日産の販売店に着任した「Pepper」が、様々なお仕事に挑戦するムービー公開

日産自動車株式会社（本社：神奈川県横浜市西区、社長：カルロスゴーン）が昨年12月17日から、自社の販売店「レディー・ファーストショップ」のマスコットとして配属した人型ロボットのPepper（ペッパー）たち。同社オリジナルのアプリケーションを搭載して、上記同日より本格的な顧客対応を開始した。

今回、そんなPepperのうち、店舗に配属前の１体のPepperが、事前のトレーニングに励む様子『Pepper Job Training（ペッパージョブトレーニング）』や、配属先の活躍ぶりを映像化した『とあるPepper 配属先の山形から』の２本をリリースした。

『Pepper Job Training ペッパージョブトレーニング』
映像尺：1分27秒
URL：https://youtu.be/lhETynZMSrw

配属初日を目前に、事前トレーニングを終えた後、Pepperが実店舗で奮闘する姿は、以下の『とあるPepper 配属先の山形から』篇で描かれている。

またムービーの公開にあたり、日産自動車は「100体一斉導入」という先進的な取り組みをしている企業として、Pepper導入後、販売店から取得したアンケート結果も公表している。

『とあるPepper 配属先の山形から』
映像尺：1分42秒
URL：https://www.youtube.com/watch?v=GKA5UdtDdWs

今回、配属店を対象に実施したアンケートによると、配属先販売員の満足度は90%（n=68名,52店舗）、また来店した訪問客のうち84%（n=224名,22店舗）から満足との評価を得ている。

Pepper達が、実際にどのような利用シーンで活用されているかの質問に対して、最も多かった回答は「子どもの遊び相手」（94％ / Pepperが活用されている店舗のn=66名）だった。

他にも「待ち時間を短く感じた（82％）」、「居心地がよかった（77％）」、「再来店したいと思った（71％）」などの感想を得ている。

また実店舗の販売員からは、「Pepperが話し続けているので、ショールームに賑わい感が出た。（鹿児島）」や、「お子様連れでの商談がスムーズにいくようになった。（山口）」、「点検で長く待たれる方も、Pepperとお子さまが遊んでいることでゆっくりできる。（滋賀）」などの声が聞かれた。

調査方法：Pepperを導入した「日産レディー・ファーストショップ」及びお客様へのアンケート調査。
調査期間：2016年1月25日〜2月5日
有効回答：「日産レディー・ファーストショップ」販売員 n=68名（52店舗）お客様 n=224名（22店舗）

昨年末のPepperたちの「配属式」の様子は、下記URLより閲覧できる。