日本導入モデルのラインアップと価格は、発表日の9月6日に公表される見込み
FCAジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長:ポンタス・ヘグストロム)は、Alfa Romeo(アルファロメオ)の高性能スポーツサルーン「Giulia(ジュリア)」を、2017年9月6日(水)に発表する。
この新型ジュリアは、長く輝かしい歴史を持つアルファロメオの“過去”と“現在”をつなぐモデルとなる。
初代ジュリアは1962年、当時としては稀だった空気力学を取り入れたボディに、最先端のDOHCエンジンを搭載して登場した。
その優れた走行性能は当時に於いても高く評価され、ヨーロッパ車のベンチマークとなった。さらに、初代ジュリアからは高性能モデルやさまざまなバリエーションが派生し、後世にも語り継がれるアルファロメオの代表的なモデルとなった。
新型ジュリアは、そうした初代ジュリアの血統を受け継ぐ。開発チームは、ジュリアに次世代を見据えた新設計FRアーキテクチャーを与えた。
同社では、車の基本性能を決定づけるアーキテクチャーを白紙から設計し、クラスをリードする優れた走行性能と、ドライバーの感情を揺さぶるドライビングエクスペリエンスを追求したのだと云う。
なお、それは初代ジュリアが残したヘリテージを継承する取り組みでもあったとも云う。
その結果、新型ジュリアは50:50の理想的な重量配分とFRスポーツサルーンらしい上質な操縦感覚、それにクラストップレベルのパワーウエイトレシオを身につけた。
新世代アーキテクチャーは、ジュリアのダイナミックなデザインにも寄与。アルファロメオ・エクステリア・チーフデザイナーのアレッサンドロ・マッコリーニは、「ジュリアのデザインは独創的でありながらシンプルです。
そしてそのダイナミックなプロポーションは、フロントの短いオーバーハングによって強調されています。このエクステリアデザインは、エンジン縦置きのFRアーキテクチャーだからこそ実現できました。
こうした生粋のスポーツサルーンとしての土台は、ジュリアの優れた基本性能の生命線となっています。
そしてその基本性能の高さは、一部のモデルだけでなくシリーズすべてのモデルに共通します」と述べている。
なお9月6日の車両発表では、そのジュリアシリーズの全貌が明らかになるだろう。