フォルクスワーゲンAG、独本国で現行Poloの後席シートベルトをリコール


独フォルクスワーゲン AG(本社:ドイツ・ニーダーザクセン州ヴォルフスブルク、グループCEO:ヘルベルト・ディース)は、ドイツ本国に於いて現行の「Polo(ポロ:2018 年式)」のリコールを発表している。

具体的には、前提として稀なケースとしているが、後席中央と後席左側の双方に人が乗車している状況で急な車線変更を行った場合、後席左側のシートベルトが意図せず外れることがあるとする。

フォルクスワーゲンは安全を最優先と考えており、既に技術的な対応策(シートベルトフックのデザインの変更)は特定できていると云う。

重ねて同社は、「現行Poloについて法的な認証を受けており、安全に運転していただけますが、フォルクスワーゲンは、お客様に対して、リコール対策が完了するまでは、現行 Polo の後席中央のご使用をお控えいただくようお伝えいたします。

現在、フォルクスワーゲンは、すでに市場にある車両と今後の生産車両について技術的な対応策を行うために、当局と最終的な調整を行っています。今後数週間のうちにフォルクスワーゲンは、リコールを開始する予定です。

お客様には、お近くのフォルクスワーゲンサービスパートナーに連絡するよう通知いたします。
本件に関する点検および対策済みのシートベルトの装着は無償で行います」と結んでいる。

なお現在、日本での対応についても本国の状況を見据え、仕様毎等の対応を確認・進捗を進めていく構えとしている。