豊田通商、アフリカ最大級の物流網を持つ仏ボロレ社と協業意向書締結


豊田通商株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役社長:加留部 淳、以下、豊田通商)と、アフリカ最大級の輸送・物流網を持ち、通信・メディア事業など幅広い事業を展開する仏複合企業ボロレグループ中核会社Bolloré S.A.(ゼネラルディレクター:シリル・ボロレ(Cyrille Bolloré)、以下、ボロレ社)は、アフリカ及びその他地域での協業を目指し、包括的協業意向書(Letter of Intent)を締結した。

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ボロレ社は、アフリカ46か国に物流網を展開するNo1物流事業者であるとともに、港湾・鉄道運営事業を西アフリカ中心に世界各国で展開。

また、欧州に於いては通信・メディア・広告事業や、EV用電池生産事業などにも取り組んでいます。日本国内では、1977年より物流事業を展開している。

豊田通商とボロレ社は、それぞれの事業分野において、互いがアフリカでの有力なプレイヤーであることを以前より認識しており、今回の協業意向書締結によって両社の確固たる事業基盤を基に、インフラ事業及び物流事業を含む様々な事業での協業体制を構築。

両社のアフリカでのビジネス基盤をより強固なものにしていくとしている。また、この協業体制は、アフリカにとどまらず、グローバルに展開していく。

会社概要
ボロレS.A. (Bolloré)  仏(Euro Next)上場
設立:1822年
代表者:ヴァンサン・ボロレ(CEO)
従業員数:約 5.4万人 (155ヶ国)
業績 (15年12月期):売上 約108億€
事業概要:
物流事業、通信・メディア、 蓄電・ソリューション事業

– THE BOLLORÉ GROUP (ボロレ グループ)-
1822年設立のボロレ・グループは、世界500位以内の企業規模を誇り、ボロレ一族が株式の過半数を所有する上場企業。

世界全体での従業員総数は54,000人を超え、2015年の売上高は108億2,400万ユーロに上る。技術革新と国際的な事業開発に
基づいた多角化戦略により、現在ではグループの3つの事業部門である輸送・物流、広告・通信、畜電ソリューションのそれぞれで強力な地位を確立している。

またこれらの事業活動に加え、50億ユーロ以上におよぶ金融投資の管理にも携わる。

3部門で事業を展開するグループ企業
1. 輸送と物流
– 輸送・物流業界最大手グループのひとつ
– アフリカにおける輸送・物流の主要企業
– 港湾・鉄道運営のトップ企業
– フランスおよびヨーロッパの石油関連物流部門において、強力な存在感を示す
– フランス国内燃料供給の主要企業

2. 広告と通信
– 世界トップレベルの通信企業
– フランスで発行部数第2位の無料日刊紙
– 4G・WIFI事業者

3. 畜電とソリューション
– LMP電池・スーパーキャパシタ
– 携帯アプリ
– 固定アプリ
– インテリジェンスおよびコンサルティング・サービス

※その他出資
Vivendi
Mediobanca
SOCFIN