横浜ゴム、FIAワールドツーリングカーカップにレーシングタイヤをワンメイク供給


横浜ゴム株式会社(本社:東京都港区新橋、代表取締役社長:山石昌孝)は「FIAワールドツーリングカーカップ(WTCR)」に「ADVAN」レーシングタイヤをワンメイク供給する。

これは同社の「ADVAN」レーシングタイヤが2月3日、2018年より初開催される「FIAワールドツーリングカーカップ(WTCR)」のコントロールタイヤに採用されたことによる。

契約期間は2018年から2019年の2年間で、「ADVAN A005(ドライ用)」「ADVAN A006(ウェット用)」を供給する。サイズはともに250/660R18。

「WTCR」は「FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)」の新名称で、TCR規定レースとして行われる。横浜ゴムは2006年から2017年まで12年連続で「WTCC」をサポートしてきた実績が認められ、ワンメイクサプライヤーに指定された。

2018年の「WTCR」は4月7、8日のモロッコ戦を皮切りに全9大会以上が予定されている。

近年、コスト面での参加のしやすさや白熱した戦いでTCR規定のレースが世界各地で人気となっている。

横浜ゴムは「WTCR」のほかに地域選手権の「TCR Europe」「TCR Middle East」や各国選手権の「TCR UK」「TCR Portugal」「TCR Benelux」をサポートすることが決定している。

なお「ADVAN」ブランドは1978年に第1弾商品「ADVAN HF」を発売してから今年誕生40周年を迎えた。