富士通株式会社(注1)(以下、富士通)と富士通テン株式会社(注2)((以下、富士通テン)は、10月29日(木曜日)~11月8日(日曜日)にかけて東京ビッグサイトで開催される「第44回東京モーターショー2015」に共同で出展する。なお、富士通としては、初の出展となる。
今回、「ICTでクルマは人のベストパートナーに。」をテーマに、クルマ社会における富士通グループのICTソリューションの取り組みを紹介する。
【今回の出展について】
富士通グループは、ソーシャルイノベーションの取り組みのひとつとして、交通・クルマ分野におけるテクノロジーとサービスの提供を重要な領域と位置づけている。
富士通の“「ヒューマンセントリック・イノベーション」の考えに基づくICT”と、クルマを知る富士通テンの“つながるサービス「Future Link®(注3)」の考えに基づくカーエレクトロニクス技術”を融合し、「センシング」、「情報分析」、「HMI(Human Machine Interface)(注4)」の組み合わせによる、自由で快適なモビリティ社会実現に貢献する製品・サービスを提案していく。
【出展概要】
■日時:10月29日(木曜日)~11月8日(日曜日)
■場所:東京ビッグサイト 東1・2・3ホール「E2105」
■テーマ:ICTでクルマは人のベストパートナーに。
■見どころ:ドライバーの挙動や、車間距離や接近物などの車外の状況を捉える「センシング」。蓄積された交通情報や天候などをかけ合わせて先を予測する「情報分析」。それらをドライバーに優しく伝える気が利く「HMI」。この3つの要素を組み合わせて生み出す製品・サービスを出展する。
1.プレゼンテーションステージ
富士通グループが提案するICTを活用した近未来のヒューマンセントリックなカーライフを、大型ビジョン映像、MCによるパフォーマンスを交えて紹介する。
2.体感コックピット
株式会社富士通研究所(注5)が開発したドライバー向け視線検出技術や先進HMIの技術を搭載したコックピットで、ドライバーの注意力を判断して早めの警告をしたり、天候を予測して適切な経路を案内したりする近未来のドライブシーンをドライバー目線で体感出来る。
3.最新技術・製品展示
車外の情報を捉える「マルチアングルビジョン™(周辺監視)」や「ミリ波レーダー(周辺監視)」、眠気の傾向を検知しドライバーの安全運転を支援する「FUJITSU Vehicle ICT FEELythm(眠気検知)」や「虹彩認証(個人認証)」などのセンシング技術と、地域や天候などの社会情報を加えた分析ソリューションを展示、実演する。
4.「ECLIPSE」 2015 最新カーナビゲーション タッチ&トライコーナー
自動地図更新や、音声による検索・操作など、「ECLIPSE」の最新の“つながる機能”を実際に体験出来る。
注釈
(注1)富士通株式会社: 本社:東京都港区、代表取締役社長:田中達也。
(注2)富士通テン株式会社: 本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:山中明。
(注3)Future Link®
「人」「クルマ」「社会」のデータをつなぎ合わせて、お客様一人ひとりに合わせた新たな価値を提供する、富士通テンの車載情報機器・サービスのコンセプト。情報を駆使し、人に働きかけ、行動を促すことが目指す姿という。
(注4)HMI: 人と機械が情報をやり取りするための手段や、そのための装置。
(注5)株式会社富士通研究所: 本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:佐相秀幸。