ワンリータイヤ、「D1グランプリ」2017年シリーズ連覇に向けて新タイヤと新車両を国内初披露


中国に本社拠点を置くワンリータイヤ。2017年も「厳しく、そして真面目な日本市場」に挑む

中国に本社拠点を置く4輪タイヤのワンリータイヤ(万力車胎・Wanli Tire Corporation Limited. 、本社:中国広州市、代表者:頼燕山<ライ ヤンシャン>)は、東京オートサロン2017(幕張メッセ)に出展し、 2017年のD1グランプリ連覇に向けた新車両コルベットと、新タイヤ「SR390」を初披露した。

また、総販売代理店トレジャーワン・カンパニーとの協業による販売計画も発表した。

頼総経理は、「2016年は、日本の、きびしく、真面目な市場に挑めるタイヤ『SR390』を齋藤太吾選手とともに作ってきました。

今年はそのタイヤで、日本の市場、D1グランプリ2017年シリーズ連覇へと挑みます」と語った。

(中)ワンリータイヤ頼 燕山 総経理(左)プロドリフトドライバー齋藤 太吾 選手(右)日本国内販売総代理店トレジャーワン・カンパニー姜 信英 社長

ちなみにワンリータイヤ(万力車胎)は中国最大手のタイヤブランド。同ブランドは、1988年12月に設立された「広州市華南橡胶輪胎有限公司」傘下にある。

この広州市華南橡胶輪胎有限公司は、中国に於ける国有タイヤ企業で、世界150ヵ国に製品を輸出。先の2014年9月には、1億本目となる「万力 (Wanli)」タイヤをラインオフしている。

中国華南エリアにおけるラジアルタイヤ生産の巨大企業であり、開発・製造製品の7割以上が米国・カナダ・オーストラリア・ベルギー等90ヵ国へ輸出されるという国際企業でもある。

保有ブランドは、今回出展した「万力」 (Wanli)の他に、「新迪」 (Sunny)、「万力星」 (Mlever)の3ブランドを配している。

昨年、日本の市場とモータースポーツへ同時に参入を果たし、モータースポーツに於いては、タイヤにとって過酷なドリフト競技、そしてその最高峰のD1グランプリで斎藤太吾選手とともにD1GP2016シリーズで優勝を果たしている。