日産車体株式会社（本社：神奈川県平塚市 社長：渡辺義章）は、第44回東京モーターショー2015（一般公開日：１０/３０～１１/８、会場：東京ビッグサイト）の出展概要を発表した。
今回のショーでは、新世代タクシーの「NV200タクシー」、「NV200タクシー ユニバーサルデザイン」、「NV350キャラバン トランスポーター」を出展する。
【展示車両】
１）．「ＮＶ２００タクシー」
２）．「ＮＶ２００タクシー ユニバーサルデザイン」（展示：１０/２８、２９）
３）．「ＮＶ３５０キャラバン トランスポーター 」（展示：１０/３０～１１/８）
【展示車両概要】
１）．「ＮＶ２００タクシー」
「ＮＶ２００タクシー」は、ＮＶ２００バネットをベースに開発。セダンタイプが主流であったこれまでのタクシーのイメージを一新する新世代タクシー。
ワゴンタイプならではの広々とした室内空間と荷室スペース、スムースな乗り降りが可能な大きなドア開口部やパノラミックルーフの採用により、これまでにない新たなタクシーの価値を提供する。
快適性能では、新設計のシートとサスペンションの最適化により、これまでのセダンタクシー並みの乗り心地を実現している。
また、高いアイポイントによる視界の良さ、余裕のヘッドスペースに加え、優れた取り回し性能を備え、長時間運転することの多いタクシードライバーの疲労を低減する。
なおブースでは、大開口のオートスライドドアと乗車時の段差を軽減する電動式スライドステップを利用したスムースな乗降性。
いつもと違う視点から街の表情を楽しむことができるパノラミックルーフからの眺め、高級感があり、座り心地と広くゆったりとした後席空間。
４人分のスーツケースが収納できる充実の荷室スペースの広さに加えて、「ＬＰＧバイフューエル」を搭載することで経済性と航続距離の向上を実現させた、新世代タクシーの快適さが体験出来る。
２）．「ＮＶ２００タクシー ユニバーサルデザイン」（展示：１０/２８、２９）
「ＮＶ２００タクシー ユニバーサルデザイン」は、「みんなにやさしいタクシー」としてスライド式スロープや乗降用大型手すりを標準装備し、車いすの方でも安心して乗車出来るユニバーサルデザインを実現した。
「ＮＶ２００タクシー ユニバーサルデザイン」は、児童や高齢者、車いす利用など、性別年齢を問わず、幅広い乗客が快適に移動できることを追究した。
同車は「福祉タクシー」とは異なり、介護に関わる資格が不要なタクシーで、公共交通インフラのバリアフリー化の推進に貢献することを目指した「みんなのタクシー」である。
「ＮＶ２００タクシー」と同様の広く、ゆとりのある後席や乗客の乗り降りを細やかにサポートする数々のおもてなし装備、タクシードライバーが長時間快適に運転できる機能などに加え、車いす利用者が車いすに乗ったまま乗降できるタクシーとした。
【車いすのお客さまのための安心装備・仕様】
• 車いす後退防止ベルトを装備し、車いすに乗ったまま安心して乗降できる2段スライド式スロープ。
• 車いす利用者が乗降時に点灯し、後続車に車両が停止していることを知らせるバックドア停止表示灯。
• 車いすの利用者と同乗する後席利用者が一体感を感じる車いすスペース。
３）．「ＮＶ３５０キャラバン トランスポーター」（展示：１０/３０～１１/８）
「ＮＶ３５０キャラバン トランスポーター」は、精悍なフォルムで上質なインテリアのＮＶ３５０キャラバンのラインアップから、フロア床張りにこだわりを尽くし、アウトドアスポーツのために考え抜かれた車両。
最上級のプレミアムGXをベース車両として、スキー、サーフィン、釣り、自転車などのアウトドアスポーツや、オートバイやカートなどのモータースポーツを楽しむ大人たちをフルサポートするため、水や汚れ、油などがこぼれても簡単に取り除くことができるロンリューム（ビニール床シート）加工を施したフロア床張りなど様々な特設仕様を施している。
会場ブースでは、サーフィンへ出かけるシーンでの活用方法を紹介していく。クラストップの荷室長を誇るＮＶ３５０キャラバンの荷室には、ロングボードと言われる９フィートのサーフボードを余裕で積み込むことができる。
その他、ハンガーのまま、衣類やウエットスーツを掛けられるサイドマルチパイプラックや、快適な車中泊を実現する寝心地の良さにこだわったベッドシステムなど、実際の活用シーンを紹介していく。
【特装車紹介】
その他、日産車体グループが手掛ける以下を筆頭とするさまざまな特装車を映像、パネルを使って紹介していく。パラメディック 高規格救急車・シビリアン 幼児通園車（SL仕様）・NV350キャラバン 幼児通園車・シビリアン 水難救助車・アトラスF24 道路整備作業車・シビリアン 移動図書館車など。