株式会社ブリヂストン（本社：東京都中央区京橋、代表取締役CEO 兼 取締役会長：津谷正明、以降、ブリヂストン）グループ傘下のインド法人であるブリヂストン インディア プライベート リミテッド（BSID）は、同国内での自動車保有台数や、生産台数の増加に伴う需要拡大に対応する。
具体的には、プネ工場及びインドール工場での乗用車用ラジアルタイヤ（PSR）の生産能力の増強を決定した。これを踏まえ今後5年間で約3億430万米ドル（約335億円・※ 1ドル＝110円で換算）の投資を段階的に行っていく。
まず今投資では、両工場の合計生産能力を2022年までに日産約15,000本増強し、増強後の合計生産能力を日産約41,000本とする。
併せて、最新鋭の設備・技術の導入により、今後見込まれるインド市場での新車用タイヤの大径化にも対応する。また、現地で約450名の雇用も創出する見込みだと云う。
ブリヂストンの国際グループでは、中国・アジア・大洋州SBUだけでなく、グループ全体がグローバル環境で「断トツ」の首位獲得を目指している。
このためにもインド市場は、重要な市場の一つとして位置付けており、1996年に製造販売会社を設立して以来、インド市場の発展と社会への貢献に貢献してきたと云う。
また同社は今投資により、「著しい経済発展、自動車産業の伸長が見込まれるインド市場でのプレゼンスを更に高めるとともに、新たなイノベーションと先進技術を通じて、人々がより快適に移動し、生活し、働き、そして楽しむことに貢献していきます」と結んでいる。
＜BSIDの概要＞
1．会社名：ブリヂストン インディア プライベート リミテッド（Bridgestone India Private Ltd.）
2．代表者名：Yves Kerstens （Managing Director）
3．所在地：マハラシュトラ州プネ市近郊チャカン
4．設立年月：1996年2月
5．出資比率：ブリヂストン アジア パシフィック ピーティーイー リミテッド100％（株式会社ブリヂストン100％子会社）
6．従業員数：約3,000名（2017年7月末現在）