McLaren-Hondaは、グリッド後方に甘んじてきましたが、そのトンネルの出口は見えつつあります
F1世界選手権は前半戦を終え、目下、約1カ月の夏休みに入っている。本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)では、その直前にF1プロジェクト総責任者である新井康久氏(株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者)の談話を発表している。
2015年の前半戦を振り返っていかがでしょうか?
新井康久氏:「本当にタフな戦いが続きました。ウィンターテストから序盤の数戦まで多くの問題を抱えていましたが、幸いそのほとんどは解決したので、いよいよ前に進み始めることができています。後半戦は、いい戦いができる感触を得ています」
具体的には、どの領域で苦労しましたか? 続きを読む ホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久氏、2015シーズン前半戦を振り返る