KYB株式会社、スーパースポーツ用フロントフォーク「AOSⅡ」量産開始


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KYB株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:中島康輔、旧カヤバ工業株会社、以下、KYB)並びに同グループは、高い性能が要求されるスーパースポーツ車向けの倒立フロントフォーク「Air-OilSeparate System Ⅱ(AOSⅡ)」を開発し、川崎重工業株式会社製「Ninja H2/H2R」への製品納入を開始した。

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1.技術的特徴
・減衰力発生部に新規開発した分離加圧カートリッジを採用。フロントフォーク内部の空気と減衰力発生部のオイルを分離し、フリーピストンでカートリッジ内部を加圧することで、優れた減
衰力応答性を実現した。

・フロントフォークの作動に伴い軸受部へ強制的に油を供給する構造を採用し、作動フリクションを低減した。

・減衰力調整およびスプリングプリロード調整機能をフロントフォーク上部のトップキャップへ集約することで、ユーザーの操作性を向上させた。

2.製品名
Air-Oil separate System Ⅱ(AOSⅡ)

3.開発・生産拠点
KYBモーターサイクルサスペンション株式会社
Air-Oil Separate System Ⅱ(AOSⅡ)

4.KYBモーターサイクルサスペンション株式会社(2015 年 9 月末現在)
(1)代表者 大下 茂
(2)所在地 岐阜県可児市土田 2548
(3)設立年月日 2013 年 10 月 1 日
(4)出資比率 KYB 株式会社 100%
(5)主な事業内容 二輪車等(ATV、スノーモービル等を含む)の車両向け緩衝器等の
機器及びそれらの装置、部品、付属品の開発・製造・販売
(6)従業員数 約 480 名