ヤマハ発動機、大マジメに空想した会社紹介映像「(未来の)ヤマハはつくります」編を2月21日公開


ヤマハ発動機株式会社(本社:静岡県磐田市、社長:柳弘之、以下、ヤマハ発動機)は2月21日、新しい会社紹介映像を公開した。このムービーに登場する様々なモビリティは、同社によると、「私たちがこれからつくってゆきたいものを想像したものです」と語っている。

同社は、「それは、もっと人の気持ちを動かすものだったり、できなかったことを形にしたり、生活をもっと豊かにするものだったり。どんなに技術が進化しても、根底にあるこの思いは変わりません。

あと10年か、あと50年か、あと100年か、このムービーのような世界が実現しているかもしれません。

当社がひとまわり先、ふたまわり先に目指していそうなもの、つくっていそうなもの、そしてそれらが存在する世界をCGで表現した映像作品を創りました。ぜひ一度ご覧ください」と閲覧を呼び掛けている。

なお登場するモビリティなどを含めた同社の詳細や、会社紹介映像は以下のURLリンクから閲覧できる。
https://global.yamaha-motor.com/jp/profile/movie/ 

1889年、山葉寅楠(やまは とらくす)によって創業された「合資会社 山葉風琴製造所」。そして「日本楽器製造 株式会社」へ。

そして1954年・当時の日本楽器、川上源一社長から世界で最も美しい2輪車を目指せと開発指令が下る。

そこから派生し、オートバイの製造を開始して今年、創業130周年を迎える同社。そんな現在のヤマハ発動機が大マジメに未来に夢を馳せ「つくりたい、将来のヤマハ製品」が登場する。

そこに登場する未来のモビリティは以下の通り

FSR(For the Sky and Road)
サイズ:全長3,485mm 幅1,077mm 高さ1,294mm 1人乗り
フロント二輪で安定感した走行性を実現、飛行することもできるモビリティ。新しい動力システムは大気中の二酸化炭素(CO2)をエネルギーとするため、燃料源は無尽蔵で地球温暖化対策にも貢献する。

Talaria
サイズ展開:22~30cm (5~12インチ)
一般的な人の走るスピードやジャンプ力をはるかに越えることのできる、ウェアラブルな身体能力増幅装置。スケールの大きな立体的な動きや速さを得ることで、見たことのない新しい世界を体験することができる。

JW GvT
サイズ:全長650mm 幅780mm 高さ740mm 1人乗り
独自のバリアフリー機能を備えた椅子型モビリティ。起伏や段差など走行路面の状況に左右されず、座ったままストレスフリーに移動ができる。

Mobicube
サイズ:全長6,446mm 幅3,427mm 高さ2,894mm
個々の独立した部屋でありながら空間を自由に移動できるキューブ型モビリティ。複数の部屋が合体することにより、どこでも誰とでもダイレクトなコミュニケーションができる集合型移動体。

Delphinus
サイズ:全長3,670mm 幅1,307mm 高さ1,008mm 1人乗り
人が、海洋の生物たちと一緒に泳いだり移動したりすることができる新感覚モビリティ。動物の動きを研究し、モビリティとしての可能性を追求。イルカの海中での俊敏で滑らかな動きをする筋肉の動きや皮膚表面の構造を研究した。

Acino TR
サイズ:全長4,050mm(尻尾込み) 幅820mm 高さ1,500mm 2人乗り
人が、大自然の中で生きる動物たちと一緒に走ったり移動したりすることができる新感覚モビリティ。動物の動きを研究し、モビリティとしての可能性を追求。チーターが獲物を狙うときの、鋭く滑らかで無駄のない筋肉や骨格の動きを研究した。

Taiyo C
サイズ:全長1,150mm 幅1,150mm 高さ1,190mm 1人乗り
AIを駆使した半自動操縦システムと新しい動力源により、誰でも安心して操作できる球体パーソナルモビリティ。子どもたちの好奇心の領域を空にも広げる、ワクワクドキドキ楽しい乗りもの。

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