最大積載量をアップし、環境性能を高め全車エコカー減税の対象に
マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道、以下、マツダ)は、『マツダ ボンゴバン』『マツダ ボンゴトラック』を商品改良し、全国のマツダ系、マツダアンフィニ系およびマツダオートザム系販売店を通じて2月12日に発売することを発表した。
「マツダ ボンゴバン GL 2WD 5MT ハイルーフ 5ドア」 「マツダ ボンゴトラック DX 2WD 5EC-AT ロングボディ」
このたびの「マツダ ボンゴ」シリーズの商品改良では、燃費性能を向上させ、全車がエコカー減税の対象となる。また、ボンゴシリーズの最大積載量を増やし、2WD車で1,150kg、4WD車で1,000kgとして機能性を高めた。(数値は2名乗車時)
自動変速機は、前モデルでは4速でしたが、商品改良車では5速(5EC-AT)を採用し、燃費性能を高めるとともに、登坂路や低速での走行時にも扱いやすくスムーズな走りを実現した。
さらに、4輪アンチロック・ブレーキ・システム(4W-ABS)を全車に標準装備とした。デザイン面では、ボディと同色のバンパーを採用しスタイリッシュな外観とした。
なお内装もシート色をブラックとグレーの2トーンにするなどして質感を高めている。
ボンゴバン、ボンゴトラックの商品改良の概要は以下のとおり
– 全車が「平成27年度燃費基準」を達成
「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」を達成(低排出ガス車4つ星認定を取得)し、「平成27年度燃費基準」を上回る燃費性能を実現。それにより全車が平成27年度エコカー減税*1の対象となる。
– ボンゴバン、ボンゴトラックの全車のリアタイヤをシングルタイヤに統一
機種体系を変更し、ダブルタイヤ仕様を廃止し、全車をシングルタイヤ仕様とした。
– ボンゴシリーズの最大積載量をアップ
前モデルのバン、トラックの最大積載量は、750kg~1,000kg(シングルタイヤ車は、750kg~950kg)となっていたが、商品改良車は全車1,000kg以上(2名乗車時)となった。
– ボンゴバンのリアシートに「コンパクトフォールディングシート(オートロック機構付)」を採用
「コンパクトフォールディングシート(オートロック機構付)」の採用によって、「GL」のリアシート収納時(2名乗車時)の有効荷室床面長が従来比で325mm伸び2,160mmとした。
– 電子制御5速オートマチック(5EC-AT)を採用
5速オートマチック車の全車に電子制御5速オートマチック(5EC-AT)を採用した。
ギアの多段化により、適切なギア比に変速制御して燃費性能を高めている。また、静粛性の向上や登坂、追い抜き加速性能を向上している。
– 4輪アンチロック・ブレーキ・システム(4W-ABS)を標準装備
前モデルではボンゴバンのシングルタイヤ車のみに設定されていた4輪アンチロック・ブレーキ・システム(4W-ABS)を今回の商品改良ではボンゴバン、ボンゴトラックの全車に標準装備とした。
– 電波式キーレスエントリーシステムを標準装備
電波式キーレスエントリーシステムを全車に採用し、ドライバーの利便性を高めている。
– スタイリッシュなデザインによる質感向上
ボンゴバン、ボンゴトラックの全車に、「ボディ同色バンパー(フロントバンパー下部はブラック)」と「フルホイールキャップ(シルバー)」を採用した。
– 2WD車に4WD車と同じワイドフェンダーデザインを採用した。
ボンゴバン「GL」のグリルにメッキグリルを採用した。ボンゴバン「DX」のリアエンブレムに成形品のメッキエンブレムを採用した。
– ボンゴバン「DX」のバックドアガーニッシュを質感の高いピアノブラック塗装とした。ボンゴバン「DX」のボディカラーに「アルミニウムメタリック」を追加しており2色から選択できる。(ただしルートバンでは「クールホワイト」1色のみとなる)
内装ではシートの色調をブラックとグレーの2トーンにして質感を高めている。
「ボンゴ」シリーズのメーカー希望小売価格は以下のとおり
ボンゴバン(※は写真掲載のモデル)
ボンゴトラック(※は写真掲載のモデル)