UACJ、日興アイ・アールの上場企業Webの業種別充実度ランキング1位に


株式会社UACJ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡田満)のウェブサイトが、12月22日に日興アイ・アール株式会社発表の「2017年度全上場企業ホームページ充実度ランキング調査」で業種別ランキング1位を獲得した。

その結果詳細では、全上場企業3,713社中総合ランキング4位、業種別ランキング1位となっており、総合ランキンで3年連続トップ10位内、業種別ランキングで5年連続で1位となった。

これを受けて株式会社UACJでは、顧客、取引先、株主、投資家、学生、地域社会といった幅広いステークホルダーに、分かりやすく、使いやすく、より多くの情報を提供できるサイトを目指していると謳っている。

また「使いやすさ」を向上させるために、IRコーナーにおいて、株価検索や投資計算機など新たな機能を追加し、さらにスマートフォン等でのアクセシビリティを高める「IRアプリ」も導入しましたことが、「使いやすさ」の評価項目で3,713社中1位の評価を獲得したのだろうと述べている。

総合ランキングでは伊藤忠商事株式会社が、新興市場ランキングでは株式会社トライステージが初の 1 位に輝いている。

ちなみにこの「全上場企業ホームページ充実度ランキング調査」は、163の客観的評価項目に基づき、全上場企業3,713社のホームページについて調査が行われているもの。情報開示の充実度調査と、企業の情報開示に対する意識醸成の促進を目的としており、2003年度に開始して以来、今年度で15回目となった。

なお調査を行った日興アイ・アールは、同ランキング結果が、株式会社日本経済新聞社のコーポレート・ガバナンス評価システム(NEEDS-Cges)の「情報開示・ウェブの充実度」項目における指標判断の一つに採用されていると付け加えている。

同調査概要の要点は以下の通りとなる。

(1) コンセプト
企業ホームページについて、株主、投資家、消費者、取引企業、就職希望者など、企業のステークホルダーが情報を取得し、状況を把握するための要素をどの程度備えているかを調査した。

(2) 対象企業
全上場企業 3,713 社(2017 年 7 月 1 日時点での上場企業とREIT・インフラ投資法人。但し、2017 年 10 月 1 日時点で上場廃止となった企業および東証外国株市場上場企業を除く)

(3) 調査対象
対象企業のコーポレートサイト(商用サイトを除く)

(4) 調査期間
2017 年 7 月~2017 年 9 月
(上記期間内でのリニューアル・内容更新が行われた場合、リニューアル・内容更新前の状態で評価している場合がある)

(5) 評価項目
今年度は、163 の評価項目に基づき調査行った。評価項目は、「分かりやすさ」30 項目、「使いやすさ」33 項目、「情報の多さ」100 項目とし、レイアウト・デザイン・文体等の主観的内容は評価の対象外としました。今後、環境の変化を踏まえ、適宜、評価項目の見直しを行う。

(6) 評価方法
対象企業のホームページごとに各評価項目の有無を調査し、該当項目をカウントした。その該当項目数と全体の平均該当項目数で算出した偏差値を各評価項目の評点ポイントとしている。3 つの評価項目の評点ポイントを平均したものを総合ポイントとし、総合ランキングを作成。ポイントの目安は、偏差値 50 超が平均より上、50 が平均、50 未満が平均未満となっている。