トヨタ自動車、「人とくるまのテクノロジー展2017横浜」に出展


トヨタ自動車株式会社(本社 : 愛知県豊田市、代表取締役社長 : 豊田章男、以下トヨタ)は、5月24日(水)から26日(金)までの3日間、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される「人とくるまのテクノロジー展2017横浜」(主催 : 公益社団法人 自動車技術会)に於いて、最新の環境、安全技術や将来に向けた取り組み内容について紹介する。

「人とくるまのテクノロジー展2017横浜」に於けるトヨタブースの外観イメージ

主な展示内容は以下の通り

新型プリウスPHV
トヨタはプラグインハイブリッド車(PHV)をハイブリッド車に次ぐ「次世代環境車の柱」として位置付け、2012年1月に初代プリウスPHVを発売、顧客の様々な声を反映しながら、大幅な商品強化に取り組み、今年2月にフルモデルチェンジした。

今回、技術展示物として、新型プリウスPHVのベアシャシーや、従来の駆動用モーターに加え、これまで発電機としてのみ使用していた発電用モーター(ジェネレーター)を駆動にも使う「デュアルモータードライブシステム」、並びに、電池容量を拡大し、大幅なEV走行距離延長につながったリチウムイオン電池などを展示。

また、先進安全技術として搭載された衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」や、路車間・車車間通信を活用した運転支援システム「ITS Connect」、駐車場内での衝突事故被害軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー(ICS)」も映像やパネルで紹介。

新型エンジン・トランスミッション・ハイブリッドシステム
トヨタは「もっといいクルマづくり」の構造改革「Toyota New Global Architecture(TNGA)」により、エンジン・トランスミッション・ハイブリッドシステムを一新し、優れた走行性能と高い環境性能を大幅に進化させた。

新型「直列4気筒2.5L直噴ガソリンエンジン(Dynamic Force Engine)」、新型「8速・10速オートマチックトランスミッション(Direct Shift-8AT、Direct Shift-10AT)」、FR用の新型高性能「ハイブリッドシステム(マルチステージTHSⅡ)」などを展示
将来に向けた取り組み

持続可能な社会の実現に貢献するためのチャレンジ「トヨタ環境チャレンジ2050」や、トヨタが取り組む自動運転の考え方「Mobility Teammate Concept」を映像やパネルで紹介。

また、(株)豊田中央研究所と共同開発している高解像度レーザーレーダーであるSPAD LIDAR(Single Photon Avalanche Diode Light Detection And Ranging)の展示や、実際にそのSPAD LIDARで検出した画像をリアルタイムで大型モニターに表示するデモを実施予定としている。

なお、「人とくるまのテクノロジー展2017横浜」は1 6月28日(水)から30日(金)の日程で、名古屋・ポートメッセなごや(愛知県名古屋市)に於いて、「人とくるまのテクノロジー展2017名古屋」として開催を予定している。

トヨタが全社を挙げて取り組む、クルマづくりの構造改革。パワートレーンユニットとプラットフォームを刷新し、一体的に新開発するなど、クルマの基本性能や商品力を飛躍的に向上させることを目指す。