日立オートモティブのADAS ECU、日産エクストレイルに採用


日立オートモティブシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区大手町、本店:茨城県ひたちなか市、社長執行役員&CEO:関 秀明)のADAS (Advanced Driver Assistance System:先進運転支援システム)、ECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)が、日産エクストレイルに採用された。

このADAS ECUは、ACC(Adaptive Cruise Control:車間距離制御)システムや衝突被害軽減ブレーキシステム、車線逸脱警報システムなど、複数の運転支援システムを単一のコントローラーに統合したADASの中核製品である。

日立オートモティブシステムズのADAS ECUは、2009年に発売された日産自動車の「フーガ」に初めて搭載されて以降、量産実績を重ねている。

今回のマイナーチェンジにより、高速道路における渋滞走行と長時間の巡航走行の2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御し、ドライバーをサポートする高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」が採用され、当社はその機能を電子制御ユニットで支援している。

「プロパイロット」搭載車種へのADAS ECUの採用は、2016年8月にフルモデルチェンジした「セレナ」に続き2車種目となる。