽しみにしています。

小林可夢偉 (テスト兼リザーブ・ドライバー)
トヨタチームに戻れて喜んでいますし、チームと共に戦えるチャンスを与えられたことに感謝しています。チームスタッフの多くが、私がトヨタF1で戦っていた時を良く知っているメンバーなので、我が家に帰って来たような気分です。

すでにTS040 HYBRIDでのテストは行っていますが、最新のハイブリッド技術には感銘を受けました。チームにとって今年も重要な年となりますが、チームスタッフ全員との強力な協力体制を築いて、TS040 HYBRIDの開発に貢献出来ることを楽しみにしています。

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日本初の商用移動式水素ステーション、都内千代田区で24日開業

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水素ステーション設置の動きに先行して稼働

トヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI(ミライ)」が昨年末から市販されたことに伴い、現在、全国各地で水素ステーション設置の動きの胎動が始まっている。

そうしたなか、岩谷産業、大陽日酸、豊田通商が出資する合同会社「日本移動式水素ステーションサービス(東京都港区、代表職務執行者:中川浩司)」は、東京都千代田区の靖国神社のほど近くで日本初の商用移動式水素スタンド「ニモヒス水素ステーション九段(東京都千代田区三番町6)」の営業を24日から開始する。

同社が展開する移動式水素ステーションとは

このニモヒス水素ステーション九段における運用は、 続きを読む 日本初の商用移動式水素ステーション、都内千代田区で24日開業

利用は20分までなら無料。日産、横浜大規模団地で超小型EVのカーシェアリング開始

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いよいよ大規模団地での実証プロジェクトを開始

日産自動車は3月23日からURと共同で、神奈川県が国土交通省関東運輸局に申請した超小型モビリティ認定制度による居住者向けのカーシェアリングを開始すると発表した。利用車両はNISSAN New Mobility CONCEPT。

郊外型大規模住宅団地での居住者向けカーシェアリングは全国初の取り組みで、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン、以下「日産」)と、独立行政法人都市再生機構東日本賃貸住宅本部(本社:神奈川県横浜市中区、理事長: 上西 郁夫)ことURと共同でのテストプロジェクトとなる。

対象エリアは横浜市旭区の左近山団地とその周辺地域

日産自動車とURは、団地の活性化方策と超小型EVの活用可能性を探るため、2013年からUR賃貸住宅団地に超小型EVを協働して試行導入して、団地の狭い通路での走行優位性や近距離移動での利便性等を検証してきた。

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今回のテストプロジェクトの対象エリアは、横浜市旭区の左近山団地とその周辺地域。日産自動車は、神奈川県並びにURと2013年の5月から、同地域のNPO法人で高齢居住者に対する見守りや、学童に対する交通安全・連れ去り防止を精力的にサポートする「オールさこんやま」のふれあい助け合い活動を下支えするなど、ステップを踏んで同プロジェクトを進めてきたが、今回はそのステップ4にあたるもの。

利用料金は最初の20分間は無料、以後、20分ごとに200円

ステップ4のカーシェアリング用に用意された超小型モビリティは5台。左近山団地内に2か所の貸し出し、返却拠点を設けて、7時30分から19時30分まで利用できる。利用料金は最初の20分間は無料、以後、20分ごとに200円。

カーシェアリングの仕組みとしては、株式会社フルタイムシステム(本社:東京都千代田区、社長:原 幸一郎)の24時間無人鍵貸出機(F-rents)を利用する。同システムは24時間、問い合わせが可能でマンションカーシェアリングシステムとして既に60棟に導入された実績がある。

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具体的な貸し出しの流れは、まずWebページで5台の超小型モビリティの利用状況を確認して予約。利用時には、あらかじめ取得した個人認証キーをF-rentsにかざすことで、超小型モビリティと充電コンセントの鍵を納めたボックスを開ける。利用後は車を充電コンセントに接続し、個人認証キーでボックスを開けて、鍵を返却する。

どのようなプロジェクトなのか、利用車両について

プロジェクト実施の目的は、包括的には郊外型の大規模住宅団地とその周辺地域におけるクルマ社会の活性化、さらには多様な利用ニーズに応えるべく公共交通機関を補完する身近な乗り物として、超小型モビリティ活用の可能性を検証していくことにある。

具体的な検証目的の1つ目は、対象地域の総戸数が2104規模でありながら、相鉄線二俣川駅からバスで13分、横須賀線東戸塚駅からバスで20分の位置にあたることから、最寄駅までのバス便を補完する役割となり得るかを調査すること。2つ目は、対象地域の活性化のため先の「オールさこんやま」以外の多様な団体・個人の活動への活用可能性を調べること。3つ目は団地居住者の利便性の向上と入居希望者への訴求性を検証することにある。

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利用される日産自動車の2人乗り電気自動車「NISSAN New Mobility CONCEPT」は、リチウムイオン二次電池を搭載したEVで、全長2340mm×全幅1190mm×全高1450mm、車重は470kg。最高速度は時速80km。ただし横浜市の実証実験では時速30km制限エリア内を走行するなど低速走行を中心に実証実験を進めている。

2011年9月29日に公道走行に必要な大臣認定を国土交通省から取得しており、開発のベースはフランスRenout(ルノー)が2011年末に欧州での価格を公表したEV「Twizy(トゥイージー)」。ちなみに2011年末当時のTwizyの価格は6990ユーロ(約80万円)からとなっていた。

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経産省、トヨタを水素・燃料電池自動車の世界技術規則対応業者に登録

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登録により協定に加盟する31の国と地域で市場投入が可能に

経済産業省は平成27年3月23日付けで、トヨタ自動車を高圧ガス保安法に基づく「水素及び燃料電池に関する世界技術規則(gtr)」に対応する容器等製造業者として登録したと発表した。

行政は燃料電池車の普及を視野に、現行の高圧ガス保安法下で、安全性を確保しながら技術基準の改正を行ってきた。

行政側も水素・燃料電池車の技術基準改定に腐心

これを踏まえ経済産業省は「水素及び燃料電池の自動車に関する世界技術規則」を国内法令に取り込むため、高圧ガス保安法に基づく容器保安規則、器保安規則に基づく表示等の細目、容器再検査の方法等を定める告示などを平成26年(2014年)5月30日付けで改正した。

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一方でトヨタは経済産業省中部近畿産業保安監督部に対して、世界技術規則に対応する容器(国際圧縮水素自動車燃料装置用容器)に関して高圧ガス保安法に基づく容器等製造事業者の登録を申請。このほど経済産業大臣名により容器等製造業者として登録された。

トヨタ自動車のFCVの開発・製造に追い風

本来トヨタは、2014年8月に高圧水素タンクの「登録容器製造業者」として経済産業大臣の認可を取得済みであったが、今回の製造事業者登録により「車両並びに車両への取付け又は車両における使用が可能な装置及び部品に係る世界技術規則の作成に関する協定」に加盟する31の国と地域で、自ら高圧ガス保安法に基づく容器検査や刻印等を行い市場へ送り出せるようになる。

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このため、国際圧縮水素自動車燃料装置用容器について、高圧ガス保安協会等の容器検査を受ける必要がなくなり、同社が開発する「MIRAI(ミライ)」のようなFCV(水素・燃料電池自動車)の生産効率化に拍車が掛かる見込み。

「車両並びに車両への取付け又は車両における使用が可能な装置及び部品に係る世界技術規則の作成に関する協定」に加盟する国と地域は以下の通りとなっている。

オーストラリア、アゼルバイジャン、カナダ、中国、EU、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、インド、イタリア、日本、カザフスタン、韓国、リトアニア、ルクセンブルグ、マレーシア、モルドバ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ルーマニア、ロシア、スロバキア南アフリカ、スペイン、スウェーデン、タジキスタン、チュニジア、イギリス、アメリカ

なお水素スタンドでの充填時における最高充填圧力は87.5MPa(約860気圧、温度約85度)で、容器自体の使用期限は15年となっている。

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以下参考

【トヨタ既存リリース動画】新しい未来について豊田章男氏語る

ホンダ エアロ インクの航空エンジン工場がFAAから製造認定取得

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製造認定取得に基づきHAI自らでHF120の生産を開始

本田技研工業(以下、ホンダ)の航空エンジン事業子会社であるホンダ エアロ インクは、米国東部時間2015年3月17日に同社の航空エンジン工場がFAAから製造認定を取得したことを発表した。

ホンダ エアロ インク(Honda Aero, Inc. 、以下HAI)は米国ノースカロライナ州バーリントンの自社工場が、米国連邦航空局(Federal Aviation Administration、以下FAA)による連邦航空規則のPart 21が定める製造認定(Production Certificate、PC)を取得した。

HAIは、ホンダとゼネラル・エレクトリック社(以下GE)の合弁会社であるGE Honda エアロ エンジンズ(GE Honda Aero Engines, LLC、以下GE Honda)が、2013年12月にFAA型式認定(Type Certificate、TC)を取得したターボファンエンジン「HF120」の生産を担当する。

FAAがジェットエンジンの製造認定を授与するのは23年ぶり

HF120は、初期の生産をマサチューセッツ州リンにあるGEの工場で開始し、2014年11月から、GE Hondaの型式認定に基づいて、HAIバーリントン工場においてFAAの監督下で生産を行ってきたが、今回の製造認定取得により、HAIバーリントン工場がエンジンを継続的に製造する能力を持つことが承認され、HAIの製造認定に基づきHF120の生産を行うようになる。FAAがジェットエンジン用に製造認定を授与するのは23年ぶりのことだという。

HAI社長の泉征彦氏は、「今回のFAA製造認定取得は、HF120におけるお客様のニーズにお応えするために、我々が取り組んできたことの大きな成果です。我々はこれからもGE Hondaをサポートし続け、お客様の満足を高めるために努力していきます」と語っている。

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<HF120について>

HF120は、同社の小型航空機「HondaJet」に採用されるエンジン。2013年12月13日に米国連邦航空局(FAA)より連邦航空規則のPart 33が定める型式認定を取得。

定格推力2095ポンドのターボファンエンジンで、最先端の耐熱材料を用いた高圧/低圧タービンや空力性能を向上させるカウンターローテティング2軸ファンなどの特徴を持つ。

クラストップの低燃費と耐久性、世界最高レベルの環境性を兼ね備え、新たなスタンダードとなるべく開発された定格推力2,095ポンドのエンジンで、以下の技術的特長を備えている。

・先進空力設計技術を盛り込んだ一体型ファンローターと、カーボンコンポジット製の軽量ガイドベーン

・世界最高レベルの効率・圧力比と、操作性を両立する耐熱チタン製の遠心圧縮機ローター
・コンパクトで低エミッションの燃焼器とシンプルな単段エアブラスト式燃料噴射ノズル
・最先端耐熱材料を使用した高圧・低圧タービンと空力性能を向上させるカウンターローテーティング2軸システム

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【ホンダ エアロ インク(Honda Aero, Inc.)概要】
ホンダの全額出資で2004年に設立された航空エンジン事業子会社
社長:泉 征彦(いずみ まさひこ)
所在地:米国ノースカロライナ州バーリントン
業容:Hondaの航空エンジン事業に関わる開発以外のすべての統括。具体的には、部品調達やエンジン生産など

【GE Honda エアロ エンジンズ(GE Honda Aero Engines, LLC) 概要】
GEとHondaの共同出資で2004年に設立された航空エンジン合弁会社
社長:スティーブン・シャクナイティス(Steven Shaknaitis)
副社長:泉 征彦(いずみ まさひこ)
所在地:米国オハイオ州シンシナティ
業容:機体メーカーへの営業、カスタマーサポートなど

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マツダ、ミラノデザインウィーク2015に出展

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「Mazda Design クルマはアート」をテーマに据える

マツダ株式会社(以下、マツダ)は、イタリアのミラノにおいて4月14日から19日の期間で開催される「ミラノデザインウィーク2015」に出展する。

展開エリアは「ブレラ美術館」があり、昔ながらのクラシックなギャラリーから最新アートを展示したモダンギャラリーまでが軒を連ねるアートの拠点。特にミラノの中でもひときわシックな地域としてしられるブレラ地区において『Mazda Design クルマはアート』をテーマに開催する。

イタリアで開催されるミラノデザインウィークとは

ミラノデザインウィークとは、毎年4月、イタリアのミラノで家具の見本市「ミラノサローネ」や、市街でのデザインイベントなど、一流のデザイナーやブランドのデザインマインドが結集する1週間のことをそう呼んでいる。

具体的には、同時期に開催される「ミラノサローネ国際家具見本市」に併せて、ミラノ市内の各所で実施されるデザインイベントの総称。家具や工業製品などの展示会や、パフォーマンス、講演など、様々なデザインに関連するイベントが繰り広げられる1週間だ。

この時期のミラノは、いわばファッションにおける「パリコレ」のように、インテリアや家具、空間デザインの最新情報の発信の場となっており、様々な切り口で最新のライフスタイルとデザインが展開され、デザインを身を以て”体感”できる街になる。

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人の心を動かすクルマのデザインを表現していく

マツダはこのイベントに「クルマはアート」というスローガンを掲げ、人の心を動かすクルマのデザインに日々挑戦している同社のインスピレーションを伝えていくという。

クルマは移動の道具であることから、動きのある造形や、光のうつろい等による生命感の表現を表していく必要があり、時にはクルマ以外の作品の創作を通じて、モノに魂をふき込むための技術や表現力に磨きをかけている同社のクラフトマンシップを表現していくようだ。

今回の『Mazda Design クルマはアート』においては、こうしたデザイン研鑚の過程で生まれたアートワークを、進化したデザイン表現を適用したコンパクトクロスオーバーSUV「マツダCX-3」や2人乗り小型オープンスポーツカー「マツダロードスター」といったマツダの最新モデルとともに展示。

2013年に続き今回が2回目の参加となるマツダは、『Mazda Design クルマはアート』を通じて、マツダのデザイン領域における取り組みを、世界有数のデザインイベントにおいて展開していくとしている。

以下は2013年に出品した同社の「魂動デザインをイメージしたイス」を制作した職人のこだわり連載(マツダ公式ブログ)
▲「魂動をイメージしたイス」に込められたモノづくり
・イントロダクション
・クレイモデラーが込める温もりと魂
・磨きの職人が追い求めた脚の質感
・二人の師弟ハードモデラーの挑戦

▲デザイン本部長前田が語るブランドデザインに込めた想い
・Be a driver. サイト(This is Mazda Design)
クルマに命を与える それがマツダのデザイン

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ホンダ、日本強靭化大賞2015で優秀賞を受賞

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ホンダ、3部門の関連技術で日本強靭化大賞を獲得

本田技研工業は、水素関連技術の「スマート水素ステーション」ことSHSと、燃料電池自動車や電気自動車から家庭や様々な機器等への電力供給を行うV2X関連技術の「V2H対応DC普通充電器“Honda Power Manager”」ことHEH55、および「外部給電器“Honda Power Exporter CONCEPT”(以下、Power Exporter)」ことPowerExporterが、「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2015」の企業・産業部門で優秀賞を受賞したことを発表した。

ジャパン・レジリエンス・アワードとは

ジャパン・レジリエンス・アワードは、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が創設した制度。

レジリエンスジャパン推進協議会自体は、国土強靭化担当大臣私的諮問機関「ナショナル・レジリエンス懇談会」の結果を踏まえ、「国土強靭化基本計画」が円滑に達成されるよう、産、学、官、民が連携してレジリエンス立国を構築していくことを目的として設立された協議会だ。

同評議会は、次世代に向けたレジリエンス(強靭化)社会を構築するための先進的な活動を発掘して評価し表彰する。

第1回は強くてしなやかな国・地域・人・産業づくりがテーマ

第1回となる本年度は、“強くてしなやかな国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等”を実施している企業・団体の中から入賞した95件が表彰された。

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ホンダは、「電動化モビリティを活用したV2Xによる強靭なコミュニティづくりへ貢献する機器の提案」というテーマで、自社で取り組む電動化モビリティと低炭素社会の実現化技術のコンセプト「つくる・つかう・つながる」の中から「つくる」と「つながる」に関連する3技術のSHS、HEH55、Power Exporterを提案。

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同アワード事務局より、本業との関連性において目的や方法が自社の強みを活かしたものであり、また事業に従来の企業活動と明確な差異が見られ広がりが期待できるといった点で、高い評価を受けた。

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SUZUKIモーターサイクルショー2015の出品概要発表

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東西ふたつのモーターサイクルショー2015に出品

スズキ株式会社は、インテックス大阪で開催される「第31回大阪モーターサイクルショー2015」(3月20日~22日)、東京ビッグサイトで開催される「第42回東京モーターサイクルショー」(3月27日~29日)に以下の内容で出品する。

今回のスズキブースは「スポーツ」をテーマとし、4年ぶりにMotoGPに復帰する「チームスズキ エクスター(Team SUZUKI ECSTAR)」の参戦車両「GSX-RR」や、日本初公開となる海外向けの新型モデル「GSX-S1000 ABS」、インドで雑誌、TV局が主催するバイクオブザイヤーを9つ受賞したインド生産の150ccスポーツバイク「GIXXER」など5モデルを参考出品する。

また市販車は、3月に販売を開始する新型110ccスクーター「アドレス110」や、50ccスクーター新型「レッツ」をはじめとした国内モデル13台を出品。スズキブースでは、世界最高峰のMotoGP参戦車両「GSX-RR」にまたがることが出来るコーナーを設けるなど、実際に触れることが出来る車両を数多く展示し、スズキ二輪車の魅力を充分に体感できることを目指している。

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モーターサイクルショー2015での主な出品車両

・参考出品車・
GSX-RR(MotoGP参戦車両)
GSX-S1000 ABS/GSX-S1000F ABS(輸出モデル)
GSX-R1000(MotoGPカラー・輸出モデル)
GIXXER(インド生産モデル)

・市販車・
アドレス110(3月19日発売)
レッツ(3月13日発売)
V-Strom1000 ABS/V-Strom650XT ABS(オプション装着車)など

モーターサイクルショー2015 スペシャルサイトはこちらから

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トヨタ自動車、IOCのTOPパートナーに決定

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トヨタ、2024年迄のIOC TOPパートナー契約締結を東京で発表

トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は3月13日、国際オリンピック委員会(以下、IOC)との間で、東京オリンピックを含む2024年までのIOC「TOP(The Olympic Partner)パートナー」契約を締結し、東京にて発表会を実施した。契約額は非公表だが、総額1000億円規模とみられる。

発表会にはIOCのトーマス・バッハ会長、竹田恆和(つねかず)マーケティング委員長(兼 日本オリンピック委員会会長)、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長をはじめとするオリンピック関係団体の関係者、および当社代表取締役社長の豊田章男が出席した。

IOCとの間で締結されたTOPパートナー契約の詳細

IOC「TOP(The Olympic Partner)パートナー」とは、オリンピックの最高レベルのグローバルスポンサーシッププログラムで、夏季・冬季オリンピック大会および関連活動について、締結したスポンサー企業がグローバルで支援を行う。

具体的には、五輪マークを使って世界的な宣伝などができるようになる。また競技場などで対象となった製品を使うことで、企業名や製品、ブランドの認知度向上にもつなげられるが、支援対象は1業種1社に限られており、今回はIOCが新たに「モビリティ分野」を設け、初めてトヨタが選ばれた恰好だ。

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同プログラムは1985年に始まり、日産自動車が大会組織委員会に協賛する16年リオデジャネイロ五輪の翌年から全世界で権利を行使できる見込み。

今回締結の対象期間は、東京オリンピックを含む2015年~2024年(2015年~2016年の16年までの権利対象国は日本国内に限られる。2017年からはグローバルの権利)。

支援を行う主な対象製品は、モビリティ分野のVehicles(乗用車、小型モビリティ、商用車など)と、Mobility Services(ITS、テレマティクスサービスなど)となっている。

契約締結を発表した会場での各位のコメント内容

発表会においては、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の副会長も務めるトヨタの豊田章男社長は、「栄誉あるTOPパートナーの名に恥じないように、皆さまに『トヨタを選んでよかった』と思っていただけるように、オリンピック・ムーブメントの推進に貢献してまいりたいと思います。オリンピックの旗のもと、関係者、自動車業界の皆さまと心ひとつに、スポーツの力を『平和で差別のない、より良い社会づくり』に役立てていくお手伝いをしてまいりたいと思います」と述べた。

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一方IOCのトーマス・バッハ会長は、「『オリンピック・アジェンダ2020』は、オリンピック・ムーブメントの未来に向けた戦略的ロードマップです。IOCは、本アジェンダに掲げられている持続可能なモビリティ・ソリューションを提供する重要なパートナーとして、トヨタの参加を歓迎いたします。今回の合意は、IOCとオリンピック・ムーブメントの未来に対する、トヨタの強力なコミットメントの現れであると共、『オリンピック・アジェンダ2020』を推進するうえで重要な役割を果たすものと受け止めています」と結んだ。またトヨタの燃料電池車「ミライ」に試乗したことも自ら明かした。

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IOC TOPパートナーが支える現代のオリンピック

IOCのTOPパートナープログラムは、商業化路線で成功した1984年のロサンゼルス五輪組織委員会の制度を参考に翌1985年にスタート。協賛金収入の半分が各五輪の大会組織委に、40%が各国・地域の国内オリンピック委員会に配分される。

またこれとは別に五輪の組織委は個別に国内でマーケティング活動を展開でき、2020年東京五輪・パラリンピック組織委はこれまでNTTなどの5社と契約している。

なお現段階では、TOPパートナーとして米コカ・コーラなどが契約を結んでおり、トヨタで12社目。日本企業としてはパナソニック、ブリヂストンに次いで3社目となる。

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HONDA 新型ステップ ワゴンをホームページで先行公開

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5代目にあたる新型ステップワゴンは4月下旬の発売予定

本田技研工業は3月13日、新型「ステップ ワゴン」に関する情報をHondaのホームページで先行公開した。5代目にあたる新型ステップワゴンは、4月下旬の発売が予定されている。

新型ステップ ワゴンは、リビングのような空間を目指した上質なインテリアや、随所に画期的なアイデアで機能性を高めた装備を満載し使うことが楽しくなるミニバンを目指した。

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最も大きな注目点は車両最後部のわくわくゲート

最も大きな注目点は外観にあり、バックドアそのものに横開きのドアが備わること。つまり、車両最後部のテールゲートは、縦横2方向に開く仕様となっている。

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ホンダでは、この大開口のテールゲートに横開き式のドアを備えたかたちを「わくわくゲート」と名付けており、また3列目のシートを左右独立して床下格納できる「マジックシート」との組み合わせで、テールゲートを開けることなく横開き式のドアから3列目のシートへの乗り降りを可能にする仕様。荷物の出し入れも容易になるという。

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エンジンは新開発の直噴1.5リッターVTECターボ

エンジンは、新開発の直噴1.5リッターVTECターボエンジンを搭載、最大トルクは自然吸気の2.4リッターエンジン並みで、力強くスムーズな加速と、優れた燃費性能、高い静粛性を実現したとしている。

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また、歩行者まで検知対象とした先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」もオプションとして搭載用意されている。

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ピレリワールドチャレンジ開幕戦、新型キャデラックATS-V.Rは3位スタート

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新型「キャデラックATS-V.R」今シーズン開幕を3位で飾る

キャデラックレーシングは、3月6日~8日に米国テキサス州オースチンで開催されたSCCAピレリワールドチャレンジ開幕戦で新型キャデラック『ATS-V.R』がデビューした。初日の7日はカーナンバー3番のジョニー・オコネル選手が3位、2日目はカーネンバー3番のジョニー・オコネル選手が7位となった。

キャデラックATS-V.Rは、新型キャデラック『ATS-V』をベースとしたレーシングカー。最高出力600psを発揮する3.6リットルV6ツインターボ「LF4.R」エンジンを搭載し、FIA GT3レギュレーションを満たすもの。

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1986年から続くSCCAピレリワールドチャレンジ

SCCAピレリワールドチャレンジは1986年から続くシリーズ。キャデラック・レーシングは2004年にチームを立ち上げて以来、チーム・キャデラックは26勝し、91度の表彰台と22度のポールポジションを獲得している。
チームは2005年、2007年、2012年、2013年、2014年と5度のワールド・チャレンジ・マニファクチャラー・チャンピオンシップを獲得。ワールド・チャレンジ・ドライバーズ・チャンピオンシップでは、2005年にアンディ・ピルグリム選手。2012年、2013年、2014年は、ジョニー・オコネル選手が獲得した。

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次回レースは、3月27日~29日にフロリダ州のセントピーターズバーグにあるSt. Petersburg Cadillac Grand Prixで開催。

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