ステランティス ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:成田 仁)は10月5日、シトロエンブランドからBセグメントでブランドの中核モデルにあたる「C3」第4世代の「CITROËN C3 HYBRID(シトロエン シースリー ハイブリッド)」を発表・発売した。
発売は、全国のシトロエン正規ディーラーを介して2025年11月6日(木)から。メーカー希望小売価格は、「CITROËN C3 PLUS HYBRID」が3,390,000円(税込)、「CITROËN C3 MAX HYBRID」が3,640,000円(税込)。
なお、10月5日(日)から11月5日(水)まで、全国正規ディーラーで先行商談キャンペーンを実施し、発売に先がけて展示を行う。
同社によると「C3」の前モデル(第3世代)は、2017年の日本導入以来、累計1万台以上を販売し、シトロエンブランドのトップセールスモデルとして多くのユーザーに支持されてきた。
また、その理由については、印象的なフロントフェイスやサイドのエアバンプに象徴されるユニークなデザイン、ボディとルーフの配色が楽しめる多彩なカラー展開、フランス車ならではの遊び心がちりばめられた内外装、快適な乗り心地が高く評価されたと謳っている。
さて今回の新型「C3 HYBRID」は、同モデルの後継として、快適性と環境性能をさらに高めた次世代モデルという。
その最大の特長は、Bセグメントとして追求した高い快適性にある。プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC®)やアドバンストコンフォートシートを標準装備し、上質な乗り心地を実現した。
更に新デザインのブランドロゴバッジに加え、パワートレインに最新の48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載した、シトロエンの新しい時代を象徴するモデルとなっている。
グレード
新型「C3」の快適さを堪能できるベーシックモデルのPLUS(プラス)と、洗練された上質装備を備えたハイグレードモデルのMAX(マックス)の、2グレード展開。
エクステリア
従来のハッチバックスタイルから大きく進化し、骨太のプロポーションを採用。全高は従来比+95mmとなり、前席ヘッドクリアランス(頭上スペース)やドライビングポジションが大幅に向上した。これにより、街中での運転に於いて取り回しの良さを保ちつつ、視認性と快適性を高めた新しいBセグメントのスタイルとして纏めたとしている。
フロント
2022年のパリモーターショーで発表し、世間に驚きを与えたコンセプトカー「Oli(オリ)」の流れを汲む新世代シトロエンデザインを採用した。
・フロントグリル
シトロエン創業時のロゴをオマージュした最新のシトロエンロゴを冠している。
シトロエンのロゴである二重の山型ライン「ダブル シェブロン」は、かつての木製歯車に由来し、重なった逆V字型の象徴的なデザインとなった。
「C3 HYBRID」のフロングリルには、「ダブル シェブロン」ロゴからリズミカルに広がる ”シェブロンライン” が左右のヘッドランプを繋いで、ブランドのアイデンティティを力強く表現している。
・LEDヘッドライト
標準装備のLED ヘッドライトは、3つのセグメントに分割された特徴的なライトシグネチャーを備えた。遠くからでもひと目でシトロエンのクルマだと認識できる個性的なデザインとなっている。
・カラークリップ
フロントバンパー下部には、シトロエンらしいカジュアルなアクセントとして、カラークリップを左右に配した。
・ホイール
MAXには、17インチのダイヤモンドカットアロイホイールを標準装備し、PLUSには、17インチスチールホイールにツートンカラーのフルサイズホイールキャップを標準設定した。
リア
フロントフェイス同様に、リアビューにも新世代シトロエンデザインを踏襲。センターに配した最新ロゴと同調した ”シェブロンライン” デザインが、見る人の視線を3つのセグメントを意識させる。
サイド
・ツートーンルーフ
Aピラーから、ルーフ、リアスポイラー、そしてCピラー上部までつながる広大なツートーンルーフがモダンな印象を演出した。(MAXのみ)
・カラークリップ
リアドア後部にもカラークリップをアクセントとして配置し、ルーフレールには「CITROËN」の文字をあしらい、サイドビューにも遊び心を加えた。
パワートレイン
新世代の48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。1.2Lガソリンターボエンジンと電動モーター、6速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)の組み合わせにより、最大出力110psを発揮し、街乗りから高速走行まで、滑らかで力強い走りと高い燃費性能を実現したという。
なお、このハイブリッドシステムは、「C4 HYBRID」とハードウェアが共用され、かつC3の軽量ボディに最適化されたセッティングが施されている。今後、Stellantisのコンパクトモデルにも順次採用される予定。
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エンジン: 1.2 L ガソリンターボエンジン
モーター: 15kW
駆動用バッテリー: 48V 876 Wh
システム合計出力: 81kW / 110ps
トランスミッション: 6速デュアルクラッチトランスミッション
燃費: 22.3 km/ℓ(WLTC モード)
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インテリア
フレンチブランドらしい遊び心が融合したデザインに仕立てた。ダッシュボードには水平を基調とした、フラットでワイドなインストルメントパネルを配置し、運転者の視線移動を最小限に抑えて必要な情報を表示させて運転に集中できる設計とした。
MAX
シートにライトグレーのファブリックと合成皮革(TEP)レザーを組み合わせたアドバンストコンフォートシートを採用し、ダッシュボードには、フロントシートを取り囲むようにシルバーアクセントが施された。
また、ブランドの世界観を感じさせるユニークなディテールが随所に散りばめた。例えば各ドアには、それぞれ異なるメッセージタグが縫い付けられており、乗るたびに発見がある仕掛けとした。
更にリアウィンドウにはパリの街並みのシルエット、そしてグローブBOX内には、1919年以来のシトロエンの代表モデルがデザインされており、ブランドの歴史と誇りを車内の至るところから感じることができる。
その他、PHC®(プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)に加え、ステアリングヒーター、フロントシートヒーター、スマートフォンワイヤレスチャージャー、自動防眩式ルームミラーなど、実用性の高い機能が標準装備されている。
PLUS
ダークグレーを基調としたファブリックのアドバンストコンフォートシートを採用し、心地よく落ち着きのある空間を演出している。ダッシュボードにはブルーのラインをあしらい、穏やかな雰囲気に遊び心がさりげなく添えられている。
インテリア(MAX)
ボディカラー
シトロエンらしい感性と遊び心を反映した、全4色のボディカラーを展開。
うち2色は今回新たに追加された新色で、いずれもブランドの世界観と調和しながら、街中で目を引く存在感を放つ。
新色「ブルー モンテカルロ」は、地中海の陽光と洗練された都市の雰囲気を融合させた深みのあるブルー。華やかさと安らぎを兼ね備え、シトロエンの先進性と個性を象徴している。
もうひとつの新色「ブライト ブルー」は、軽快で爽やかな印象を与える鮮やかなブルーで、遊び心と快活なイメージを表現した。
その他、定番カラーとして、深みのあるパールレッドが特徴の「ルージュ エリクシール」、そしてシンプルながら洗練された印象を与える純白の「ブラン バンキーズ」をラインアップ。
これらのボディカラーは、異なるカラークリップとの組み合わせで設定しており、選ぶ楽しさと、見た目のバリエーションを味わえる仕様としている。
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CITROËN C3 HYBRID 価格表
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モデル名:CITROËN C3 PLUS HYBRID
パワートレイン:1.2Lターボエンジン+15kWモーター+48Vバッテリー
希望小売価格(税込):¥3,390,000
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モデル名:CITROËN C3 MAX HYBRID
パワートレイン:1.2Lターボエンジン+15kWモーター+48Vバッテリー
希望小売価格(税込):¥3,640,000
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詳細は、製品サイトを確認されたい。
URL:https://www.citroen.jp/models/c3.html
キャンペーン:https://web.citroen.jp/c3-hybrid/