コンチネンタルタイヤ、ツール・ド・フランスの5年間のスポンサー契約に合意


独・自動車部品サプライヤー大手のコンチネンタルAG(本社:ドイツ、ハノーバー市、CEO:エルマー・デゲンハート)の執行役員兼タイヤ部門統括責任者ニコライ・ゼッツァー氏と、ツール・ド・フランスの最高責任者クリスティアン・プリュドム氏はパリ現地時間の12月4日、ツール・ド・フランスへの5年間に亘るスポンサー契約に合意。公式発表を行った。

ゼッツァー氏はパリで行われた発表セレモニーで、「競技用自転車向けハイテクタイヤの開発と製造に全力で取り組むコンチネンタルにとって、ツール・ド・フランスのオフィシャルパートナーになることは、必然的なステップです。

左:コンチネンタルAG執行役員兼タイヤ部門統括責任者、ニコライ・ゼッツァー氏。右:ツール・ド・フランスの最高責任者、クリスティアン・プリュドム氏。

ツール・ド・フランスでは、究極の安全性だけでなく、転がり抵抗と重量においてもベンチマークを満たすことが要求されます。

今回のパートナーシップによって、この世界的な重要性を持つ貴重な環境で、当社のタイヤ製造における優れた専門技術を実証できます」と述べた。

一方ツール・ド・フランスの最高責任者、クリスティアン・プリュドム氏は、「コンチネンタルタイヤをツール・ド・フランスに迎えられることを光栄に思います。

同社は145年以上にわたって蓄積されたノウハウを持ち、業界トップとして国際的な地位を確立している企業です。

そのコンチネンタルタイヤが世界最大の自転車レースとの提携を望むということは、自転車界にとって素晴らしい象徴となります。

自転車レースにおいて安全性を第一に考えるツール・ド・フランスの主催者A.S.O.の姿勢と、よりいっそう効率的なタイヤを追求するコンチネンタルタイヤの研究開発力が、このパートナーシップの背後にある価値観と論理を体現しています。

自転車と地面の唯一接地点であるタイヤは、この競技における重要な要素です」とコメントした。

昨年のツール・ド・フランスでは、ツールの覇者クリストファー・フルーム(Christopher Froome)氏を含め、9つのチームがコンチネンタルタイヤを採用。

2018年から5年間、コンチネンタルタイヤは世界最難関の自転車レースで高い認知度を保持してきたコンチネンタルは、1871年の創業以来、人とモノの持続可能なコネクテッドモビリティ関わる先進的な技術やサービスを開発してきた。

これを踏まえ同社は、欧州市場に於けるブランド価値を地域外に拡大。コンチネンタルタイヤの知名度拡大を目指していく構えだ。

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