トヨタ、JC08モード40.8km/Lの新型プリウス発売


トヨタ自動車株式会社(本社 : 愛知県豊田市、社長 : 豊田章男、以下、トヨタ)は、同社のハイブリッド戦略を支えてきたプリウスをフルモデルチェンジし、全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店を通じて、12月9日に発売した。

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A プレミアム“ツーリングセレクション” (エモーショナルレッド) 〈オプション装着車〉

新型プリウスは、歴代3世代を通して実現してきた環境性能に磨きを掛け、「E」グレードでクラス(*1)世界トップレベルの40.8km/L(*2)を実現。

その他の2WD車でも、37.2km/L(*2)を達成し、さらに同世代より新投入するE-Four(電気式4輪駆動方式)車に於いても、34.0km/L(*2)の低燃費を実現。

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A (サーモテクトライムグリーン) 〈オプション装着車〉

上記シリーズ全グレードを通して「平成32年度燃費基準+20%(*3)」を達成すると共に、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(*4)」の認定取得と併せ、「エコカー減税」の免税対象としている。

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A プレミアム“ツーリングセレクション” (2WD) (内装色:クールグレー(設定色)) 〈オプション装着車〉

また今回発表した新型プリウスは、「もっといいクルマづくり」の実現に向けたクルマづくりの構造改革である、Toyota New Global Architecture*5(TNGA)の第1号車でもある。

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A プレミアム“ツーリングセレクション” (2WD) (内装色:クールグレー(設定色)) 〈オプション装着車〉

なおグレード体系は、より低燃費を追求した「E」、基本装備を充実した「S」、衝突回避支援パッケージ“Toyota Safety Sense P”をはじめ先進装備を充実した「A」、さらに「A」の装備に、本革巻きのステアリングホイール・本革シートなどの上級装備を充実させた「Aプレミアム」を設定した。

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その他、「S」「A」「Aプレミアム」には、“ツーリングセレクション”を設定し、215/45R17のタイヤ&アルミホイールや、合成皮革表皮のシート*6などを装備。

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加えて、E-Four車では、「S」「A」「Aプレミアム」ならびに、各グレードに“ツーリングセレクション”を設定している。

*1 ハイブリッド車(プラグインハイブリッド車を除く)での比較(2015年12月現在、トヨタ調べ)。
*2 JC08モード走行燃費。国土交通省審査値。従来型は32.6km/L(Lグレード)。
*3 省エネ法に基づき定められている燃費目標基準。
*4 国土交通省の低排出ガス車認定制度。
*5 トヨタ自動車が全社を挙げて取り組む、クルマづくりの構造改革。パワートレーンユニットとプラットフォームを刷新し、一体的に新開発することにより、クルマの基本性能や商品力を飛躍的に向上させることを目指す。
*6 Aプレミアム“ツーリングセレクション”は、本革シート表皮。

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E-Four (電気式4WDシステム)

【新型プリウスの主な特徴】

  • 低重心パッケージによるエモーショナルなスタイル、先進的で温かみを持たせたインテリア。
  • 最大熱効率40%を実現したエンジンの搭載をはじめ、モーター、トランスアクスル、パワーコントロールユニット、駆動用バッテリーといったシステム全体で小型・軽量化を実現。
  • 低損失化に関しては、約20%の改善を図り、「E」ではJC08モード走行燃費40.8km/Lの低燃費を実現。
  • TNGAの思想に基づくクルマづくりを実施。低重心パッケージに加え、ボディねじり剛性を約60%向上させた高剛性ボディやダブルウィッシュボーンリヤサスペンションの新採用などにより、走る楽しさや快適性が向上。toyota-jc08-mode-40-8km-l-new-prius-launch-of20151209-12
  • 雪道での一般的な走行における発進をアシストすることにより、安定した走りを実現するE-Four(電気式4輪駆動方式)を開発し、プリウス初の4輪駆動として採用。
  • 歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールをはじめ、4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を「A」「Aプレミアム」に標準装備。
  • ITS専用周波数(760MHz)による路車間・車車間通信を活用した運転支援システム「ITS Connect」を設定するなど先進の安全装備を充実。
  • Bi-Beam(バイ・ビーム)LEDヘッドランプ、スマートエントリー&スタートシステムを全車標準装備とした。
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ハイブリッドシステム

【販売概要】
1.販売店 :全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店
2.月販目標台数 : 12,000台
3.店頭発表会 : 12月19日(土)・20(日)
4.店頭試乗会 : 2016年1月9日(土)・10(日)・11(月)
生まれ変わったプリウスの走りをより多くのドライバーが体感できるよう、試乗車を全国のトヨタ販売店にて取り揃えると共に、多くの試乗者の声をWEBサイト< http://toyota.jp >を通じて紹介するキャンペーンを2016年1月9日より展開していく予定。

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【生産工場】
トヨタ自動車(株) 堤工場、高岡工場(2016年9月より生産開始)
メーカー希望小売価格(北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)
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ウェルキャブ S (2WD) 助手席回転チルトシート車“Aタイプ” (サーモテクトライムグリーン) 〈オプション装着車〉

【ウェルキャブ(メーカー完成特装車)】
簡単操作で助手席を回転させ、座面を傾けることで乗降をよりスムーズにサポートする、助手席回転チルトシート車を設定[2016年3月10日発売]

  • ベース車と同等の座面角の実現により、長時間の乗車でも疲れにくく体への負担が軽減。さらに乗車時の目線はドライバーとほぼ同じ高さを確保するなど、快適性を向上させるとともに、よりベース車に近い乗り心地を実現
  • 標準タイプの“Aタイプ”と手動車いす用収納装置(電動クレーン)を装備した“Bタイプ”を設定
  • あわせて、フレンドマチック取付用専用車(タイプⅠ~Ⅳ)も設定[2016年4月1日発売]
    ウェルキャブ メーカー希望小売価格 (北海道、沖縄のみ価格が異なる。単位 : 円)

toyota-jc08-mode-40-8km-l-new-prius-launch-of20151209-21プリウス 車両情報 http://toyota.jp/prius/

プリウス ウェルキャブ車両情報 http://toyota.jp/prius/welcab/